ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「それで、404の様子はどうだ?」
「様子はどうだも何も、大変だよー」
机に突っ伏している40を横目で見つつ、書類を進める
「仕方ないだろう、お前の妹分が身体自体を変えているのだから」
「それはわかるけどさー。 416は指示に従ってくれるけど、何考えているかわからないし、G11は寝てるし、まともなのは9だけ......」
「あれがまともと言えるのはどうかと思うが」
毎回毎回終末を起こす時に俺に剣を借りに来る9だが、動けないイントゥルーダに笑顔で剣を振るっている。 とは言え、それ以外は割とまともか
「シーア、この書類だがまとめておいてくれ」
「わかりました。 この書類が終わり次第まとめますので、そのまま置いておいて頂ければ」
「頼んだ。 それで、416の方は?」
シーアに終わった書類の整理を頼み、俺は違う書類に手を付けながら40に404の内情を聞く
「さーねー。 さっきも言った通り、指示には従ってくれるけど喋らないから。 でも、何か考えてるのは確か。 9に聞いても、何も言わないんだって。 ただ、部屋では考え込んでいることが多くなったみたい」
「なるほど。 あぁそうだ、お前の妹分だが、もう少しかかるらしい。 そうだったよなシーア」
「はい。 デールが言うには、40さんもですが、特殊な人形だそうですから、調整に時間がかかると」
「そう言う事らしい、もう少し404の方は頼むぞ」
「うぅ、ラジャー」
「それでアルケミストの方は?」
俺がそう切り出すと、体を起こしタブレットを弄る40
「ま、パトロールの時に色々ばら撒いて来たから、情報は集まると思うよ」
「頼む、S9の時もおちょくってくれたからな、いい加減教育してやらんとな」
~416視点~
この頃45が何を考えているのか分からない。 いえ、何を考えているのかよくわからないのは昔からだけど。 隊に何の相談もなく勝手に体を変えるなんて。 9が言うには、指揮官と取引をしたそうなので代金の心配はないらしい。 とは言えそれは、あの危険な指揮官の下に着くということになる。 あんな指揮官の下についたら、命がいくつあっても足りない
「ねぇ416、何を考えているの?」
「・・・・・・」
話しかけてきたのはUMP9。 この頃よく話しかけてくるが、大方40や指揮官に何か探ってくるように言われたのだろう
「まさか、この基地を出て行こうなんて考えてないよね?」
「・・・・・・別に、そんなこと考えてないわよ」
コイツはたまに鋭い。 可能性の一つとして考えてはいた。でもなかなか踏ん切りがつかないのは、私がこの隊を気に入っているからなのか、それとも......
~416視点 end~