【実況プレイ風】HSDD サブシナリオ   作:神器保有者

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part2

おはよーござまーす!

 

技能のせいで、敵をワンパンではなくツーパンウーマンになったヒギィです。まあ『豪腕』に目が行っていたせいで気づかなかった私が馬鹿なだけですけどね。まま、これはRTAではないので慌てる必要ななかったんですが。

いやまぁ、最終戦で退魔師らを殺さずに撃退するため、『手心』は実際有能なんですけどね。瀕死や戦闘不能判定って結構シビアなので、調整ミスって死亡なんてのもあるわけですから。

本来なら一撃で相手を倒せてしまう威力でも、器用が上回れば確実に相手を生き残らせてくれるとか、手間いらずですし。例えば、錬金術や魔術師で遊ぶ際に、素材集めの捕獲や捕虜目的の場合は重宝しますし。この件に関しても、逆に自動で(相手の命に対する)安全装置が働くと考えれば、むしろ気兼ねなく相手をぶん殴れるってことになるわけで。でもこれは、相手がやられるための敵役やモブクラスだからいえるんですけどね。

 

仮に原作主人公陣営に『手心』をかましたらどうなるかっていうと、『底力』や『逆境』補正がかかります。HP(ヒットポイント:体力)が0に近ければ近いほど補正が高くなるわけで…。原作メンバーはこの『底力』『逆境』技能があるため、下手に追い詰めると自分の首を絞めるんですよね…。『覚醒』とかふざけるんじゃない!

特に兵藤一誠は『おっ〇いパワー』だの『〇っぱいど根性』『お○ぱい覚醒』だとかもう嫌になるくらい『おっぱ○』と名のつく補正が付きますから。主人公とはいえ、こwれwはwひwどwいw

 

 

 

スタッフは遊びすぎではないでしょか?

 

 

 

まあ、愚痴は切り上げましょう。グダグダ言っても意味がありませんし。

ではチュートリアルを終わらせましたので、これからは経験値とお金稼ぎになります。単純に本家からの依頼をこなして妖怪やら悪魔や堕天使などを退治するだけです。なので少しの間、ヒギィさんがただ殴るだけの映像になりますので早送りです。

 

 

 

 

~倍速中~

 

 

 

 

 

はい、ある程度経験値とお金を稼ぎましたので、いったん止めます。たまった経験値は、レベル上げや技能取得、技能のレベル上げ等に用いられます。実はこのゲーム、レベル上げは自動ではなく任意によるものです。いちいち手間ではあるのですが、一方で自分の好きなタイミングでレベルを上げられます。なので、中には初期レベル縛りをする猛者もおります。私には無理ですが。

 

というわけで、レベルを上げて筋力と器用を強化、技能は『カウンター』を取ります。カウンターは、相手の攻撃を避けた直後に攻撃ができるようになる技能です。ボタン判定が厳しいですがこれが結構強いんですよ。タイミングを掴めれば『回避→カウンター攻撃→回避→カウンター攻撃…』と、世紀末漫画の病人のようなことも出来、上手い人ですとカウンターアタックでノーダメとかやりますから。もう、オレ~の右手はゴッドハ~ンドですよ。私はそんなことは出来ませんのであしからず。

 

さて、ヒギィをレベルアップした後は、貯めたお金で買い物に行きます。お金は使ってこそのお金です。使わずに貯めるでは意味がありません。なので、プレゼントアイテムを購入します。この作品はアクションゲームですが、きちんとキャラクターの好感度も用意されています。

 

PC版では、やろうと思えば原作ヒロインや美人人妻に毒牙をぶっ刺していくことも出来ます(白目)。それこそ男オリ主と原作男キャラとの友情関係から、貴腐人もにっこりな関係にもできますし、逆に百合の花が咲き乱れてキマシタワーも建立出来ます。

 

もはや18禁ゲーじゃねぇか!ふざけるな!ふざけるな!ふざけるなバカ野郎!

 

まぁ、そんなやり過ぎなノリに対しては、ファンやカップリングからは賛否両論を生んでおります。当たり前だよなぁ?『原作キャラのカップリングが一番』『男の子は男の子と、女の子は女の子と仲良くすれば良いんだよ』『○○の知らない一面が見れて嬉しい』『○○はこっちの方が好き』などの意見が飛び交ってますね。

 

まあ好感度を上げること自体は別に大丈夫です。それによって、各キャラクターの技能やキャラ専用アイテムなどが貰えます。手にはいる各技能やアイテムはどれも高性能ですので、仲良くすることには問題はありません。

 

では今回誰の好感度を上げるのかと言いますと、そう!姫島朱璃さん、バラキエルさん、朱乃さんの3名です。ぶっちゃけ、助けるために出来るだけ好印象にしておかないと、こっちの言葉に耳を貸してくれません。信用の欠片もない相手の言葉なんて聞く耳を持つ奴はいないからな!

 

というわけで、好感度上げアイテムとしておはぎを購入。甘い物は正義!懐に忍び込ませると駄目なので普通に持っていきます。下手な遠回りは悪手。最速で!最短に!胸の響きを伝えるのが得策です。いざ朱璃さんがいる神社に突撃→着きました!

 

ごめんくださーい!朱璃さんいませんかねー?ひぎぃさんがおはぎ持ってきたんですけどー?いるのは分かってるんですよー?

 

『こんにちは勇義ちゃん』

 

一声かけたらすぐに出てきましたね。アニメではパッとしか出てきませんが、姫島家の重要人物となる姫島朱璃さんです。今回の目的には、この人の生存が絶対条件ですので、重点的に絆を深めます。

 

おう朱璃さんや、私の買ってきたおはぎ、食べてくれませんかね?まあ、食わねぇって選択肢は貴女に無いけどな!おまえはこのおはぎを食べてもらう。意見は求めん!

 

『いつもありがとう。お茶を淹れるから上がってね』

 

おはぎを受け取って貰えました。なんか家に上がるようにも言ってきましたね。おはぎを渡したら帰るつもりでしたが、まま、良いでしょう。好意に甘えちゃいます。

 

それにしても、家に上がらせてくれて、名前をちゃん付けで呼んでくる辺り好感度が高いと見えます。いや結構結構!仲が良いことに問題はありません!

 

畳部屋で静かに待ちましょう。外を見れば桜が咲いておりますね。ゲーム画面とは思えない綺麗な風景です。桜と神社の組み合わせは素晴らしい!ただ殴るだけの作業だったので、こういう時はほんと癒されるわ~。

 

『待たせちゃったかしら?』

 

っと、朱璃さんがきましたね。お盆には、私が買ってきたおはぎと湯気が立つ湯飲み。お茶ですかね?

 

『ごめんなさいね、緑茶しかなかったけど…いいかしら?』

 

ええですええです。和菓子には日本茶が一番です。ではしばらくは朱璃さんとの会話イベントです。朱璃さんの言葉に相槌や言葉を選択すればいいです。

 

『私たちが小さい時も、こうして二人で桜をみていたわね~』

 

ふむ

 

『勇儀ちゃん、ずっと桜を見てて…私が話しかけても気付かなかったくらい』

 

ほうほう

 

『私が耳元に息を吹いたら、勇儀ちゃん、びっくりして……』

 

ちょっと幼少期からサディスト(性癖)を出してこないでくれませんかね?いたずらにしてもちょっとまずいですよ。

 

『勇儀ちゃんが姫島から去ってしまって、私は……』

 

ハイ、ストップ!なんか朱璃さんがねがてぃぶスパイラルに陥りかけたのでここで止めます。そしてすかさずフォローします。

 

過去のことなんて気にするんじゃねぇぞ。本家からは追い出されたけど、私は朱璃さんの友人やで!私は今の現状でも幸せだから、朱璃さんも自分の幸せを見つけるんだぜ!そう結婚とかな!

 

『きゅ、急に変なことを言わないでください!』

 

お?顔が赤いですねー?これはもしや……!?誰か好きな人がいるということですね?ええでええで!

 

もうちょっと聞いちゃいましょう。

 

おっとぉ?ケガをした人を看病した?間違いありませんね、バラキエルさんです!堕天使かどうかは話してくれませんが、恐らく彼ですね。おそらく、私が知らない間にバラキエルさんと接触したのでしょう。これはバラキエルさんを意識しておりますねぇ!あとは二人がくっついて娘が生まれれば万々歳!そして3人の恋路を邪魔する奴らを私がフルボッコしてシナリオクリア!『救われぬ者の救い手』完了です!

 

ではいいお話が聞けたので、私はお暇しましょう!なぜか朱璃さんが何度も呼び止めてきますが、そこは強引にでも突破します。

 

ではでは、頑張って子作りするんですよー!さよならー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

小さくなっていく勇儀ちゃんの背中。それを見送った後、私は先ほどまで勇儀ちゃんといた畳部屋へと戻る。さっきまで狭いと思っていた部屋が、急に広く思えてしまう。

 

『朱璃さんって、結婚とかどう思いますか?』

 

その意味を理解するのに、私は少し時間がかかってしまった。

 

顔を真っ赤にした私に、勇儀ちゃんは『もしや…好きな人がいるんですか?』と、口元を歪めた。

 

私の答えは……『いる』。

 

傷ついた姿に、じっとしていられなかった。無我夢中で看病した。桜を見ながら二人で笑いあった。気付けば意識するようになっていた。そして、目の前から消えてしまった後、身を焦がすほどの悲しみと怒りに襲われた。

 

おそらく、これが恋なのだろうか。

 

話を聞いていた勇儀ちゃんは、嬉しそうに笑った。

 

『その人が羨ましいですね。朱璃さんにそこまで愛されているのですから』

 

その笑顔に、私の心が燻ぶった。彼女から贈られる祝福の言葉が、いっそう私の心を燻ぶらせた。

 

『朱璃さんは幸せになってください』『私がその幸せを守ってみせますから』

 

そうして帰っていった姫島勇儀。彼女の言葉が、何も知らない嬉しそうな無邪気さが、私の心を燻ぶらせる。

 

ふと、彼女の飲んだ湯飲みが目に入った。私はそれを無意識に手に取り、

 

 

 

 

 

 

 

そっと、彼女の唇が触れた部分に口づけをした。

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