ドールズフロントライン(仮) 作:サクサクフェイはや幻想入り
作戦から次の日、基地は休みとなっている。 とは言え行くところのないこのS5地区、ほとんどの人形が基地内でまったりしているようだ。 俺はそんな中まったりともいかず、司令室に詰めていた。 と言うのも、撤退の際のひと悶着の話を聞くためだ
「で? 何があったんだ?」
「・・・・・・」
元凶である416を呼び出すも、答える気すらないのかこちらを見ない。 暇な奴、40とFALのことだが、これには苦笑いだ。 天井で殺気を放っているやつがいるものの、本人が気が付いている様子はない。 仕方がないので隊長であるUMP45に視線を向ける
「M4を救出する時に少しもめたのよ」
ヤレヤレみたいな表情をするUMP45。 9に視線を向ければ、頷いていることから本当だろう。 そう言えば、40が言っていたな416はAR小隊に並々ならぬ因縁があると
「詳しく話せ、UMP45」
「ちょっとした口論になったの、AR小隊とか呼ばれているのに、このざまとか、その程度の実力なのとか、まぁ、416が喧嘩を売るようなことを色々、ね。 いつもなら、言われた本人M16だけど、とりあわないんでしょうけど状況も状況だったから、ガチの殺し合い一歩手前だったわ。 40や私が気を失わせたからよかったものの、そうじゃなかったらやられていたわよ416?」
何時もの小ばかにしたような言い方ではなく、割と本気で心配しているような声だったが、416は受け流しているようで、相変わらず顔をそらしたままだ
「その様子では反省の色なしか。 エルピーダ指揮官が何も言ってこないところを見ると、こちらに遠慮してるのか、言うのをためらっているのか...... まぁ、文句を言うことが出来ないほど忙しいかのどれかだろう。 とは言えだ」
そこでいったん言葉を切り、天井を見上げる。 特に意味はないのだが、言いたいことをまとめ、再び正面に向き直る
「問題を起こしておいてそのままとはいかんな」
その言葉で初めてこちらを見る416。 何か言いたそうにしているので発言を許可する
「問題行動と言うのなら、貴方の方が起こしているのではないかしら指揮官」
「残念ながら、起こしていたとしても証拠がないのでな。 それに、
「・・・・・・」
「一応言っておくが、お前たちは本部が派遣して俺預かりになっている。 そして、極力干渉をしないということは、お前たちはもはやウチの正式な所属になるということだ。 故に俺が処分を下しても、問題ないわけだ」
見るからに悔し気な顔をしている416