自分以外の誰かの方がよっぽどRTAしててグギギ悔しいのぉ悔しいのぉ、ってな感じのRTAはじめまーす(雑)
はい、ホモくんには現在何日もお家に帰らず、勝手にママンの船を乗り回してもらっております。
ママンとは不死王のことですね。
なぜママンかというと、マーリ(ン型ホム)ンクルスを通して「そろそろ一旦帰ってきたら? ご飯できてるわよ(意訳)」と言われたからです。
しかしホモくんはお仕事に熱心なので、これを華麗にスルー。後少ししたら帰るよ(意訳)と答えておきました。
ちなみにお忘れかもしれませんが、ホモくんが割とママンに執着してるのはさておくとして、ホモくんの根っこの気質は魔術師らしい魔術師です。んなもんで、普通に根源目指したい欲求があります。
魔術師=根源目指す者、この公式はテストに出るので覚えてて下さい。
根源の渦。私から言わせてみたらそんな訳分からんもんになんの価値があんねん、ってなもんでしてね。目指すのやめよ?(良心)と言いたくもなりますが、人が何を目指そうと自由ですし私に迷惑かかんないなら無視です無視。
んで、ホモくんが根源目指してる理由を掘ってくと、発掘されるのは『死にたくない』という生き物として当然の渇望を煮詰めたものになります。
そして実はオートモードを利用すると、こうした隠された渇望がマイキャラの行動指針になったりしまして、このマスクデータを知らずにオートモードを使ってると『ファッ!?』って驚かされる事があるようです。
はい、私のことですね。
言い訳になりますがこのデータに関して知ってはいたんですよ。というか初期の頃から把握してました。ですが大した情報でもないし、オートモードでやる分には不都合のない設定だったので気にしないでいたわけです。
ところが、です。もう一つ失念していた事がありまして、そちらの方が割と重大要項でした。
というのも本作はですね、長時間プレイすればするだけAIが学習していくんですよ。オンラインに繋いでマルチプレイとかしてたら成長倍率が上がったりします。そっちの方がAIが成長してるのを実感しやすいかもしれません。
ですが民度の低さに定評のある『マスクドARAYA』とか、『ARAYA平行世界』などに煽られまくってブチ切れた経験のある私は、マルチプレイとかいうのが大がつくほど嫌いでして、私は専らオフラインでやってるんですよね。なのでAIの学習速度は遅いです。
なーのーで、幾らやっても中々成長しないんですが……ちょっと何回も再走してたせいで、ホモくんのAIが成長してたんですよ。これゲーム内のシステム面が育つ感じのアトモスフィアなんでしゃあなしです。自動アップデートみたいなもんですね。
はい、ホモくんがオートモードで私の想定を外れたのはこれが原因でした。AIがヘボのままの感覚でプレイしてたせいです。原因らしきものが他にもあるとすれば、ぶっちゃけそれは千里眼スキルですねぇ。
いや、wikiには載ってたんですよ。確か――千里眼は色々旨味があって有能スキルだし、魔術師プレイで極めたら冠位魔術師だって作れるが、オートモードを使用するとプレイヤーが目を離してる間に意図してない行動を取る例が割とある――とかなんとか。ただしAIが賢い場合に限る、みたいに。
うん。
うん。
遺憾ながら、今まで潜伏してたガバですわこれ。ちょっと暇だったんで過去の軌跡を辿って、色々おかしくなった原因を探ってたら正体がこんなんとか笑えません。RTA始めてからの序盤ですよこれ。こんなとこで躓いてたとかまったく笑えません。あーもうメチャクチャだよ……!(憤怒)
以後は同じ轍を踏まないように千里眼スキルは積みません。それでハイ、終わりっ! ってなもんです。今回のホモくん以後はそんな感じでヤります。そんでホモくん、『死にたくない(要約)』という渇望が不死王のせいで薄れてるんで、根源行くのに拘りがなくなってます。既にかなり死ににくい存在に成り果ててるせいでしょう。全部不死王って奴の仕業なんだ!(ガチ)
反省終了。
……あ。第二異聞帯でしたよね。それ、終わってます。
早っ!? と驚かれるかもしれません。私も驚きました。
おまけにもう一つ告白しますと、カルデアは第三の中華と第四のインド異聞帯攻略も終わらせ、現在第五のギリシャ異聞帯攻略の佳境に差し掛かっているようです。ど、どうなってるの……?
――あ、ありのまま今起こった事を話すぜ! 『私は北欧異聞帯で暗躍しようと思ったら、いつの間にか全部終わっていた』
な……何を言っているのか分からねーと思うが、私も何をされたのか分からなかった。頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。
ちなみにタイムそのものは正常に動いてたみたいです(無慈悲)
ま、まあロスはなかったみたいなんですがね。そこはヨシとします。そんで私も、うっすら覚えてはいるんですよ。北欧でなぁんかやったよーな気がしなくもないし、中華で暗躍してみたりとかして、ほんでインドでなんかして終わり頃に不死王が出張してきて腐れ陰陽師ブチ転がしてた気がします。私が不死王呼んだ、よーな? アレ、かなり邪魔なんで。
陰陽師くんは現在、聖槍の中に格納されており自我も思考も時間も止まってるんで何もできません(無慈悲) って状態なんですが……それはさておき。私、徹夜とかしてたせいで半分寝ながらプレイしてたんですかね……? 流石に疲れが出てきたんでしょうか? 仮眠とかした方がいい? こんなことはじめてなんでちょっと焦ってます。
んー……まあええわ。どうせ後少しでタイムストップですし、このまま走りましょう。
本当はママンの帰宅催促に頷いてさっさと帰るべきなんでしょう。が、正直に申し上げましてブリテン異聞帯で私のすることなんてないんですよね。ママンにカルデアって奴コロコロしててくださいよぉー! って頼んどけば万事丸く収まります。
はぁ(クソデカ溜息)
タイムが早くなるのはいいんですよ。見た感じガチで記録更新の困難な最速タイム叩き出せそうですし。でもぶっちゃけ第二部入ってから私、何もしてない気がするんですよね。や、微睡みながら第二から第四まではなんかしてたような気がしなくもないですが、あんま覚えてないんでやってないようなもんって感じがするんですよ。
総評してタイムはよくてもクッソツマラナイ、達成感の欠片もないRTAでした、って締めくくることになりそうです。いやまあ個人的な達成感よりもタイムの方が大事ってのは弁えてるんですがね、やっぱ達成感も欲しいでしょ。
とはいえタイムが早いのはマジで良いことなんで、今更余計な事をするつもりはありません。もう良いからとっとと終われよ次が控えてんだよって気分でいっぱいです。
あ、そうだ。次に私のやる事でもこの場を借りて話しておきましょうかね?
私が次にするのはカルデア側のマスターとして―――
「――いよいよだ。ここから先、勝機は完全にゼロだろう」
重苦しい声で、グラン・カヴァッロ――レオナルド・ダ・ヴィンチの遺作、人工サーヴァントである少女――が言った。
「次に挑まざるを得ないのは、第六の異聞帯、ブリテンだ」
「ブリテン……」
「そこで待ち受けているクリプターはあの誉田基臣。
流石に彼らほど破格のものじゃないだろうけどね、とグランは付け加える。
だがそれがどれほどの脅威なのかは明白だ。
「人理修復の旅の中で、前の私は彼に利用された。そうして第六特異点は世界の裏側に流れて時を待ち、異聞帯へと昇格し私達の前に立ち塞がってる。恐らく全て誉田基臣の計画通りだろう。彼には全て視えていたんだろうね。それはキリシュタリアも言っていた事も裏付けてる……ロシアからここまで、異聞帯を巡る旅で私達の裏には常に彼がいたらしい。他の異聞帯を潰すために私達は利用され、その過程で私達の戦法や個体ごとのデータ、戦力などの情報は全て掴まれ分析されてるだろう。今更新兵器とか用意したって秘密兵器にもなりはしない。彼には視られてしまうんだから」
「………」
「長々とごめんね。詰め将棋なんだ、彼は完璧に私達を詰ませるために、盤面を完全に整えてる。ここから勝つための道筋を立てることは、私やホームズにもできなかった。もう全面降伏、白旗掲げなきゃ生き残れないだろう」
そこまで言うと、少年――否、この約二年間の戦いで、精悍な青年へと成長していた藤丸立香は飄々と嘯いた。
「――今更じゃないか、そんなの」
「立香くん?」
「いつだって俺達に勝ち目なんてなかった。そもそも勝とうって思った事なんてないし、俺」
「……先輩」
「必死だったんだ。生きるために。俺に汎人類史の命運が掛かってる? 俺達が倒した異聞帯に生きてた人を、俺が絶滅させた? 今なら言えるね、知るかそんなの!」
立香は、いっそ清々しいほど言い立てた。その様をマシュは真剣に見詰め、彼のサーヴァント達も同様で。
ゴルドルフ所長や、ホームズ、グラン、スタッフの皆は同意見のようだ。
「重いんだ。重すぎるんだよ、俺には。責任なんて持てない、未来なんて約束できない。それでも戦えたのは、ここに俺がいて、負けてしまったら死ぬのが俺や皆で、それが怖くて怖くて堪らなかったからだ。
これも今なら言える、イヴァン雷帝にだって言ってやれる。覚悟なんていらねえよバカ! 俺が責任を持てるのは皆のことだけだ! 世界の命運とか重くて背負えるわけねえだろバカ! 無責任に異聞帯の人に優しくして何が悪いんだよ。とっ捕まえて拷問なりして情報でも吐かせろって言うのかよ! そんなのは『俺が嫌だ』で全部終わりだ!
だから、今回もそうだよ。勝てないかもしれない、敗けるかもしれない。でも勝敗なんてどうだっていい。いつだって、がむしゃらに走るだけだ。それで負けてしまったら――ごめん。みんな俺と一緒に死んでくれ!」
ハッ! モードレッドが笑った。
ハハハハ! ペンテシレイアが爆笑した。
他の皆も笑っている。絶望なんてどこにもない。希望がなくても絶望しない強さを彼らは持っていた。いや、手に入れていた。
やれることをやるだけ、それだけでいい。どんなに喚いても結果が同じなら――せめて見栄を張って、格好良く生きていく。その生存の果てに滅んでも、ここまでか、と目一杯悔しがりながら倒れるだけだ。
「立香くんの言う通りだ。やろう、みんな!」
グランが可憐に微笑む。
そうしてノウム・カルデアの面々は進軍するのだ。
――そして、そんな彼らを異聞帯の外に布陣して、出迎えた。
十万の大艦隊。先頭に立つのは、聖剣と聖槍を有し、生と死の境を超えた、女神にして人、騎士にして不死、王にして女である、地球最強の究極個体。不死王アルトリア・ペンドラゴンだった。
『――勧告する。降伏せよ、カルデア。我が旗の前に膝を折るのなら、貴卿らの内の誰一人として害さず、身の安全と今後の生活を保障しよう』
完結(完走)まで後二話(か三話)
明日か明後日までに終わり(たいです)ね。