【実況プレイ風】HSDD サブシナリオ 作:神器保有者
皆様こんにちは。大嫌いな相手にゴマすりすりプレイのお時間です。
前回、朱璃さんに好きな人が出来たという話を聞き、順調に事が進んでいることを確信しております。さてさて、朱璃さんとバラキエルさんの繋がりを確認しましたら、少し朱璃さんと距離を置くことにします。
ぶっちゃけますと、これから朱璃さんとバラキエルさんが仲良くなるためには、私が邪魔になるからです。二人の間に入るとか許されませんよ。それこそいい雰囲気の時に入るとか、もう空気をぶち壊しです。ラブコメでやろうものなら完全なヘイト役。それこそ二人の好感度を稼ぐどころか、読者からにも嫌われ者になりますよ。あとラブラブになっていく二人の間に入り込むなんて、馬に蹴られて地獄に落とされますからね(Gガンダ○)。
つーか、下手したらSMプレイの場面に遭遇します。鞭を持った朱璃さん(見た目大和撫子)と縛られて喘いでいるバラキエルさん(見た目イケおじ)のくんぐほぐれつシーンを目撃します(白目)。簿かされていますが、ぶっちゃけそんなシーンらしいです。これはエロゲーじゃねぇつってんだろ!?
親友のヤベェ性癖現場を見せられるとか、もはや色んなものが砕け散るので距離をとります。ただまぁ噂では、PC版だとその最中にオリ主も混ざることが出来るらしいです(白目)。やっぱ倫理観が壊れてないですかねスタッフ~?
まあでも、距離を置くにしても直接の接触を控えるだけで、電話などの会話はしますので心配することはありません。下がりやすい好感度の維持と二人の関係を確認するためにも必要なことですからね。贈り物をするのもグッドです。
相手の好感度が一定値になるとスキルや技、特別なアイテムが手に入りますので、仲良くなって損はないです。
だが時に注意も必要です。まず妻帯者持ちはダメです。下手に恋愛関係になると、嫉妬に駆られたキャラに不意打ちで殺られますし、人間関係が全滅します。またはやたらと暗い経歴のキャラですと、好意を持たれたら、お友達をすっ飛ばしてヤンデレになる奴もいます。なので、清い付き合いが一番です(白目)。
では二人がずっこんばっこんして朱乃ちゃんが生まれるまではどうするかと言えば、今からは本家に対して接待をしまくります。
朱璃さん一家より優先度は低いですが、本家に対する好感度を上げます。目標達成の準備を、より磐石にするためです。
さてプロフィールを確認すると、姫島勇義は本家から追い出された身とはいえ、退魔師としての関係は続いています。家との関係は切るが、ビジネスパートナーという関係になっていると言えばいいでしょうかね。複雑というかこじれてる関係ですわね。
まあヒギィちゃん、退魔師として順調に成長してますし、これまで徹底して仕事(というなの経験値稼ぎ)などをしてきましたから、そこいらの十把一絡げな退魔師よりは強いです。強いうえに、ただただ言うことを聞いて仕事を達成してくれる、そんな有能なヒギィちゃんですから、本家側もむざむざ手放したくはないご様子。
こっちとしても、仕事を回してくれるので資金も経験値も稼げているのまさにwin-win関係。
というわけで来ました。ここが
で、通されたのが畳部屋の一室。ここで待てと言われましたが……。とりあえず周りを見まして物色を……けっ!持ち運べるものがねぇじゃねぇか!しけてやがんな!はい、元に戻して待ちます。私は由緒正しい子ですので。
「お待たせしてごめんなさい」
おっ?ようやく着やがりましたね。いったい誰ですか。ん?マジで知らないですよこの人。年齢は私と同じくらいの女性ですけど。そして(私のように)美人です。ほんと、このゲームの女性は大体が美人だな!
「お久しぶりね勇義ちゃん」
とりあえずヒギィちゃんの知り合いということですが、和気あいあいな雰囲気からして敵対者ではないご様子。まぁ、話を合わせておきましょう。どうやらこの方、原作者が書かれている別作品の人物の母親らしいです。名前がない辺り、実際には出てこないキャラみたいですね。
どうも姫島の人で、色々と本家の実情に嘆いているとか。確かに長くなればなるほど、古い仕来りというのは足枷になってしまうものです。時代は移り変わりますから、それに合わせて変化していかなければならないのもまた真理というものでしょうか。かといって、古い伝統をすべてを悪とするのは駄目ですけどね。こういった神や仏の道などは、現代社会とはまた異なった環境ですし。スクラップ&ビルド!にしたって、何もかもを破壊すれば何も残らないのですから。まぁ、適当にボタン連打して早送りですよ。あ、なんか選択肢があったようですが、一択しかなかったので気にしないでおきましょう。ん?なんか気まずい雰囲気になってますけど、わたしぃ、なにかぁ、やっちゃいましたぁ?(煽り)
どうやらお話は終わったようですね。じゃあここにいる必要はないのでさっさと帰りますか。それにしても一体何だったんですかね。本家のお呼び出しもどうやらこれみたいでしたし。なにやらヒギィちゃんのテンションもダダ下がりなご様子。でもそんなのは関係ないんだよ。こっからレベルアップ作業に戻らなければなりませんので、途中のお店で甘い物を食べてテンションを戻します。おらぁ!レベルアップの贄どもよ、ヒギィちゃんのこぶしを食らわせるぞぉ!
一目で彼女を見た時、感じたのは違和感だった。本家から出ていく時の雰囲気と今の彼女の雰囲気はまるで型に嵌めた様に同じだった。ゆえに……違和感。
「お久しぶりです
私に向けるその笑顔は、その出で立ちに合った整った綺麗な笑み。そう、まるで型に嵌めたような整い過ぎた笑みだった。その後はたわいもない世間話に始まり、途中から朱璃さんの現状について。曰く、どうやら好意を持たれている人がいるらしく、「私だけ嫁ぎ遅れですねー」と嘆く勇義ちゃん。そういった楽しい時間を過ごし、私は彼女に話を切り出した。
「姫島家に戻ってくる気はないの?」と。
古い仕来りとは言え、勇義ちゃんが本家から追い出されることはあまりにも酷い事だった。別に彼女は何ら罪を犯してはいない。その実力も度重なる仕事の結果を見れば、他の者との差は一目瞭然だった。あくまで彼女は、
無機質で、硬く、何も感じないただの言葉。なのにその言葉は、私の心を冷え切るのに十分だった。見れば、口を真一文字に結び、その瞳はガラス玉のように色がなかった。
「なんのことかと思い久々にここに来ましたが、まさかそのようなことを言われるとは思いませんでした。いえ、朱華さんの気持ちは嬉しいんですけど、やっぱり私には無理ですよ」
にこりと笑顔を見せる勇義さん。その整った笑みをみて、私は違和感の正体を理解した。彼女は心から笑っていない。ただ口を歪め、目を細めているだけ。それが単に、笑顔にみえるだけだったのだ。
ああそうか、やっぱり彼女は許していないんだ、ということを理解させられる。
「私はもう、姫島の家族ではありません。お母さんから縁切りをされた私は、本来なら亡くなったお父さんの姓、『隠』を名乗るべきでしょう。ですが、いまさら名を変えるのも面倒ですからね。ずっとそのままにしてるだけです」
母親から縁切りをされてなお、母方の姓を名乗る。こう聞けば、たとえ縁を切られたとしてもどこかで母親を求めていると感じるだろう。母にすがる幼い子供と認識するだろう。彼女は母親のことを愛しているのだと勘違いをするだろう。勇義ちゃんを知らない誰かからすれば。でも勇儀ちゃんはそうじゃない。
「ところで、
口元をにんまりと歪め、曇天のような濁った瞳を輝かせ、勇義ちゃんは私が初めて出会った頃のように
お母さん、私を産んでくれてありがとう。たとえ縁を切られたとしても私はお母さんの娘です。だからずぅぅぅぅぅっと忘れないでくださいね。