ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
作戦は終了。 とある施設、いや監視施設でいいか。 監視施設はかなりダメージを受けたものの、404+40や施設に向かおうとする増援を叩く、第一から第三部隊のおかげで、人的被害殆ど出なかったようだ。 それはもちろん人形も含めてだ。 ただ、深刻なダメージを負った者がいる。 AR小隊の隊長である、M4A1だ。 別に外傷等がある訳ではないのだが......
「助かりました、アコナイト指揮官」
「いえ、偶然ハイエンドモデル信号をキャッチしましたので、殲滅しに来ただけですから」
それはもう、酷いくらい落ち込んでいるのはエルピーダ指揮官だ。 元から低かった背が更に低く見える。
エルピーダ指揮官からAR小隊が離れ数日後にはここに異動してきたらしい。 そこそこ長くこのS5地区居たのに、それなのに気が付かなかったなんて、と落ち込んでいるらしい。 いやまぁ、40が作った高機能のドローンですら掻い潜って潜んでいあのだから、グリフィン製のドローンでは仕方ないと思うのだが。 そもそも、この監視施設の責任者はエルピーダ指揮官ではないのだ、責任があるならこの施設を管理、運営していた者だろう。 とは言うものの、パトロールをしていたのだからとか、この間倒した小隊はとか言い始める。 正直言って、気にしすぎだと思う。 ミスなんぞ誰にでもあるし。 だが、それを言っても意味はないだろう。 早めに話を切り上げ、ヘリに乗る事にした
「いやー、それにしてもかなり参ってたねエルピーダ指揮官」
ヘリに乗り込み、離陸すると隣に座っている40が話しかけてきた
「それもそうだろう。 元とは言え、自分の部隊のものがあんな調子ではな」
敵を殲滅し周囲の安全も確保できたので、施設に部隊を迎えに行くと、ちょうどよくM4A1の搬出に立ち会ったのだが、最早廃人だった。 一瞬ではあったものの、目は虚でどこを見ているかわからないし、ぶつぶつ独り言を言っていた
「ま、確かにね」
「あそこから立ち直れるかは本人次第というところだな。 とは言え、落ち込んでいる暇もないだろうよ、本部はかなり彼に期待しているようだからな。 AR小隊、M16A1とM4 SOPMODⅡだが、感染は確認されなかったようだから、前線に復帰。 そして新人一人を加えて三体がホープ指揮官の指揮下に入るようだしな」
「また忙しくなりそうだね」
「さて、それは鉄血の動き次第だろうよ」
そんなことをしゃべりつつ、空を見上げる。 作戦もだいぶ長引いたためか、もう陽は沈み星が出始めていた