ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
「なんだ、もう始まっているのか」
作戦会議を終え、直ぐに準備を済ませ出発したのだが、間に合わなかったようだ。
部隊が所定の位置についたと言う連絡が来たので件の施設を見てみると黒煙が上がっていた。 中のM4A1が目的だとすると、突入も始まっているだろうしな
「404と40は予定を変更して中に突入しろ、敵は多いだろうがお前達ならやれるだろう」
『了解!』
次に通信するのは、それぞれの持ち場で待機している部隊にだ
「第一、第二、第三部隊は周りの敵を片付けろ。 余り狭くて暗いところで戦闘というのも得策じゃないからな」
『アコナイト指揮官』
伝達をしていると、それを遮るようにシーアからの通信が入る。 どうやら予想外のことが起きたらしい
「シーアか、何かあったのか?」
『敵の増援が続々とその施設に向かっています。 このままでは挟み撃ちにされます!』
「了解した、シーアは引き続き指揮をしているはずのハイエンドモデルの捜索をしてくれ」
『了解しました』
シーアとの通信を切り、さっき通信をしていた待機している部隊に切り替える
「聞いていたな? 少し作戦を変更する、第一部隊は俺と共に敵増援部隊の排除だ。 第二、第三部隊は少し辛い戦いになると思うが、最悪施設内に突入されても404と40が控えている。 被弾を少なく、敵の数を減らす事を第一に考えろ」
『了解!』
「では、作戦を開始する」
通信を切り走り出す。 今回は拠点で指揮ではなく前線に出ている。 敵の数が多いこともあるが、たまには俺も暴れたい。 それに指揮ならば、シーアも勉強しているのでそれなりに出せるしな。 まだ、あまり時間が経っていないのにもかかわらず増援を出してきたということは、こちらを監視している者がいるはずだ。 なので本気は出せないが、暴れられれば十分だ。 通信している間に、敵がぞろぞろと現れ始める
「さて、始めるとするか」
安物の剣を掲げ、近場の鉄血人形に切りかかる。 安物の剣と言えどGuardの盾を切り裂き、鉄屑に変える。 次々と切り裂いて行くも、敵に数は減らずそれどころか増えている
「俺に気が付いて? いや、それもあるが単純に敵が増えているな。 増援を何とかしなければ、第一部隊はいいとして、第二第、三部隊の弾が尽きるな」
レッグホルスターからハンドガンを抜き、引き金を引き続ける。 ここまでくると魔法で吹き飛ばしたくなるが、誰に見られているかわからないので我慢する。 それとも
『アコナイト指揮官、敵ハイエンドモデルが見つかりました!』
「ふむ......」
直接ハイエンドモデルを捕獲しに行ってもいいが、この敵の数だ。 それに、さっきのような統率された動きではなくなっている。 隠れていたハイエンドモデルが出てきたことを考えると、指揮をしているものは今はいないはずだ
「ハイエンドモデルの近くに部隊は?」
『それが...... エルピーダ指揮官の部隊が』
「ここまでくると、仕組まれているんじゃないかとも思うが...... なら、ハイエンドモデルの事はエルピーダ指揮官に任せるとしよう。 こちらは敵の殲滅をする。 シーア、敵の増援は?」
『止まっています!』
「なら、今いる敵を倒せば終わりだな」