おはこんにちばんわ。クリストファー・ヴァルゼライドから絶大なる信頼を抱かれる軍事帝国アドラーの副総統にしてアマツの才媛を妻に持ち家族仲も良好そのものという人生勝ち組、スメラギ教皇のあればあるほど良い理論体現者のタツヤ・奏・アマツお兄様のお話を今日も今日とてやっていきたいと思います。
さて晴れて副総統へと就任した事でゲームパートのSRPGっぽさはさらに増します。当然ですが国のNO2ですからね、どれだけ強かろうがそうほいほい前線に出るような事はありません。前線でガンガン戦って領土拡大はゾディアックの各隊長及びアマツのゴリラオブゴリラ、セイファートを装備した場合実質こいつ魔星ですと書かれる女ことチトセ・朧・アマツが名誉挽回も兼ねてやってくれます。何せ今のアドラーはエスペラント技術を独占していて、これまでは改革派と血統派で内ゲバやりながら他国ともやり合っていたのがヴァルゼライド閣下の下に「軍事帝国アドラーは新西暦最強~~~!」「アドラー万歳!総統閣下に栄光あれ!!」なテンションでガンガン領土拡大を始めるわけですからそりゃ敵はありません。そして当然ですが国を運営する以上戦ってばかりというわけにもいきません。チトセネキも自ルートで言ってましたが政権を奪取したものが民衆の支持を取り付ける一番の手立ては兎にも角にも前よりも生活が良くなったと思わせることですからね。
ちなみにヴァルゼライド閣下の総統就任イベントから半年ほどは自動的にキンクリされます。新体制になって旧弊を一掃して制度だとか諸々を一新するとなればそりゃもう家に帰る暇もありません。ずっ友ギルベルト君がバルゴ隊長として最前線に行くのもそれが最低限一段落してからです。当然お兄様もセントラルに泊まり込みのデスマ状態です。糞眼鏡に匹敵するレベルの頭脳で、アマツの当主だからこそその手の名家筋にも顔が利いて、なおかつ総統閣下からも絶大なる信頼を抱かれている、汎用スキルが研究以外全てAな専科百般なNO2とかそりゃ死ぬほどこき使われるに決まっているからね仕方がないね。上に立つものの義務を果たしてこその貴種だからね。エスペラントだから多分睡眠時間とかも最低限で良いんだろうね、便利だけど逆に大変そうだね。ゼファーさんもそりゃ「とても付き合いきれんわな」とぼやくに決まっているね。汗水垂らし、命を賭けて、 弛まぬ意思と共に奴隷の如く祖国と民へと奉仕してくれる理想の指導者ですね。羨ましいですね。アドラー万歳総統閣下に栄光あれ!と叫ぶ兵士が一杯生まれるわけですね。
というわけで軍事帝国アドラーに第37代総統が誕生して半年が経過、新体制もようやく軌道に乗り始めたタイミングでの高官会議です。
「かの惨劇から半年、ようやく我らが祖国は落ち着きを取り戻し始めている。これも偏に諸君が至らぬ俺に力を貸してくれたおかげだ。まずはその事に対する礼を述べておきたい。お前たち一人一人がアドラーの誇る宝に他ならない。このような男を支え尽力してくれた事、感謝の念に堪えん」
あ、今なんかこの場に居る大半の人間の胸がトクンって感じで高鳴った音が聞こえて来たよ。ヴァルゼライド閣下のこの言葉を聞いただけで半年間のデスマの疲労がみんな吹き飛んでいそうだよ。麻薬か何かかな?
「そして未来をこの手でつかむが為に我らは進まねばならない。より良き未来を。この国に住む誰もが笑顔となれる繁栄を我らは齎さなければならない。国家に巣食っていた寄生虫と膿の切除は終わった。ならばこそ次へと進む時だ。これより軍事帝国アドラーは未だ混沌とする新西暦に秩序と繁栄を齎すべく共栄圏を築くための戦いを再開する」
戦争に於いて大義名分は必須ですからね。身も蓋もない事を言うとガンガン他国を侵略して併合するぜヒャッハーなんですが流石に一国の指導者がそんな余りに直球な言葉を言う事は出来ません。ならばこその共栄圏を作るという事ですね、いわゆるパックスアドラー*1の時代を作ろうという事でしょう。まあ実は裏に眠ったままのヴェンデッタネキを目覚めさせるために魔星の素材を獲得して聖戦の果てに第二太陽を掌握するという目的もあるわけですが、当然そっちの方の目的は明かされません。今のアドラーは何といってもエスペラント技術という圧倒的アドバンテージを持っていますからね。その優位が存在する間にガンガン領土を拡大して新西暦に於ける覇権国家の地位を確立させてしまおうというわけです。
この辺トリニティでも言及されていた通りヴァルゼライド閣下はあくまでアドラーの繁栄が第一で全人類の救済をしようとしていたヘリオスさんとは大分方向性が違います。まあスメラギ君の初代使徒もカンタベリーを新西暦の覇権国家にしようとしていた辺り光狂いというのは基本そっちの方向性が多く、スフィアから生まれたトンチキフェアリーヘリオスさんの方こそが特殊例なのでしょう。
「しかし総統閣下、未だ半年前に帝都に未曽有の惨劇を齎した二体の戦闘兵器の詳細は依然として謎のままです。もしもアレが聖教国によるエスペラント技術を手に入れた我らを脅威に思っての侵略だったとするならば下手な行動はまたかの災厄の再来を招いてしまうのでは?せめてアクエリアスによる解析に一定の進歩が見られるまでは内を固める事に専念するべきでは?そう小官はジェミニを預かる身として具申させて頂く次第で御座います」
流石に公的な場面なのでクリス呼びの出来ないおっちゃんの意見ですね。言っていること自体はごもっとも。ですがまあこんな感じの慎重論を総統に言ったらどうなるかと言えば
「させんよ。問題は無い。やつらは総て、一人残らずこの手で斃す。お前も民も誰一人、二度と奴らには奪わせん。────そう、二度とな」
まあ当然こういう回答が返ってきてこの御方がいる限りアドラーは不滅なのだといった感じの空気が漂い出します。なんといっても実際に討伐したという確たる功績があります。
「……貴方を疑った事なんて出会ったその日から俺は一度だってありはしませんよ。ですが
「ふむ、ロデオン中将。貴官の言にも一理ある。確かにアレが
言い募ろうとしていたおっちゃんに応答するのはおっちゃんとも長い付き合いのずっ友。この会議が終わり次第東部へ行くことになるので当分その顔を見る事は無くなります。寂しくなりますね。ちなみにおっちゃんが中将になっているのは諸々の功績によるものです。何せ政権交代が起こった上にライブラが半壊状態でしたからね、そりゃもうこの半年間ジェミニもフル稼働状態でした。それらの功績を認められてというわけです。
「何故ならば我らが手をこまねいている間にもアレを帝都へと送り込んだ聖教国は着々と次の準備を進めているという事なのだから。そのやり方では逆に後手に回りかねない。版図が広がり、国庫が潤えばそれだけアクエリアスの方へと割ける予算も増える事になるし、エスペラントの戦闘データの蓄積によるエスペラント技術の向上にも繋がる。それが現状に於ける最善の方針だろう。攻勢に出るが故に必然的に帝都の防備に関して手薄になる件だが……そちらも問題あるまい。帝都には既にアレらを打ち破った総統閣下と副総統閣下の御二方がおられるし、今回は不覚を取られた
「ああ、無論だともハーヴェス中将。今の私が何を言っても虚しく響くだけだろうから、そう多くは語らないが当然このまま終わるつもりはない。かの日の失態はこれからの行いによって雪がせて貰う」
あの日の失態でー1000点。それで終わる事無く再起した精神力+100点みたいな採点がずっ友の脳内でされていそうですね。まあチトセネキならあっという間に名誉挽回する事でしょう、チトセネキですし。
「………」
おっちゃんが助けを求めるような視線でこちらを見ていますがすまんな。今回はその期待には応えられない。新体制の方針決めの初っ端でNO1とNO2の意見が割れるのは不味いって!某オーベルシュタインにだから組織にNO2は不要なのだって言われちまう!というわけで選択肢は「ヴァルゼライド総統の方針へと賛同する」を選択します。
「決まりですね。総統閣下と副総統閣下の双方の意見が一致しておられるのです。ならば臣たる我らの役目は我らの務めを果たしてそれを遂行するのみ」
貴方もそれで良いですよね?って感じでアオイちゃんがおっちゃんの方へと視線を送り、おっちゃんがあからさまに思うところのある感じの表情を浮かべてますが流石にこれでは何も言えません。
「ロデオン中将、結果として貴官の言を退ける事になったが貴官の言にも確かな理があった。異なる視点こそ宝であれば今後ともどうか至らぬ俺に力を貸してくれ」
「……ええ、それは無論ですとも
「では現時点を以て会議を締める事とする。各員、己が職務に戻るがいい」
会議が終わりました。此処で誰に声をかけるか選択が出ますが、此処は迷わずおっちゃんを選択です。というのも会議でおっちゃんへの意見に賛同しなかった場合此処が最期の分岐点となるからです。旅立つずっ友の見送りはなしです。まあ彼ならば東部でも元気にやる事でしょう。この時期のおじさん、まだエスペラントになっていないしね。厄介な敵ではあってもそれでもギルベルト・ハーヴェスが後れを取るような事は流石にありません。
「これは副総統閣下!」
選択肢が出ますので「悩みがあるなら相談に乗るぞ、アル」を選択です。これによって上司と部下のオフィシャルな会話ではなく友人同士のプライベートな会話だぜーってしたわけですね。
「お見通しか……ただ、流石に此処で話すような内容じゃないからな。どうしたもんか」
総統閣下の竹馬の友とされるジェミニ隊長とNO2の副総統が総統閣下は何か隠しているぞと話すというのは流石に大っぴらにして良いような事じゃないからね。此処で選択肢が出ますので「ならば今晩うちに泊まって行ったらどうだ?」を選択します。「自分の執務室で話そう」を選ぶとカグツチさんに筒抜けです。
「お前ん家に?流石にそいつは……いや、そうだな。たまにはお言葉に甘えさせてもらうとするか」
何といってもジェミニの隊長ですからね。薄々カグツチさんの存在に勘づき始めているのでしょう。お兄様の意図を察してくれました。シズルさんからすると半年近く帰ってこなかった愛しの旦那がようやく帰ってきたと思ったら友人も一緒に連れて来たというアレですがまあきっと許してもらえます。多分後々たっぷりと搾り取られる事になるでしょうけど、まあお兄様ならきっと大丈夫です。
---というわけで今回は此処まで。ご視聴ありがとうございました。
総統が総統に就任してからの半年間多分エスペラントじゃなかったら過労死していた感じの業務量