青王と逝くブリテン異聞帯   作:飴玉鉛

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勝ったな風呂入ってくる

 

 

 

 

 ――って感じでやろうと思ってるんですよ。

 

 え? なんの話かって?

 次はRTAはやめとこうって話ですよ。やるなら生実況での守護者育成プレイでしょうかね? 今度はEMYのオルタでもエディットしますか。

 EMYは使い勝手のいいPCキャラなんですがねぇ、ちょっと個人戦での出力がしょっぱい部分あるんで火力一点特化の技を作り、その為にオルタ化とか面白そうじゃないです? 上手くやって登録できたら、ARAYA平行世界ニキに拡散してもらって、そしたらご同輩の方々も重宝すると思うんですよ。

 とはいえEMYをオルタ化させるとかフッツーに無理ポなんで……あの子の精神構造的にね。幾ら使い倒してもカルマ値がニュートラルから下に行くことがないっていう鉄の心ですよ。なので相応の手間を掛けなきゃならないんで、魔性菩薩とか利用するしかないかもしれません。

 

 話を要約しますと、外野の野次が酷いんで……主にGAIAネキの粘着とか。そういうのが収まるまでRTAから距離置きますって感じです。やっぱ得意分野で勝負すべきなんですねー。RTA初挑戦がこれとか頭に来ますよー……。

 

 やっぱ、競うな! 持ち味を活かせ! ってことなんでしょう。話が長すぎて頭ポワァってさせちゃったようで申し訳ありません。

 もうね、わざわざDM投げつけて煽ってくるGAIAネキとかご同輩ニキ達が鬱陶しいのなんの。私のことを全自動ガバ製造機とか、バカにすんのも大概にしろってーの。そういうこと言うの、私の記録抜いてからにしなさい。これ無理だから。私は抜けてもホモくんを抜けると思わないでくださいね。

 おっと、下らない愚痴を言ってしまいましたね。すみませんでした。どうも私にRTAは向いてないようでして、走者時間停止とかいう前代未聞の事件とかで色々と疲れちゃいましたよ。

 

 にしても……妙ですね?

 

 長々と語っていたのはですね、今回のタイムストップがもうすぐだと思ってたからなんですよ。

 お開きにする前に次回予告をしておくのは当然だよなぁ?

 んなもんで、そろそろEDムービー流れーの、トロフィーのアイコンが表示されーの、タイトル画面に戻りーの、ってなるはずだったんですが……その。肝心なムービー、流れる気配がありません。

 

 おっ、大丈夫か大丈夫か?(心配) まさかとは思いますけどカルデアが善戦してたりするんでしょうか?

 そんなバカなと言わせていただこう! カウンター鯖は(不死王が)頃すか降伏させるかしてますし、カルデア単体の戦力で私式ブリテン異聞帯をひっくり返せる訳ないんですけど。

 カウンター鯖が全部ギルガメ級で、対界とか対神宝具を連続ブッパでもしない限りビクともしないはず。それだって聖剣の鞘さんを使えば全カット余裕ですし、なんなら拘束ゼロ聖剣槍の連打とかいう鬼畜弾幕を張るまである。あんなのGAIAネキの最高傑作でも対処不能だよぉー(白目)

 

 またぞろ私の関知していないイレギュラーでもあったんでしょうかね? 今更そういうのやめちくりぃー。

 仕方ないので様子を見に行きます。もし万が一があって、不死王さんが苦戦してたりしたら、ホモくんに大令呪全ブッパさせて不死王を強化しましょう。それしたら流石にどうにもならんでしょうしね。

 ちなみにホモくんはもう死んでもいいです。カルデアが――というよりフジマールが死ねばすぐにでもムービー流れーの、トロフィーゲットしーので終わりですからね。尤も今のホモくんはかなーり死ににくいんで、ホモくんを逝かせたかったら手段は一つしかありません。

 

 大令呪。コイツを使います。

 

 ただし大令呪は異星の神との接続を断ってるので、使えば死ぬという制限はなく、三画の令呪という普通の使い方が出来ます。

 しかし効能自体は大令呪レベルを維持してるんで、魔術師のくせして魔法使いじみた出力を捻り出せるんですよね。世界そのものを好き勝手できる魔力量ですからとんでもねぇ代物です。下手な聖杯よりバグチートですよ。

 コイツの一画でホモくんと不死王との繋がりを絶ち、一画でホモくんの時間巻き戻し、おまけにもう一画でホモくんを細胞の一つも残さず消し去ればホモくんも死にますね、間違いない。まあ不死王との繋がりを絶てば鉛玉一発で死ねますので、残り二画は完全な無駄遣いのオーバーキルなんですけど。

 

 え? なんでホモくん死なせる算段してんの、ですか?

 

 や。ここまできたら最後まで走るべきだと言われたらそんな気もするんですがね。もし万一のミラクルでカルデア倒せないとかなって、トロフィーゲットできないとか言われたら……もう残念ですけど再走するしかないんですよ。どんなにおいしいエンドを迎えて、レアなトロフィーゲットできるとか言われましても……そっちは興味無いんで。

 ホモくんは名前を変え、外見を変え、生まれを変え、能力ステを変更したら青王との縁も切れますし、しんどいですけどもう一回走り直して『人類史の開拓者』を目指し直そうと思います。本当はさっきまで言ってた守護者育成したいんですけど、やっぱ初志は貫徹しなきゃですよ。そっちが先です。

 ちなみにホモくんと不死王の繋がり、大令呪で切断できんの? って疑問に対しては、是、と答えましょう。不死王の元が魔術王だったり人王だったり英雄王だったり花の魔術師なら無理でしょうけど、彼女の元は騎士王です。大令呪だけは異聞帯の王に匹敵するツールですからね、魔術方面に特化した王様でないと対抗できません。

 

 さぁて鬼が出るか蛇が出るか……開けろ! ARAYA警察だ!

 

 って、ん……? んんんんんん? は? 何コレどうなってんの?

 

 ――なぁんでカルデア、降伏なんかしてんですかね? なんで、不死王はカルデアの降伏赦してんの? 私……頃せって言ったよなぁ?

 

 ………。

 

 …………。

 

 ……………。

 

 ………………。

 

 …………………うん。ムービー流れませんね。うっかり別エンド迎えて別のトロフィーゲットなんかしてしまったらデータ消してましたよこれ(半ギレ)

 でもまだリカバリーできそうなんで、もうちょい早まるのは自重します。

 しかしこれはどういうことなんでしょう? 私やホモくんに不死王をどうこうするのは無理なんですが、一応彼女はホモくんの騎士を自認してます。ホモくんの騎士なんだから言うこと聞いてくれるはずだと思ったんですが。

 なんで? あのさぁ……なぁーんで頃さないかなぁ。私分かんなぁーい。騎士が主人の意向を無視とかやっちゃならんでしょ。おうカルデア頃すんだよあくしろよ。

 

 とか言ってると不死王がカルデアの降伏に際して、そのお願いを叶えてあげるためのプレゼンとかしてますね。ペロッ……これはガバが出てる味だぜ。

 遠くから見といても状況は変わりそうにありません。なので私直々に出向いてお話をするしかないでしょうね。

 

 あっ、おい待てぃ(江戸っ子) へい! YOUはナニしにニッポンへ?

 違った。

 ドーモ不死王サン、ARAYAデス(アンブッシュ用意)

 

「――来ましたか、マスター」

「この人が……誉田基臣」

 

 〉不死王の船に乗り込んだ貴方を、カルデアの面々は警戒している。

 

 おまけに不死王さんの目が少し熱っぽいです。やっぱ好きなんすねぇ。

 つーかカルデア、お前ら生きてると私が困るんですよ。氏ね(直球)

 というのもトロフィーが手に入らないのもありますが、汎人類史の存在は異聞帯にとって異物なんすよね。

 集合無意識ってあるじゃないですか。これ、異聞帯側にもありまして、汎人類史の人を紛れ込ませるっていうのは、異聞帯の人達の集合意識という絵画の中に別の色を混ぜるようなもんでしてね。ヒッジョーにまずあじです。

 どういうことなの? と言われますと……純度が落ちるっていうか。異聞帯が白紙化してる地球に定着しても、微妙に前世界の因子が残って混乱の火種になりかねないっていうか。RTAに関係ない、トロフィーゲット後の世界運営の事まで気にかけてあげてる私はクリプターの鑑、はっきりわかんだね。

 

 まあトロフィーが一番大事なんですが(爆)

 

 〉「これはどういう事だ、セイバー。俺が言っていた事を忘れたのか?」

 〉貴方がそう言うと、不死王は貴方に向き直る。

 

「忘れていません。要するにカルデアを降し、汎人類史に終止符を打てばいいのでしょう。でしたら無理に討つ必要はない。こうして彼らは私の軍門に降りました。我々はもうカルデアと矛を交える必要はなくなった。それで終わりでは?」

 

 おっ、そうだな(棒読み)

 普通に考えたらその通りなんですが、それだと私が困るって言ったよね?

 言ってない? 今言ったからノーカンな。

 

 ちなみに不死王の前で粗は出せないんで、言葉でしか勝負しません。ヤケ起こして行動起こしても潰されるだけだからね、仕方ないね。

 彼らに意志があるなら、私は差し詰めQB的な立ち位置に視えるかも。そんな立ち位置に立ってるなら、直接表立っての行動は最後の最後しか赦されないのは鉄則です。直接対決とか考える頭のない脳筋の所業、知的な私は早まったことはしませんよ?

 

 〉「俺はカルデアを殲滅しろと言った。ここに別の解釈を差し挟む理由などないだろう」

 〉貴方の言葉に、カルデアへ緊張が走った。

 〉内心忸怩なる思いはあっても、戦いは終わったと諦めていた彼らの目に、絶望の色が滲み出し始める。

 

 えっ、そんなん関係ないでしょ(正論)

 まあ確かに君らには絶望的でしょうね。なんせ敵地のど真ん中で最強無敵の不死王を目の前にしてて、武器のたぐいは取り上げられてます。フジマールはトランク没収されてますしね。

 抵抗できるのはマシュとホームズ、ロリンチちゃんぐらい。それだって仮に抵抗しても一瞬で鎮圧されますよ。

 

 〉不死王は淡々と応じた。

 

「はじめて意見に食い違いが出ましたね。どうやら私やマスター、貴方が目指した所は違うようだ」

 

 ん? 今、なんか、言い回しおかしくなかった?

 あーもう一回言ってくれ。だめ?

 

 〉「いいや、違わないさ。だが初志は貫徹すべきだろう。それに危険因子は放置するべきでもない」

 

「尤もです。ですが――彼らは危険因子たりえません。私の敵ではない。戦力的にも、心理的にもです。なぜなら彼らはもう戦う意志を折っている」

 

 〉「そういう問題じゃない。ことは魔術的な意味がある。奴らを残すという事は、汎人類史の痕跡を残すということだ。お前と繋がっている俺はともかくとして、これでは俺達の異聞帯に歪みを生じさせてしまうぞ」

 

「それが何か。その程度で揺らぐ統治機構(わたし)ではありません。それに、それが私の想定を超えるものだとしても――私がいます。たとえ何があろうと対処し解決してみせましょう」

 

 〉「どうあっても、カルデアを殲滅する気はないんだな」

 

「如何にも」

 

 あのさぁ……。

 痛いですね……これは痛い。もうどうしようもありません、試合終了です。

 なんでこんなことするの? 私の気持ちも分かってよ! 不死王が意志曲げてくんないとどうにもなんないでしょ!

 これは……再走、ですかねぇ。

 はぁ(クソデカ溜息)

 壊れるなぁ。私の労力が。なんで報われないの? これっておかしいよね?

 ちくしょう……。

 

 

 

 ――んんぅ?

 

 

 

 おっと。

 おっとぉ?

 これは……うん、イケる。イケますねこれ。まだ逆転の芽はありますよぉこれ!

 

 〉貴方は嘆息すると、ここまで乗ってきた船へと引き返していく。それに意外そうに不死王は目を瞬いた。

 〉「お前がそう言うなら、そうするといい。所詮俺は、お前の千五百年に付き合えなかった身だ。異聞帯が心配だっただけで、セイバーが決めた事に文句は言わない。言えない」

 

 文句は言わない(言わないとは言ってない)

 いやぁどうにもなんないなら、もう皆死ぬしかないじゃない!(マミ感)となるとこですが、諦めずに済みそうです。

 もう少し気づくのが遅れてたらリセしてましたよ。やー、気づけて良かった良かった。

 

「意外です。貴方は自分を曲げない方かと思っていました」

 

 〉「こちらのセリフだ。だから今回は俺から折れてやっただけだよ。だから次はそっちが譲れ。いいな、これは貸しだからな」

 

「ふふ……分かりました」

 

 その『次』はすぐなんですけどねぇ。くく、言質は取ったど。じゃあその借りを今すぐ返してもらいましょうかねぇ!

 

 〉貴方は船に乗り、アヴァロン船は虚数潜航をはじめる。ブリテン異聞帯に帰還するためだ。

 〉しかし不死王の視界から離れた貴方は、ちらりとカルデア組を一瞥する。

 〉藤丸立香。彼は貴方から目を離さない。嫌な予感でもしているのか、鳥肌を立たせている。

 

 君みたいな勘の良いガキは嫌いだよ。

 まあ手遅れなんですがねぇ!

 

 

 

 〉カルデアの面々。その中の一人に――以前貴方が礼装『百一匹魔犬』で入れ替わり、自律行動して擬態したまま残っている端末が残っていた。

 

 

 

 カルデアの善き人々の中で残ってるとか運が良かったですねぇ!

 

 

 

 〉貴方は聖杯を起動する。全ての魔力をレイラインを通じて端末に送り込み――そして爆発を起こした。

 

 〉その爆発規模は、たとえサーヴァントであっても即死を免れないもの。不死王は無傷だろうが、ただの人間であるカルデアの面々は跡形も残らないだろう。

 

 

 

 はい終わり! いやぁラッキーでした。

 確定ムービーが――入りましたね。やー、綺麗なお花が舞っててとっても綺麗です。

 

 勝ったな()

 

 じゃあムービーでも見ながらお別れといきましょう。こんなに手間取るとは思ってませんでしたが、最後に笑うのはやっぱり私だったようで一安心。

 それじゃあ、さよなら、さよなら、さよなら……。またお会いしましょう! じゃあね、またね、再見! よっしゃあ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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