ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第96話

作戦から次の日、基地は休みとなっている。 とは言え行くところのないこのS5地区、ほとんどの人形が基地内でまったりしているようだ。 俺はそんな中まったりともいかず、司令室に詰めていた。 と言うのも、撤退の際のひと悶着の話を聞くためだ

 

「で? 何があったんだ?」

 

「・・・・・・」

 

元凶である416を呼び出すも、答える気すらないのかこちらを見ない。 暇な奴、40とFALのことだが、これには苦笑いだ。 天井で殺気を放っているやつがいるものの、本人が気が付いている様子はない。 仕方がないので隊長であるUMP45に視線を向ける

 

「M4を救出する時に少しもめたのよ」

 

ヤレヤレみたいな表情をするUMP45。 9に視線を向ければ、頷いていることから本当だろう。 そう言えば、40が言っていたな416はAR小隊に並々ならぬ因縁があると

 

「詳しく話せ、UMP45」

 

「ちょっとした口論になったの、AR小隊とか呼ばれているのに、このざまとか、その程度の実力なのとか、まぁ、416が喧嘩を売るようなことを色々、ね。 いつもなら、言われた本人M16だけど、とりあわないんでしょうけど状況も状況だったから、ガチの殺し合い一歩手前だったわ。 40や私が気を失わせたからよかったものの、そうじゃなかったらやられていたわよ416?」

 

何時もの小ばかにしたような言い方ではなく、割と本気で心配しているような声だったが、416は受け流しているようで、相変わらず顔をそらしたままだ

 

「その様子では反省の色なしか。 エルピーダ指揮官が何も言ってこないところを見ると、こちらに遠慮してるのか、言うのをためらっているのか...... まぁ、文句を言うことが出来ないほど忙しいかのどれかだろう。 とは言えだ」

 

そこでいったん言葉を切り、天井を見上げる。 特に意味はないのだが、言いたいことをまとめ、再び正面に向き直る

 

「問題を起こしておいてそのままとはいかんな」

 

その言葉で初めてこちらを見る416。 何か言いたそうにしているので発言を許可する

 

「問題行動と言うのなら、貴方の方が起こしているのではないかしら指揮官」

 

「残念ながら、起こしていたとしても証拠がないのでな。 それに、本部(向こう)はこちらへの干渉を極力しないという取り決めもあるしな」

 

「・・・・・・」

 

「一応言っておくが、お前たちは本部が派遣して俺預かりになっている。 そして、極力干渉をしないということは、お前たちはもはやウチの正式な所属になるということだ。 故に俺が処分を下しても、問題ないわけだ」

 

見るからに悔し気な顔をしている416

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