ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第84話

「それでは、今回の作戦の概要を説明する」

 

食堂に基地に所属している人形全員を集め、作戦会議を始める。 

前の基地は色々と施設が広く、会議室等でやっていたのだが今回の基地は狭くて無理だったので、食堂になった。 

まぁ、通常業務をさぼることになるが、どうせパトロールの範囲なども被っていることだし、大した問題でもなかろう。

食堂の壁にプロジェクターで映し出した映像を元に説明をしていく

 

「今回のターゲットはこの鉄血のハイエンドモデル、アルケミストだ。 M1918は勿論のことだが全員見たことはあるだろう?」

 

「ウチの基地で珍しく逃したハイエンドモデルです!」

 

スコーピオンが勢い良く手を上げ、そんな事を言い出す。 いや、あってはいるが...... 全員から苦笑が漏れるが、咳払いをして空気を引き締める

 

「んんっ! スコーピオンの言ったことはさておき、ここのS8地区、前に所属していたS9地区にて度々ちょっかいをかけてきたハイエンドモデルだ」

 

S9地区ではせっかく構築した防衛ラインを崩してきたり、前の秘密基地襲撃の際は増援を出してきたり、このS8地区ではチョロチョロしていたりと色々なちょっかいをかけてきた。 とは言え、その放浪癖が今回仇になったわけだが

 

「こうやって基地の全員を集めたと言うことは」

 

スプリングフィールドが静かに手をあげ、質問してくる。 俺はそれに頷き、言おうとしていた事を言う

 

「その通りだ。 奴の潜伏先はいくつかあったが、その全てを補足した。 そして今、奴はこのS8地区とS9地区の境界付近に潜んでいる」

 

最初に映し出した映像とは違う映像が映し出される。 それはここS8地区とS9地区の地図で、俺はアルケミストが潜んでいる地点を指す。 だが、俺の指した地点を見て首を傾げるものがいる

 

「ねえ指揮官、そこって私達のパトロール範囲内だし、他の基地の人形もパトロールしてたはずよ?」

 

「その通りだWA2000。 だが、ウチの基地も他の基地も四六時中パトロールしているわけではあるまい? パトロールの間に他の潜伏先に行けば済む話だ」

 

シーアに目で合図を送ると、他違う地点に印が出てくる。 点が数個表示される。 これが、アルケミストの他の潜伏先だ

 

「このようにいくつかの潜伏先があるものの、距離が近い。 そこで今回の作戦だがこの潜伏先を全部潰し、アルケミストを撃破する。 このすべての潜伏先の破壊だが、40の指揮する404にやってもらう。 とは言ってもUMP45はまだ調整には時間がかかっているので、40がリーダーだが。 そして、ほかの部隊にはアルケミストを追い詰めるのと、この近辺でST AR-15の痕跡が発見されたから、エルピーダ指揮官の指揮する人形と捜索をしてもらいたい」

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