おはこんにちばんわ。今日もお兄様の物語を続けていきたいと思います。
さてエスペラントとなった事でお兄様も晴れて准将となりました。将官になった事でこれまでの任務に【部隊教練】、【部隊整備】が加わるようになります。【部隊教練】をやると部隊の【練度】を上げることが出来、【部隊整備】を行うと部隊の【士気】を挙げる事が出来ます。どちらも一定期間やらないまま放置していると自動的に部隊の【練度】と【士気】が下がっていきます。将官ともなるとこれまでのアクションゲー的な戦闘から戦略ゲー的な戦闘となったりするなど、部下を上手く使ったり育てたりする管理者としてのスキルを求められるようになってきます。この辺の判定は例の如く知力と該当するスキル等を持っているかによって判定されますが、お兄様の場合は汎用スキル*1が長きに渡る雌伏の時間で【研究】以外は全てAにまで上がっておりますので、その手のお仕事はもはや十八番と言ってもいいです。汎用スキルに関しては基本的にはAが最大となっており、EXに到達するには特定のイベントをこなさないと到達できないようになっております。ちなみに神祖の皆様は当然のように汎用スキルの全てがEXとなっております。おい、英雄お前ちょっといい加減にしろよと言ってはいますがそういっている彼らも大概です。そしてお兄様も傍から見れば大概です。おっちゃんも大概です。メインキャラはうぷ主のような凡人から見ればどいつもこいつも怪物です。
そんなわけで将官にまでなると割かし戦略シミュレーションゲーム的な要素が強くなります。もちろん敵ネームドキャラとの戦闘の際はこれまで通りのシステムになりますし、アスクレピオスの大虐殺の際は下手に部下を戦わせても手塩にかけて育てたアドラーの未来を担う可愛い部下達が死んでしまうだけですので素のカラテを鍛える事も怠ってはいけません。
え?じゃあせっせと部隊の育成をする必要があるのか?って大有りです。というのも大虐殺の際部隊を自分の援護に回すのかそれとも民の避難や保護に回すのかの選択肢が発生しますが、この際部隊の練度と士気が高ければ高いほど迅速に保護と避難が行われて犠牲者が減ります。それ以前に自分の部隊の育成と管理を怠るような真似をしていれば当然の如く総統やずっ友を筆頭とした改革派の皆様からの評価が下がります。「アレ?アイツともあろうものが自分の部隊をあんな状態にしたまま放置するなんて一体どうしたんだ?まさかとは思うが今の地位に昇り詰めるまでの間にかつての志を失ってしまったのか?」と思われるわけです。まあそれ以前に部隊の練度と士気を挙げておかないと、当然諸々の任務の達成値が下がりますのでとてもじゃないですけどゾディアック隊長になんてなれないんですけどね。
そんなわけでこれからのお兄様はナギサちゃんや家族との交流をやりながら、個人戦闘能力も高めながら、将官として部隊の統率と底上げも行い、血統派の面々にはさも忠実な番犬のように見せたりもするという事をしなければならないわけですね。やる事が……やる事が多い……!
ちなみに将官になった事で所属部隊から副官を選ぶ事が出来るのですが此処は迷わず幼年学校を卒業したばかりのアオイ・漣・アマツちゃんをスカウトします。というのも皆さまご存じの通り、アオイちゃんはかのクリストファー・ヴァルゼライドから「我が誇るべき優秀な副官」と讃えられる位に滅茶苦茶優秀な副官であり、その星辰光も部隊の統率には持ってこいでなおかつ【真に高貴足る者】*2のスキルをお兄様同様に保有している為人間的相性も良く好感度と信頼度も上がりやすいというまさに至れり尽くせりな子です。というわけでいざアオイちゃんをスカウトです。へーいアオイちゃん、お兄様と契約して副官になってYO!
「……准将閣下直々にお声がけ頂いた事、幼年学校を卒業したばかりの若輩者にとっては身に余る栄誉と思っております。本来であればこの身に
質問?勿論良いYO。ちなみにお兄様の好物はうどんだYO。
「ありがとうございます。ではお言葉に甘えましてーーー直截に問わせて頂きます、准将閣下は今のアドラーはどうお想いですか?」
切り込んできましたね。もちろんアオイちゃんにまで偽装する必要はないので此処は本音で応じるべく「否定」と「燃」を選んでおきます。
「……なるほど、閣下の御心は血統派よりはむしろ改革派の側にある。にも関わらず閣下が血統派としてふるまっておられるのは察するに血統派の牙城足るアリエスの掌握を目指しているが故といったところでしょうか」
流石ですね。お兄様の真意を聞くやいなや速攻でお兄様の目的を看破してきました。アオイちゃんの言う通りですので「肯定」と「燃」を選んでおきます。
「副官の任喜んで引き受けさせて頂きます。私も今のアドラーには思うところのある身でしたので、閣下のような方にお仕えできるというのならば軍人としてこの上ない喜びというものです」
アオイちゃんの勧誘に見事成功です。これでアオイちゃんが副官になった事で部隊の運用に於いて各種補正が乗るようになりました。というわけで副官も決まり正式に部隊運営がスタートです。最初の一か月ですがまずはひたすら【部隊整備】をして士気を最大値にまで上げておきます。というのも当然ですが士気が低い状態で訓練をやったところで効率が落ちます。まずは部下を慈しみ部隊環境を整えて部下の心を掴む必要があるわけです。
そして自由行動では傷心のムラサメ大尉に鞭を打つようで申し訳ないですが模擬戦の相手をしてもらいます。何せムラサメ大尉の技量はEX、星辰光を発動させずに白兵戦での勝負に限定すればまだまだ学ぶ事は一杯あります。というわけでムラサメ大尉、相手よろしくね。
「今更私のような旧型がタツヤ様のお役にどの程度立てるかはわかりませんが……それがタツヤ様の望みとあらば、是非もありません」
哀愁が漂う笑みを浮かべながら了承してくれました。すまんな。
そして次の週ですがアオイちゃんが任官したという事はすなわちアマツの誇る戦闘民族朧の最強兵器チトセ・朧・アマツがエスペラントとなったという事でもありますので朧の家に突撃します。此処があの主人公よりも雄々しいと評判の人気投票でメインヒロインを差し置いてヒロイン中トップの順位になったプロット段階では男の予定だった女のハウスね。
「ほう貴官が訪ねてくるとは珍しいな准将、ちょうどいいーーー貴官ならば我が孫もいい刺激を受ける事だろう。もしも良ければチトセに一つ稽古を付けてやってくれぬか?」
何度か任務を一緒にこなして信頼度を上げていた甲斐あって朧家の現当主様の方から渡りに船な提案をしてくれましたね。もちろん断る理由がありませんので「肯定」と「燃」を選んでおきます。
「感謝する。ただし一言だけ忠告しておくがたかだが新任の少尉などと侮らぬ方が良いーーー強いぞ我が孫は。才で言えばこの私をもしのぐほどにな」
知ってる知ってる。セイファート装備した時のステータス解説に実質魔星(意訳)って書かれていてヴァルゼライド閣下亡き後のトリニティ時代だとアドラーの最終兵器みたいな立ち位置だったもんね、おたくのお孫さん。
「お初にお目にかかります、タツヤ殿。貴方の話はお爺様から聞いておりますーーー多くの同胞が腐敗と怠惰に流されている中で毅然と貴種としての務めを果たしている見所のある若者が居ると。こうしてお会い出来て光栄です」
そんなわけで鋼鉄の女時代のチトセネキに完全になっていないチトセちゃん時代のチトセネキです(ややこしい)。何度かチトセネキのお爺様と任務を一緒にして信頼度を上げていたため大分好意的ですね。これがお爺様との交流を深めていなかった場合だと、血統派の腐ったアマツとして見られて慇懃無礼の生きた見本みたいな態度をとられます。ですがお兄様はそうではありませんので、非常に友好的でしばらくは和やかな会話が行われます。
「それでは不躾で恐縮ですが若輩者に御指南頂けるでしょうか?」
そして和やかな会話を済ました途端これである。うーんこの戦闘民族。勿論断る理由はない、というかそれが目的で来ましたので模擬戦の申し出を受けるを選択します。
「感謝致しますーーーそれではいざ尋常に!」
さてそんなわけでチトセネキと模擬戦です。未だ任官したての少尉であるが故に当然ヴェンデッタ時代に比べればまだまだ未熟ですがそれでもすでに攻撃力、防御力、敏捷性がB、技量がAとなっておりエスペラントとしてはご存じ新西暦でも最高峰の資質を持っておりますので滅茶苦茶強いですーーーというかエスペラントとしてのスペックで言うとチトセネキはお兄様より上なので差はほとんどないと言って良いです。お兄様が師匠とやり合っている事で【ムラサメの剣中伝】を獲得しているならばこの時期のチトセネキも【朧の剣中伝】を所持していていっちょ新米少尉を軽くもんでやるか位の気持ちで戦うと普通に負けます。心して挑みます。
「
というわけで初手から星辰光を発動させて全力で行きます。以前もお話した通り基準値と発動値の落差に応じてHPが減っていくため基準値と発動値の落差が2以上ある場合は切りどころを考えなければいけませんが、お兄さまの場合は基準値B発動値Aで落差が一つしかなく、ほとんど無視して良いレベルですので基本的に初手ブッパが安定です。新米少尉との模擬戦で初手から全力を出す准将が居るらしい。
「いきなり全力というわけですか……ありがたい、ならばこちらも全力で応じねば無礼というもの!
そんないじめか何かかな?的な可愛がりに対して喜ぶ少尉が居るらしい。激突するのが双方ともに帝国最高峰の万能型のエスペラントなのもあって、ゼファーさんが見たらなーにアレ?もうやだおうち帰る!となりそうな光景ですね。
チトセネキの攻撃ですが蛇腹剣、真空刃、雷の3種類に分類されこのうち特に注意を払うべきは雷です。これの直撃を喰らうとマジで一気にHPが削られます。お兄様の場合は防御力はBであるものの集束性と付属性がBあって発動値もAあるため流石に一撃死まではいきませんが、そういうバフが出来ないタイプのステや星辰光だとマジで一発で死にます。いや、模擬戦なので流石に死にはしないんですけどね。
お兄様は拡散性と干渉性がAの為本来遠距離から某雨の日は無能な大佐の如くひたすらボタン連打でブッパしていれば非エスペラントは当然、並のエスペラントでも一方的にボコれるわけですが、チトセネキは当然並のエスペラントではないのでそんなスペックごり押しが通じる甘い相手ではありません。星辰光が気流操作なのもあって、ポップのメラゾーマを真空の斧で防いだクロコダインのおっさんのような感じで普通にしのがれます。
なので此処は虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神で近接戦を挑みます。幸いチトセネキも集束性と付属性は同じBですので後は発動値の差だけです。うおおおおおお行くぞチトセ・朧・アマツ、新西暦最強の剣士と幾度も斬り結び磨いた剣技を見せてやる!
「ふふ、いつ以来でしょうかーーーこうして己よりも格上の存在に挑むというのは。ですが私とてこのままでは終わりませんよ!」
あ、HPが半分まで削れたことでイベントが発生しましたね。此処からさらにギアが上がります。お兄様も結構HPを削られたことでこの状態で雷の直撃喰らうと終わるので注意しないといけませんね。って言ってる傍から危ねぇ!うおおおおお負けねぇ!勝ってみせるぞ!!!!
「……見事です。悔しいですが、今の私ではタツヤ殿には及ばぬようですね」
というわけでHPが赤バーになるまで削られて何度か危ない場面もありましたが無事チトセネキに勝利です。これでチトセネキからの信頼度も上がり、経験値を一杯ゲットです。美味しいですね。
「ですが、次は負けません。私はこの敗北を糧にさらに成長して見せますーーーいずれお爺様の跡を継ぎ裁きの天秤の隊長となる身として」
模擬戦に勝った事で尊敬に値する先達ポジを確保する事に成功です。これで定期的にチトセネキと模擬戦が出来るようになりました。基本的にチトセネキとの模擬戦は師匠と同様に一ヵ月に一度くらいのペースでやります。当然チトセネキもそれを糧にして成長して大虐殺の時にゼファーさんがより苦労する事になるわけですが、まあゼファーさんならなんとかしますので心置きなくチトセネキとやり合いましょう。基本的に現在うぷ主が目指しているルートではチトセネキとガチの殺し合いになる事はなく、むしろ頼れる味方ユニットとなる方が多いので喜ぶべきことです。ゼファーさんは狂い哭く事になるでしょうが、そんな事は知った事ではありません。
─というところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
士官学校時代はギルベルトと東部戦線時代は総統とそれ以降はムラサメ師匠とチトセネキと高め合ったアマツのエスペラントとかもうこれ絶対滅茶苦茶強いやつやんとなる経歴