ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第83話

「それで、404の様子はどうだ?」

 

「様子はどうだも何も、大変だよー」

 

机に突っ伏している40を横目で見つつ、書類を進める

 

「仕方ないだろう、お前の妹分が身体自体を変えているのだから」

 

「それはわかるけどさー。 416は指示に従ってくれるけど、何考えているかわからないし、G11は寝てるし、まともなのは9だけ......」

 

「あれがまともと言えるのはどうかと思うが」

 

毎回毎回終末を起こす時に俺に剣を借りに来る9だが、動けないイントゥルーダに笑顔で剣を振るっている。 とは言え、それ以外は割とまともか

 

「シーア、この書類だがまとめておいてくれ」

 

「わかりました。 この書類が終わり次第まとめますので、そのまま置いておいて頂ければ」

 

「頼んだ。 それで、416の方は?」

 

シーアに終わった書類の整理を頼み、俺は違う書類に手を付けながら40に404の内情を聞く

 

「さーねー。 さっきも言った通り、指示には従ってくれるけど喋らないから。 でも、何か考えてるのは確か。 9に聞いても、何も言わないんだって。 ただ、部屋では考え込んでいることが多くなったみたい」

 

「なるほど。 あぁそうだ、お前の妹分だが、もう少しかかるらしい。 そうだったよなシーア」

 

「はい。 デールが言うには、40さんもですが、特殊な人形だそうですから、調整に時間がかかると」

 

「そう言う事らしい、もう少し404の方は頼むぞ」

 

「うぅ、ラジャー」

 

「それでアルケミストの方は?」

 

俺がそう切り出すと、体を起こしタブレットを弄る40

 

「ま、パトロールの時に色々ばら撒いて来たから、情報は集まると思うよ」

 

「頼む、S9の時もおちょくってくれたからな、いい加減教育してやらんとな」

 

~416視点~

 

この頃45が何を考えているのか分からない。 いえ、何を考えているのかよくわからないのは昔からだけど。 隊に何の相談もなく勝手に体を変えるなんて。 9が言うには、指揮官と取引をしたそうなので代金の心配はないらしい。 とは言えそれは、あの危険な指揮官の下に着くということになる。 あんな指揮官の下についたら、命がいくつあっても足りない

 

「ねぇ416、何を考えているの?」

 

「・・・・・・」

 

話しかけてきたのはUMP9。 この頃よく話しかけてくるが、大方40や指揮官に何か探ってくるように言われたのだろう

 

「まさか、この基地を出て行こうなんて考えてないよね?」

 

「・・・・・・別に、そんなこと考えてないわよ」

 

コイツはたまに鋭い。 可能性の一つとして考えてはいた。でもなかなか踏ん切りがつかないのは、私がこの隊を気に入っているからなのか、それとも......

 

~416視点 end~

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