ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
作戦は終了し、報告書の山も崩し終わり通常の業務に戻ったウチの基地。 とは言え、それで終わるわけがないのもウチの基地だ。
捕獲したアルケミストは一度バラシ、40が解析をかけている。 アルケミストのテレポートの解析をしたいそうで、俺が許可を出しやっている。
テレポートが解析できれば、グリフィンというよりI.O.P.製の人形が使えるようになれば、ウチの基地の戦力が飛躍的に上がると考えたからだ。
まぁそもそも、テレポートなぞ俺もできるからあまり関係ないのだが。 AIの方も着々と書き換えが行われており、40曰く忠実な兵器になってくれるだろうとの事。 ウチの基地としてはそんなところか。 どうせ功績なぞ、このS8地区を統括している指揮官にくれてやったのだから、どうでもいいしな。 自由に行動していたのは、功績を交換条件にしていたからだ。
今回で一番被害を受けたのが、エルピーダ指揮官だろう。 預かっているAR小隊はST AR-15がウイルスで抜け、隊長であるM4A1使い物にならない。 残ったM16A1やM4 SOPMOD IIはウイルスに感染したST AR-15と接触したため、M4A1と一緒に隔離だ。 統括している指揮官も今回の失態を庇うつもりは無いので、何処かに飛ばされるのが濃厚と言ったところが
「さて、どうしたものか」
「どうしたものかじゃない!直すのかなり大変だったんだからな!」
俺の呟きに、横に居るデールがキレる。 今、別の意味で頭を悩ませているのが、このベットで寝ている人形、ST AR15だ。 エルピーダ指揮官に捜索を頼まれるも、そんな戦力はなくどうしたものかと悩んでいるときに姿を現したのは改修を終えたUMP45だった。 ちょうどリハビリに良いだろうとM4A1の捜索を命じたところ、拾ってきたのがこのST AR-15
「さっきも説明したが、I.O.P.のハイエンドモデルだ、僕も直したことがない。 幸い僕の手持ちのパーツに代替え可能なパーツがあったからよかったが、最早別の人形と言っても過言じゃない。 まぁ、僕が直したんだから何の問題もないがな!」
「ご苦労、代金の方は払っておいたからもういいぞ」
「・・・・・・正直な話、どうする気だ?」
「どう、とは?」
それまでの雰囲気から一転、真面目な様子になる。 俺は話が見えず聞き返す
「このST AR-15のことだ。 グリフィンはこの人形を血眼になって探してる。 本部に引き渡せばどうなるかわかってるだろう?」
「本人次第だ。 どちらにしろ、直した代金分は働いてもらうがな」
「はぁ...... お前らしいな」