ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
見た瞬間「ヒェッ」っと言いましたが
これからも頑張りますので
第90話
結局ST AR-15はこの基地から去った。 いや、去ったというのは正確ではないか。 UMP45が紹介した仕事に就いたようだ。 ここにいるよりマシだと思ったのか、それとも律儀に金を返す気になっているのか。 まぁ、気長に待つとしよう。
話は変わるがこのS8地区もアルケミストが居なくなり、元の情愛に戻った。 S9地区も同様で、破られた防衛網も修復し、元の安全な地区に戻った。 とは言え、エルピーダ指揮官や俺が抜けて、新しく統括指揮官はきたものの、そこそこのキャリアをがある指揮官とは言え、地区に所属する指揮官のほとんどは新人たちだ、少し実力に疑問が残る。だが、俺はもうS9地区の所属じゃないし、アルケミストの件も片付いた。 もう俺もここにいる必要はないだろう。 そんな訳で、また基地を移動する事になった。 今度の地区はS5地区。 雪が積もり少し寒い地区だ
「どっせい!」
「やったなー!」
荷物の搬入も終わり、前回の経験を活かして、基地機能を素早く復旧出来たため自由時間にしたら40が外に飛び出して行った。 その後を追えば、何故か40と9が雪合戦と興じていた。 とは言ってもその雪合戦、投球が早すぎて雪玉が見えてないのだが
「はぁ...... 一応言っておくが、他の人形や人間も居るんだ、気をつけてやるんだぞ」
「勿論!」
「わかってるよ!」
返事だけはいい二人に頭が痛くなりつつ、雪合戦を監視する。 一応通行人などが居たら危ないからな、そのための監視だ
「お暇なんですね、指揮官」
「言ってくれるなUMP45」
二人を監視していると、気配を消して迫ってきたUMP45が嫌味なことを言ってくる。 一応言っておくが、自由時間にしているのだから暇でも問題ないのだが
「やり始めたのは、お前の姉貴分だ。 そこにいつの間にか、妹分まで加わってこうなっているんだが?」
「でも、私のせいじゃないですよね?」
笑いながら聞いてくるUMP45にイラッと来たものの、スルーして用件を聞くことにする
「で、何用だ? お前のことだから俺とおしゃべりしに来たわけでもあるまい?」
「流石指揮官。 シェルターを貸してもらいに来たんだけど」
「なるほど。 そう言えば、まだ司令室にセットしていなかったな。 セットしに行きたいが、あの二人をやめさせないとな。 一応、通行人がいたら危ないと思ってここに居たんでな」
「あぁ、そう言う事だったんですね。 なら二人を、ぶっ!」
「あ」
「やば」
どういうわけか、こちらに雪玉が飛んできた。 その飛んできた雪玉はUMP45の顔に当たる。 飛んできた方を見れば、固まっている40と9
「・・・・・・」
沈黙が流れる。 先に口を開いたのは、UMP45だった
「それで? どっちが投げたの?」
「よし!」
「逃げよう!」
「待ちなさい40、9!!」
「はぁ......」
こうしてUMP姉妹の鬼ごっこが始まった