ドールズフロントライン(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第97話

「さて、少々煩いがいいだろう」

 

シェルター内は相変わらずドラゴンの唸り声と悲鳴が響いているが、いつもの事なので捨て置く。 武装させた416と降りてきた訳だが、かなり警戒している。 まぁ、当たり前か。 前回ここに来たときは9に終末を起こさせた訳だしな、警戒するのも当たり前か

 

「・・・・・・私を処分するつもりですか?」

 

とうとう耐えきれなくなったのか、本題に入ってくる416。 その問いに俺は笑みを深める

 

「まぁ、ここでは証拠も何も残らないから都合がいいと言えばいいがそうではない。 それに、最初から処分するつもりなら武装させる必要はないからな」

 

「なら、なんでここに?」

 

気味が悪そうに辺りを見回しながら、俺に聞いてくる416。 ふむ、別にいいかとも思ったが、煩いのは確かか。 四次元ポケットからハウスボードを取り出し、シェルター内を少しいじる。 と言っても、今いるところと、音の発生源を仕切るために壁を設置するだけなのだが。 それを済ませるとハウスボードを四次元ポケットの中にしまい、話に戻る

 

「相変わらずよくわからない力を......」

 

「なに気にするな。 さて、先程の質問だが、半分正解で半分不正解だ。 お前を処分するかどうかはお前次第と言うことだ。 ここに移動してきたのは、その方が都合がいいからってだけだ」

 

「ッ!」

 

「まったく、なんの躊躇いもなしに撃ってくるとは...... まぁ、銃弾くらいで死にはしないが」

 

俺の話を聞き即座に発砲してくる416。 こうなるであろうことは分かっていたので、俺は銃弾を弾き飛ばす。 念のため一人で来てよかったと心底思った。 この光景を見たら40や9A-91が見たら、416に何をするかわからないからな。 

 

「化け物め!!」

 

無駄だとわかったのか、接近戦を挑んでくる。 だが、腕を捻り地面に押し倒す

 

「よく言われる。 まぁ、落ち着け416。 俺はお前たち404小隊を買っているんだ、だからただ処分するのはもったいないと思ってな。 まぁ、結局お前次第だが」

 

「・・・・・・」

 

「少し気になってな、お前がM16A1やAR小隊に何故そんなにこだわるのか」

 

「いきなり何を」

 

押さえつけられながらも、こちらを殺さんとばかりに睨む416。 それをスルーしつつ、気になったことを聞く

 

「M16A1については分かる。 40から話を聞いたしな、AR小隊に関しても、お前が持っている銃に関係することだろう。 他の戦術人形でも同じような人形がいたからな。 だがその中でも、お前は特にだ」

 

「黙れ......」

 

「過去の作戦の事を気にしているのか? それとも......」

 

「黙れ!!」

 

再び暴れ始めるが、俺に力でかなうはずもなく、暴れるだけに終わる

 

「まぁ、そこまで言うなら黙るが一つだけ。 お前は何時まで過去にこだわっているつもりだ? お前と同じ様な境遇に居たUMP45は未来に目を向け始めたぞ、お前や小隊メンバーを守るために」

 

「・・・・・・」

 

俺の言葉を聞き、身体から力が抜ける416。 それを確認して、俺は拘束を緩め、ハウスボードを使いシェルター内をもとに戻す。 さて、416はこれからどうするのか

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