おはこんばんは。今日も情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さを全て持っている、そりゃ成功するわとなる生まれながらの勝ち組主人公のお話をやっていきたいと思います。当然同じように生きろって言われてもうぷ主は絶対無理です。なおお兄様の幼年学校以来のずっ友はそれを求めてくる模様。やっぱり糞眼鏡って糞眼鏡だわ。
さてヴァルゼライド閣下とおっちゃんと出会い、普段は仕事して休日になると二人に勉強を教えて、代わりに二人にも色々と教えてもらうという日々を過ごしてかれこれ3ヵ月が過ぎました。前線ではヴァルゼライド閣下がギルベルトという話の分かる上に頭が滅茶苦茶キレて糞有能な上官を手に入れた事で大活躍して元気に英雄無双をしているようです。水を得た魚ならぬ審判者を得た鋼の英雄だね。なお今回のプレイではそこに太陽神も加わる模様。ラグナロクで神祖とかいうヤバい連中が本国にいることが判明したカンタベリーはともかく、どうにもそういうのが居ないっぽいアンタルヤさんには強く生きて欲しいね。
何はともあれそうした大活躍の結果ギルベルト君は中尉に昇進しました。そしてお兄様もセットで中尉に昇進しました。え?ヴァルゼライド閣下と一緒に武勲ガンガン稼いでいるギルベルト君とお兄様の昇進速度が何で同じなんだよって?それは勿論実家の威光のおかげだよ。同期のギルベルト君が出世しているのにお兄様だけ少尉のままだった日には、カイト隊長のところにモンペが抗議してくること間違いなしだからね。カイト隊長もそう考えると大変だね(他人事)。まあチトセネキもヴェンデッタの資料集の年表見るに20歳位でライブラの隊長になっているから、多少はね?
「奏中尉、君は私の訓示を聞いていたのかな?」
そんなことを言っていたらカイト隊長に呼び出されました。激おこまではいかなくてもちょいおこ位の状態の感じです。流石にこの状況で訓示?何それ刹那で忘れちゃった。まあいいかあんな長話。などと言おうものならば火に油なので、「肯定」と「冷」を選んでおきます。カイト隊長は若者らしい元気な態度を騒々しくて鬱陶しいと捉えて、意欲を語るのではなく論理を以て根拠を示せ、といった感じの方なので基本的には「冷」を選んでおくのが安定です。
「ならば君は一体如何なる意図により、下賤なスラム上がりと交流を持っているのかな。ハーヴェス中尉はまだしも、奏家の嫡男たる君があのような塵屑共と接するなどみすみす時間の浪費でしかないだろうに」
時間の浪費云々言うなら原作で描写すらされていないでさっくり総統閣下にやられている貴方と話す時間の方がよっぽど浪費なんだよなぁ。浪費どころか大事な家族が幸せになれる未来を掴むためにお兄様は最善の道を行っているんだよなぁ。まあそんなことを此処で言おうものなら、錯乱した狂人扱いを受けて実家に連絡が行って強制送還です。なので此処は「否定」して「冷」を選んでおきます。これによりお兄様がその溢れる知性に基づいた言い訳、もといヴァルゼライド閣下達と交流を深めているそれっぽい理屈をひねり出してくれます。お兄様は熱血ですが、脳筋ではないのです。
「……なるほど、確かに一理ある。一理はある……が、本当にそれだけかね?しつこいようだが、今一度確認させてもらいたい。もしも大事なご子息が下賤なる塵共に誑かされたとあっては私としても君のご両親に申し訳が立たないのでね」
いいえ、残念ながら手遅れです。既に5人ものお兄様が光に目を焼かれて旅立ちました。基本的にヴァルゼライド閣下と接していても【光の信奉者】が【光の亡者】に進化するのは流石にかなりの低確率なのですが、【光の信奉者】は本当にほいほいと発生します。何せシズルさんという美人でお嬢様な恋人がいたのに恍惚昇天ビデオレター残したガニュメデスのようなのが帝国では珍しくないって原作ライターに明言されちゃっているからね、仕方ないね。
「もう一度聞こう、君が彼らと交流をしているのは彼らを手懐けて己が手駒にするためーーーそれ以外の意図はないという事だな」
此処も「肯定」と「冷」を選んでおきます。これにより先ほどは知力による判定であったのに対して、今度は精神力による判定が発生します。基本的に血統派のアマツの人間にしてヴァルゼライド閣下の盟友ポジを狙おうと思うと、こういう面従腹背プレイをしばらく要求される事になります。それっぽい理屈をひねり出すために知力を、真意を見抜かれないようにするための演技に精神力をそれぞれ要する感じですね。失敗するとヴァルゼライド閣下とは離れ離れです。ヴァルゼライド閣下と出会ってしまったハーヴェスさん家のギルベルト君がどうなったかを思えば、一概に間違った対応とは言えないかもしれないね。
「よろしい、そこまで言うのであれば君を信じるとしよう。さて君がこの東部戦線に赴任してもうじき3ヵ月。ここいらで一度ご両親に顔を見せてくると良いだろう」
流石に幼年学校とは違い1か月に1度ペースは要求されませんが、こうして3ヵ月に一度は実家に帰る事になります。ちなみに朧や漣だとこの辺とやかく言われません。むしろ正規の命令でもないのに帰ろうなんてしようものなら、実家で雷を落とされます。
「お帰りなさいタツヤちゃん!お勤めご苦労様!さあさあ貴方の好物をたっぷりと用意させたわよ、存分に味わって食べてね!」
ですがお兄様の実家はそんな朧や漣と違って身内にゲロ甘な奏の家。当然のように帰ってきたお兄様をマッマが満面の笑顔で出迎えてくれました。用意したのではなく、用意させたという辺がナチュラルにお貴族様という感じですが、まあこれは朧にしても漣にしても一緒でしょう。別段お金持ちが贅沢をすること自体は悪いわけではないというか経済を回してもらうためにはそれなりの贅沢はしてもらわないと困るんですよね。貴族が贅沢しなくなるってことは侍従長のアマンダさんとかを筆頭に今奏の家に仕えている人たちがみんな失職するということだからね。問題はそのお金を得た手段がどっかのパチモンの家みたいに倫理や道徳に悖る不正なやり方ではないか、貴種としての社会的責任をきちんと果たしているかどうかでしょう。
え?奏の家はちゃんと責任を果たしているのかって?まあセントスティグマエリュシオンはされるけど、即ガンマレイはされずに執行猶予は貰える位のラインかな。お兄様がこれから頑張っていけば何とかセーフになると思うよ。
「どう、久方ぶりに食べる家の御飯の味は?」
此処で否定や「怒」などを選ぼうものならば料理長に哀れ雷が落ちることになりますので当然「肯定」と「愛」です。久方ぶりの母上と一緒の食事なのでとても美味しゅうございます、みたいなことをきっとリップサービスも兼ねて言っているのでしょう。
「良かったわ。家のためや国の為に頑張るのはとても立派だけど、辛くなったら何時でも帰ってきていいんだからね?」
此処で肯定を選ぼうものなら数日後にはアリエスに転属になってあんなに苦労してバルゴ配属にした意味がほとんどありませんので当然「否定」で「燃」です。お兄様はまだ登り始めたばかりだからよ……この果てしなき英雄の光耐久レースを……!
「そう……じゃあせめて家にある間はしっかり休んでいってね」
というわけで一時的に戻ってきましたのでこの時間を利用して潮ちゃん家のシズルさんを訪ねます。以前お話した通り潮の家は血統派に位置しておりますので、そこの家の息女であるシズルさんと交流を深めておく事で若干カイト隊長の警戒とパッパとマッマの危惧を解消させる事が出来ます。本当によくこんなところまで作りこんだなこのゲームと感心させられますね。
ちなみにこの辺りから幼年学校を卒業してムラサメ大尉という専属護衛も付いたことで自由に出歩けるようになります。スラムにいるチンピラとか袋小路阿修羅さんのような例外的存在でもない限り何人いようがムラサメの敵じゃないからね。そのためスラムの方へ行って上手くすればマイナ姉さんやゼファーさんと会うことも可能なのですが、現在お兄様はスラム出身のヴァルゼライド閣下とおっちゃんと親交を深めている事でカイト隊長に疑惑の目を向けられている状態です。
当然バルゴでのお兄様の様子は血統派ネットワークで実家の方にも伝わっておりますので、この状態でスラムへと行くとカイト隊長の疑惑、およびマッマの可愛い息子が不良に誑かされた疑惑が加速して割と危険です。そのためスラムへ行くのはまた今度です。もう4年後にはあまりの無双ぶりに「何こいつ怖、怖」と思われたヴァルゼライド閣下が帝都へ栄転という名の飼い殺しを受ける事になり、お兄様もその時セットでアリエスへの栄転(こっちはガチの栄転)をされる事になります。実利的にはスラムへあまり行く意味がないといえばないんですが、キャラロール的にやはり此処は一度お兄様にその目でスラムの実態を見て欲しいので4年後改めて行って貰います。
ちなみにこれは本筋とずれた余談になるのですが、このゲームに於いてエンディングの条件はいくつかありますが、マイナ姉さんはその生存が確定した時点でエンディングとなるキャラです。生存の方法としては二つあり、一つがマイナさんとその実弟であるゼファーさんを引き連れての亡命ルートになります。こちらのルートは糞眼鏡の追撃を振り切った上で最後の最後で立ちはだかるヴァルゼライド閣下にタイマンで勝利するという無理ゲーを乗り越える事でエンディングとなります。基本的にマイナさんに亡命を持ちかけるにはマイナさんが魔星の素体であるという情報を知る=アペンドでのギルベルトのようにカグツチと面会が叶い、なおかつヴァルゼライド閣下とも近しい仲にある存在という事になるので、たった一人の大切な女性の笑顔を守るためにそれまで手に入れた地位や立場、誓い、友情、理想ーーーそれらを全て投げ打つルートになっております。ミリィを守るためにチトセに挑んだゼファーさんのような感じですね。
もう一つが審判者よ天霆の火に下るべしの場面で鋼の英雄と審判者のタッグに真っ向勝負を挑み、打ち負かす事で力ずくで自分の主張を盟友である二人に呑ませるルートです。こちらのルートの場合、当たった時点で終了なガンマレイとほとんど回避不能なエリュシオンの極悪コンボを掻い潜るという全ルート中でもトップと言える試練が待ち受けているわけですが、乗り越えた暁にはヴァルゼライド閣下は親友のその想いを汲み、糞眼鏡は勝者の総どり理論に基づき主人公の主張を呑んでくれます。当然カグツチさんの協力を以後得られなくなるため、魔星の誕生が無くなり、エスペラント技術が国外流失したりして原作ほど早く改革が達成出来なくなるわけですが、それでもエンディングでみられるゼファーさんとヴァルゼライド閣下が共に、ある一組の男女が夫婦となった瞬間を祝福しているそのシーンは原作ファンであれば一見の価値があると思います。ゼファーさんがCS版で見た、少しボタンが掛け違ったことによる優しい夢が実現するルートと言えるでしょう。
ただし今回のタツヤお兄様主人公の本プレイではマイナ姉さんは残念ながら原作と同様の末路となりますので、あらかじめご了承ください。マイナ姉さんの生存ルートが見たいというマイナ姉さんファンは今すぐシルヴァリオRPGを買いましょう。基本的にタツヤお兄様と同じ要領でギルベルトと同世代のチトセネキの兄貴主人公にするのが最も容易にマイナ姉さんルートを狙えるかと思います。というのも皆様ご存じの通り朧はヴァルゼライド閣下台頭前からアマツの中でも割と特異な立場で、スラムに行ったりしても特に咎めを受ける事はありませんのでマイナ姉さんとも比較的容易に交流を深めることが出来ますし、今までご紹介した通り糞眼鏡とヴァルゼライド閣下の信頼度も同様に上げやすい立場です。そしてガチガチの戦闘民族でありエスペラントとしても最高峰の資質を持って生まれますので、ヴァルゼライド閣下とギルベルトの極悪コンビに少しでも勝率が残るような性能のキャラにもしやすいです。なので興味がある方は是非ともチャレンジしてみてください。
と余談を話して終わりとなってしまいますが、今回は此処まで。
次回で資料集の年表には記載されていない、本ゲームオリジナルのある大きなイベントが発生致しますのでそれをお楽しみ頂ければと思います。
朧家長男によるマイナ姉ちゃんルート、コールレイン姉弟が朧家に引き取られる事になると思うのでゼファーさんはチトセネキに当然のようにロックオンされる。