おはこんにちばんわ。姉及び姉とインモラルックスした結果生まれるはずだった我が子の転生体みたいな存在であるロリとインモラルックスした無職がボタン連打しているだけで英雄ぶっ殺せるチート能力に目覚めなければ新世界誕生待ったなしな新西暦の帝都から本番組をお送りしております。さて前回はチトセネキの猛攻をオビ=ワン・ケノービの如く凌いでいたところにアマツの恥さらしが横やりをしてきたところまででした。ネキと一緒に魔星退治です。
「下賤に媚びた濁ったアマツなど不要。真なるアマツの手にかかる事を誇りに思い、散るが良い」
「ああ、もう我慢出来ねぇ。死んでくれぇ兎にも角にも死んでくれぇ」
えーマルスさんが演技モードを辞めて、パチモンが総統やギルベルト君が聞いていたら何言ってんだこいつ?って感じの事を言っております。アマツの面汚しが真のアマツ三人にマウントを取ってくるこの滑稽な光景。そんな感じで戦闘スタートです。さて器こそ小物そのものですがどちらも戦闘型魔星としてのスペックは完成形と言って良いこの両名。第二太陽接近に伴う星辰体の増量に伴い出力等が増大しているのも相まって決して容易い相手ではないです。前回とは異なり、流石にお兄様単騎ではウラヌスちゃんの攻撃を相殺しきれません。しかしこちらにはチトセネキが居ますので二人掛かりでならばなんとかウラヌスちゃんの範囲攻撃を相殺することが出来ます。その分マルスさんがフリーの状態ですがそこはアオイちゃん率いるアリエス、及びサヤさんを筆頭とした天秤の精鋭が何とか食い止めてくれます。当然のように次々と犠牲者が続出していますが、これは已むを得ません。流石に犠牲なしで勝てる程に容易い相手ではありません。範囲攻撃の使い手であるウラヌスちゃんを食い止めておくことが優先です。
「なんだ貴様、つまらん偽善は止めたのか?ああ、良いぞ。それでこそ紛い物であろうとアマツというものだ。今の貴様は多少なりとも見れた存在になったぞ」
「ああ、最高だ!ありがとよ大将!これはやむを得ない犠牲って奴だもんな?誰も犠牲にせずに大業を為す事なんぞ出来やしない苦渋の決断って奴だ。実は俺もそうなのさ。誰に後ろ指刺されても果たしたい夢があるんだ。だから涙を呑んで死んでくれよ兵士諸君。お前たちの犠牲は決して無駄にはせず俺が背負い続けるからよ。ハッハッハッハッ、アァァハハハハハハハァッ―――!!」
全く的外れというわけではないんですが言っている奴らが言っている奴らなのでそんなに耳は痛くないですね。今更この程度で揺らぐような柔いメンタルをしている人間はそもそも軍事国家の将官なんて地位にはなれないでしょうし。
「全砲門、放て!目標前方2体の魔星!太陽神と裁剣女神を援護しろ!!」
とここでジェミニの隊長として避難誘導に当たっていたおっちゃんが兵士たちを連れて参戦です。
「良いかお前達、ここが踏ん張りどころだぞ。5年前、副総統閣下と総統閣下はたった二人で今そこで妄言をまき散らしていやがる二体の怪物を討ち取った。そして今、この場には総統閣下はおられないが副総統閣下と裁剣女神がおられる!この状況でなお、総統閣下がいなければこいつらを討ち取れないなんて言うつもりかお前ら?お前らはーーー俺たちはヴァルゼライド総統ただ一人に頼り切りで、守られるだけの腑抜けなのか?いいや、違うはずだ!俺たちは誇りある帝国軍人!守られるんじゃない、並び立って共に戦う存在なんだよ!その事を今からこの場にいる全員で証明してやろうぜ!!!」
スラム出身ながらヴァルゼライド閣下と共に将官にまで駆け上がったおっちゃんの演説によって沸き立つ兵士、上がる士気。いざや皆の想いを背負い援護を受けながらチトセネキと共に突貫です。うおおおおおおおおおおおおおお囮役にはお兄様が往く。出力最大お兄様の付属性はBの為発動値Aのフル出力に耐えきれず自らの体も焼かれますが気にする事はありません!後で治ります!というわけで全精力を振り絞り突貫です。
「その程度か。今こそ格の違いというものを思い知るが良い。歪んだ世の理はついに正される」
「死んでくれぇ!兎にも角にも死んでくれぇ!」
無論これだけで突破できる程に実力だけは確かな2体の魔星は甘くありません。ウラヌスちゃんの氷で炎を相殺されてその上でマルスさんの攻撃がさく裂してお兄様吹っ飛ばされます。炎を身に纏っていなかったら即死だった(瀕死)。お兄様は瀕死ですがこれにてこちらの勝ちです。
「消し飛べぇぇッーーー!!」
原作において不在だったチトセネキ以外にも魔星2体に刃を届かせ得る存在が居たためそちらに注意を割いた二体にチトセネキの決戦兵装が炸裂。ここに決着です。さらばマルス、ウラヌス。ここで死んでおけば幸せだったものを。中途半端に再起動かけられるからこの後見るも無残な目に遭うことになるんだよ。
沸き立つ兵士達。響き渡る歓声。ですがお兄様は瀕死です。
「よう生きているか、タツヤ」
へんじがないただのしかばねのようだ。なんてなった日には愛する嫁さんと可愛い妹が泣きますのでかろうじて生きている事をそろそろ20年近くの付き合いになるおっちゃんにアピールします。
「おー良かった良かった。お前さんに死なれたせいで発生する面倒を考えたらそれだけで陰鬱になってくるからな。今衛生兵を呼んだからもう少しだけ待っていてくれ。しかしまあお前さんも普段は冷静な癖にここぞという時に結構無茶するよな」
そらまあ無茶しないと勝てない相手だったし仕方がないね。勝つべくして勝つが理想だけど博打打たなきゃいけない時もそりゃあるもの。いざという時にそれが出来てこそよ。
「ま、なんにせよ俺らに出来る事はやった。後はもうクリスの奴が勝つ事を信じて待つだけだ。少しの間だがゆっくり休んでくれよ副総統殿ーーーどうせまたすぐにでもあのバカに死ぬほどこき使われる事になるんだからよ」
うへへへへへへ、この後に発生する仕事の事を考えるとオラわくわくしてきたぞ。お兄様はギルベルトと同格の傑物だから耐えられたけど凡人だったら耐えられなかった。とまあそんな具合に衛生兵の治療を受けてセントラルから離れたところで寝転がっているとついにシルヴァリオヴェンデッタもクライマックス。ゼファーさんが冥王へと目覚め、うおおおおおおおなんか知らんがすげぇ力に目覚めたぞヴェンデッタ!お前は知っているか?いいえ知らないわな状態で滅奏をブッパして再起動したマルスさんとウラヌスちゃんを粉砕して、ついに常勝の英雄が地へと落ちます。しかしここでカグツチさんが必死の声援を送り、二人は融合してカグゼライド(通称)へと進化。そしてどちらもうおおおおおおなんか知らんがすげぇ力に目覚めた!なんか知らんがとにかく死ねぇ!とやっているという何とも危険な状況です。
「……なぁタツヤ、今の事態はお前さんの予想通りだったか?」
いいえ全く。何アレ知らん。こわ……こわ。おっちゃんとお兄様にしてみると何故か生贄となるはずだったゼファーさんがスーパーパワーへと目覚めて、何故か総統が宿敵のはずのカグツチさんと融合を果たして同じくスーパーパワーへと目覚めてやり合っているというもう何が起こっているんだかさっぱりな状況です。あーさっぱりさっぱり。
「やっぱり予想外の出来事ってのはいくらでも起こるもんだな。こうなっちまった以上俺達としてはもう信じて待つ以外にはないけどよ」
英雄と長い付き合いのおっちゃんのしみじみとしたつぶやきが染み渡ります。お兄様は瀕死ですし、瀕死じゃなくてもスフィア同士の激突に割って入るのはエスペラントには無理無理無理のカタツムリなので黙って見守るしかありません。あ、アクエリアスの諸君はきっちりあの現象を観測してデータ収集するの忘れないようによろしく。そうこうしているうちにゼファーさんの道連れアタックが炸裂。カグツチさんの首がはねられて総統閣下はアストラルと共に向こう側へと旅立っていきます。グッバイ総統閣下フォーエバー総統閣下。後の事はまあ頑張って何とかするので安心してくれ。
そんなわけで今回は此処まで。ご視聴ありがとうございました。