今回は短いです。
カルデアで冬眠準備に入るRTAはじまります。
前回でサクッとベリル・ガットを昇天させました。仮にも原作キャラなのにコメント欄で誰にも触れられてなくて、な、涙出ますよ(棒読み)
今回はぶっちゃけカルデアからの勧誘待ちですね。ホモくん育てて、聖杯をゲットして、立てるフラグも立てて、クリプター勢の一人に逝って貰った今、もうやることやったしだらけてても良いんですよ。
むしろタイムロスしないために自分からカルデアに売り込んでも良いんですけど、そのための伝手がないというね……。その伝手を手に入れるために時計塔に接触することはできますが、その場合変なしがらみに掴まってホモくんが変な遊びを覚えたら困るので無しです。タイムを気にする余り無駄な行動をした結果、無駄に時間を取られる事は儘あること。気をつけましょうね。
しかし考えなしにボーッとするなんて有り得ないです。カルデアのスカウト陣はメッチャ優秀なんで、何もしないでも「まずうちさぁ……カルデアスあんだけど……寄ってかない?」と勧誘に来てくれます。日本で普通に学生してた(進学待ち)フジマールを、道端で見つけただけで勧誘する有能ですから。
ここで本当なら日本に行き、藤丸とかいうクッソ珍しい苗字の少年か少女を探して始末するのが効率的なんですが、その効率はあくまで目先の物にしかなりません。先を読める私は敢えて彼を泳がせてカルデア行きを阻止しない方針です。
それというのも実は、第一部のラスボスのゲーティアは、異星の神の存在を認知して警戒していたっぽいんですよ。
考えてもみてください。どうして人理焼却をするのに、二千十五年で焼却範囲を留めたのか。人類史の勃興の起点、ウルクを出発点にしてたのに何故、人類が滅びる間際の世紀末までを範囲にしなかったのか。そこまでして人類史を総エネルギー化してたら、いくらカルデアでも打つ手なしで太刀打ちできなかったんじゃないですかね。
なのにそこまでせず二千十五年をリミットにしました。その理由は明らか。ゲーティアは二千十五年以降の近い将来に、地球へ異星の神が襲来することを予見していたのでしょう。人類に絶望していながら人類を作り変え、死を失くした存在にして、かつ自分が星になろうとしていた彼は、計画成就の暁には自分が異星の神を迎え撃つつもりだったと思われます。
なので、ゲーティアには死んでもらわねばなりません。ついでに彼は人類悪なので、ビーストⅠである彼に連鎖して現れる人類悪達もカルデアに始末して貰います。最低でもビーストⅢまで。人理焼却されると異星の神が困っちゃうしホモくんがクリプターになれないからです。
フジマールを見逃すのは原作通りに第一部と第二部開始までのゴタゴタを片付けてもらうため。その後は用済みなので好きなタイミングで逝ってもらう予定です。ちなみに主人公補正全開なフジマールですが、彼は基本的に無力な存在なので、主人公補正が効かないホモくんならサクッと殺れるのは立証済。世界の主役はホモくんだってそれ一番言われてるから。
ただし殺生院テメェは駄目だ。
FGO世界の殺生院キアラ。ビースト候補である彼女は、FGO世界だと善良なセラピストでしかありません。しかし「きあらさま……見捨てないで……」されるとビーストに覚醒する危険因子。なーのーで、無力で善良なまま、今の暇な時間を利用して片付けます。フジマールの経験値を減らす意味もあって、上手くやると大変うまあじです。
wikiを見て居場所を確かめーの。移動しーの。――はい、コロリ。
殺生院キアラは今のとこノンケな上に女ですが、ホモコロリを飲まされたが如く昇天(意味深)しました。はい、永眠です。
こうして密かに暗殺稼業をしてると、なんだかホモくんが正義の味方っぽくて笑えてきますね。やってることは救世主候補暗殺の極悪ですけど、未来知ってると殺生院がヤバイのは自明なので。
ちなみにホモくんに千里眼を搭載した理由の一つは、こうして未来の危険因子抹殺に躊躇わないでもらうためです。ホモくんはプレイヤーキャラですけどストレス値があります。良心の呵責なんかを感じても困る。そのために千里眼搭載して、魔術師家系にして、死霊魔術使いにさせた感じです。キャラクリは全部に意味があったんですね。
えー、これで本当に終わりです。後は冒頭で述べたように冬眠の準備を済ませるだけ。
ん? カルデアに行ったら色々コミュして、コフィンでレフに爆破されるだけでいいから準備いらなくね? ですか。
えぇ、まあ、はい。普通はそーなんですけど、普通にやってたんじゃタイムだけが無為に流れるので、やれる事はやっときたいんですよね。
なんせレフに爆破されて冬眠中もタイムは流れてます。ストップしません。となると一年間はホモくんが冬眠したままタイムが流れてまずあじです。
それを避けるためにも打てる手は打っておきたい。そのために出来ることがあって、私はこれからホモくんに
それが、疑似死徒化薬。
なぜ? と思われるかもしれませんし、実際要らねぇだろと思われるものですが、コイツの頭に擬似と付いてる事に注目してもらいたい。
普通に死徒化する薬を作って、それを効果の薄い失敗作にします。そして治療薬も作って人間に戻れるようにするんです。すると――どうなるかはまだ秘密にしておきましょうか。
なお死徒薬の作り方は簡単です。ホモくんレベルの死霊魔術師ならお手軽に作れるんですよ。衛宮切嗣のパパンが作ったあれぐらいなら。そして死徒から人間に戻れるの? っていうのはアトラス院のシオンさんが作り方を知っていて……そしてそれがユーザーには知られてる事なので、普通に作り方のレシピがwikiに載ってるんですよね。
はい、今からホモくんには材料集めと作製を指示しまして。んで、超倍速で流していきましょう。ホモくんは時折り私のチャートを視てるんじゃないかってぐらい的確に動いてくれるんで――ん?
今……ホモくん、カメラ目線になりませんでした?
……。
………ヨシ!(現場猫)
気のせいですね。さーて流してイクゾー。
……あ。そういえば私ってばまだ自己紹介してませんでしたね。これはうっか凛。失礼しました。
えー、不肖このわたくしは「鉄腕ARAYA」と申します。こっからもよろしくネ!
「もし。そこの人」
〉貴方がカフェで優雅な時間を過ごしていると、不意に何者かが声を掛けてきた。
〉顔をそちらに向けると、そこには一人の冴えない風貌をした、スーツ姿の白人男性が立っている。
〉「俺に何か」と貴方が英語で返答すると、彼は礼儀正しく一礼して、懐から一枚の名刺を手渡してきたではないか。
〉その名刺には特徴的なロゴの入った、『人理継続保障機関フィニス・カルデア』という文字が書かれており、この男性がスカウトマンである旨の肩書と名前が記載されている。
「わたしはこういう者でして。魔術師である貴方なら、どこかで聞いたことがあるかもしれません」
〉貴方は反応を示さず、ただ男を見詰め返す。それを肯定と取ったのか、彼は単刀直入に切り出した。
「誉田基臣さん――亜種聖杯戦争の勝者であるその経験と力を、どうか我々に貸していただきたい」
〉貴方は――
「………」
未来を見通すこの視界。常に示される、敷かれたレール。
自身の生存を最優先にし、根源を目指す一人の魔術師は、上位次元より自身を見下ろす何かを一瞥した。
未来は、視える。かなり朧気だが。だがカルデアとやらに協力するべきなのかは判断できない。
しかし自分に最善の道を示す存在がどうするかを判断してくれるのだ。意識の外から襲い掛かってくる、聖杯目当ての襲撃者の存在も伝えてくれた。相当数の魔術師を屠って来れたのも、この存在のおかげだろう。
――話に乗った方がいいらしい。
これまで自分がしてきた事の全てが活きる場所なのか。それとも、世界を滅ぼす存在と戦う組織なのか。あるいは、その両方か。
〉貴方は男の手を取った。
「……! ありがとうございます。貴方は一般の方ではないので、すぐにでもカルデアへ招く用意がありますが……」
〉貴方はそれを断った。
「その前に、俺は取りに帰らないといけないものがある。それまで待っていてくれ」
「取りに帰るもの……礼装の類いですか」
「いいや、聖杯だ」
〉そう言うと、スカウトマンは目を見開いた。