カルデアinする(するとは言ってない)RTAはじまるよー!
レギュ違反になるかもと指摘があったので、念の為周回してた際の16,800時間を足しておきましょうね〜。その時間足しても、ま、まだ私が最速のはず。だってまだ私の他に二部走ってる人いないし……。
現在私が一番早いならそれでいい。私は自分が走った後のことなんて関知はしません。
やたらと『
さーて再開します。
前回ついにカルデアにスカウトされました。しかしここでホモくんがやらかしてくれましてね……。なんとホモくん、スカウトマンに自分が聖杯持ってることをカミングアウトしやがりました。なんてことを……!(憤怒)
もちろんスカウトマンはこの事をカルデアに報告するでしょう。すると人理のためだから(良心)と言わんばかりにホモくんの私物を接収、資産の一つに加えかねません。いやまだマリスビリーが存命だろうし絶対やる(確信) アイツはガチですよ、レフにヤられなかったらマリスビリーが全部仕切って人理を救っていただろう、というぐらいガチなヤツ。フォウくん? 知らんな。
しっかしなんでホモくんはそんな事を言ったんだろう。私わかんなーい。普通に非合理的ですし、聖杯はホモくんの秘密兵器かつ生命線です。存在自体を知られないまま秘匿して、隠し通すのが常道でしょう。なんでホモくん勝手なことするかなぁ(呆れ)
やっぱあれですかね? コミュ力が弱くうっかりが口を衝いて秘密をバラしてしまったんでしょうか? これには寛容な私も怒髪天ですよ。でも私はそんなホモくんの失態を許します。私優しい……優しくない?
――(間抜けめ。どのみち聖杯とレイラインを通じていたら、魔力の多寡で露見するだろう。隠し事は露見してしまうと周囲に疑念を生む。その疑念は俺の行動に制限を掛ける類いのものだ。なら自分から話しておいて、手を打っておけば聖杯を手放さずに済む。言い訳ぐらいは俺がやってやるさ、だから俺に教えろ。どうすれば聖杯を手放さずに済む?)
うーん。ホントはやりたくなかったんですが、帰国&帰宅したホモくんに作業させます。彼にはちょっと人体改造をしてもらうんです、もちろん自分の体をね。あと、聖杯自体を更に細かくさせましょう。
どんな改造をするのかというと、ホモくんの魔術回路に外付けの……言うならばコンセントを差し込めるようにするんです。
で、原作で『全て遠き理想郷』を生身の人間に埋め込んだのと同じ要領で、ホモくんの肉体に聖杯を埋め込む、と。そしてそれだけだとホモくんが爆発してしまうんで、現在聖杯の受け皿として利用している魔術礼装『百一匹魔犬』をレイラインで強固に接続しましょう。
絵面としてはホモくんにワンちゃんのリードを百一本繋げた感じですね。こうすることでホモくんは実質『百一匹魔犬』の一体に組み込まれた形になるわけで、爆死(物理)したりする事がなくなります。
聖杯を渡せと迫られた際には、物理的にも魔術的にも聖杯を取り出せば自分が死ぬ(機能停止)と事実を伝え、かつ聖杯の中には自分の大切な人が眠っているとでも言って引き渡しを拒否しましょう。
ホモくん分かった? 分かったらさっさとするんだよ!(ホモはせっかち)
え、うるさい? ごめん……。
怒られたので黙って見守ります。超倍速で。
〉「どちら様ですか?」
〉帰宅した貴方を出迎えたのは、死体人形に仕立て上げられている貴方の父親だった。
〉貴方は何も答えず、無言で素通りする。そして地下室の工房に入ると、多種多様な犬種の形をした群体型魔術礼装『百一匹魔犬』を回収し、作業に移った。
――(これでは少し物足りないな。幾つか機能を足しておくか……)
……。
………。
…………はい、終わりました。
って、あら? なんかホモくんが試運転してる……。
魔犬ちゃん達を操り〜の。まあこれは普通。って、ファッ!? 魔犬ちゃん達が霊体化した……と思ったら実体化して……かと思えば何体かの魔犬ちゃんが合体してホモくんに擬態した!?
ちょ、ちょっと待った。性能を確かめます。
……え。何コレ。ケイネス先生の水銀ちゃん並に壊れ性能ですよ……。
擬態した魔犬ちゃん、ホモくんと同じ性能かつ魔力反応、生体反応してますね。これって勲章ですよ……。ちょっとこれのレシピ、wikiに報告してマウントゴリラやって来ます。あ、それはまた後で。
ともかく、スゲェよホモは。霊体化させられるって事は、礼装を擬似的に使い魔同然に出来てるって事で。しかも自分も接続してるからファンネルが百一個あるようなもんです。どこにでも持ち運べて、かつ好きな数を出して運用できる。これで論文書けば死霊魔術の価値が跳ね上がりますね。
実質、今のホモくんはシャドウサーヴァントを一体常に身近に置いてるみたいなものです。油断慢心皆無なケイネス先生とガチって引き分けられるレベルで、衛宮切嗣の起源弾食らってもパージが間に合えば端末が一個壊れるだけで済みます。すげぇや……!
ともあれこれでホモくんの失態は帳消しにしてお釣りが百一億円(頭の悪い金額)くる感じに仕上がりましたね。よーしこれでコワイものは何もない、逝きますかカルデアへ!
「ほぉ……素晴らしいな、彼は」
白髪の優男――マリスビリー・アニムスフィアは、送られてきたデータを閲覧して感嘆する。
マリスビリーの前に映るホログラムには、これから新たにカルデアに所属する事になった一人の魔術使いのデータが記載されていた。
誉田基臣。二十歳。性別は男。身長189cm、体重80kg 、血液型A型、死霊魔術の研鑽を続ける誉田家三代目当主。魔術属性、火と土。魔術回路はメインが40、サブが30と三代目としては破格だ。
亜種聖杯戦争を勝ち抜き、聖杯を形にして確保している。その際に召喚したサーヴァントは、かの騎士王だという。
現状数少ないマスター経験の持ち主で、レイシフト適性は最高のAランクを記録。詳細不明ながらも魔術礼装と一体化し、動力源として聖杯を活用。そのため聖杯の引き渡しは不能であり、彼の聖杯を接収するには誉田基臣を殺害しなければならない。聖杯を狙う魔術師に襲撃されること二十七回。悉くを撃破してのけている事から戦闘に慣れ、また実力の高さも保証されている。
「文句なしだ。私は彼をAチームに配属しようと思うが、君はどう思う? ――レフ教授」
マリスビリーに水を向けられたのは、緑の装いで身を固めた男である。
レフ・ライノール。マリスビリーとその娘、オルガマリーから全幅の信頼を得ている男は、柔和な笑みを浮かべながら応じた。
「ああ、私にも異論はないとも。彼はAチームが適任だろう」
そうだろう、と。マリスビリーが上機嫌に頷いて。
レフは警戒するように、心の中で青年の名を呟いた。
――誉田基臣、か。目障りな男になりそうだ……一応気を配っておくとしよう。