自由に遊んだらプレイヤー最強になっていました   作:ころころ

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キリト擬きと第二回イベントPart8

「「ぇぇぇぇぇぇええええええええええええ!!」」

底が見えない穴に落ちてしまった二人。

 

ドサッ!!

なんと落下していた時間三秒。

 

「あれ?思ってたより浅い?」

「いや、多分黒い膜みたいなのがあるんだと思う」

「なるほど...」

「けど、ここはどこだ?」

「意外と広いけど...あ!道があるよ!」

意外と明るい場所だったのが幸いし、今いる所がどのような場所か確認出来た。

少し広く、前方に道があった。それ以外あまり変わったところはなく、取り敢えず進んでみることにした。

 

「隠しダンジョンかな?」

「多分そうだろうな。元々霧が濃くて見にくいのに、見つけにくい場所にあったからな」

「だったらメダルあるよね!」

そんなことを話しながら進んでいく。

途中モンスターが出なかったのでスムーズに行けたが、零はそれを疑問に思っていた。

 

(普通ダンジョンはモンスターが出るはず.......ダークドラゴンの時のように強いモンスターが出てくるかもしれないな.....)

「強力なモンスターが出てくるかもしれないから気を付けろよ」

「分かった!そのときは防御は任してね!」

「おう!こっちも攻撃は任せろ!けど、もしもの時は俺が守るからな」

「う、うん」ボッ

楓が照れたそのとき、突如上から壁が落ちてきた。

壁には顔が掘られており、少し不気味だった。

 

『ここから出たいか....』

「へ?」

「しゃ、喋った!?」

『ここから出たいか.....』

「「は、はい!」」

喋ったことに驚いたが、顔の質問に答えた。

 

『ならば我が三つの試練に挑んでもらおう。それを突破出来たのならここから出してやろう。しかし、突破出来ないのなら一生ここにいてもらう。』

「それで三つの試練って?どんなことをするんだ?」

『慌てるな。まず、第一の試練は........自身の秘密を一つ暴露しろ』

「「は?」」

「ええ......そんな、恥ずかしいよお......」

「..........」ゲシゲシ

『蹴るな!』

第一の試練の内容に楓は恥ずかしがり、零は顔を蹴っていた。

零のSTRはかなり高い方だが一向に壁は削れそうにない。

 

『だから蹴るな!一生ここで暮らしたいのか!?』

「チッ」

『あ!今舌打ちした!もう許さないかんな!』

「ごめんなさい!ほら、ゼロも謝って!」

「反省はしてるが後悔はない」

『いや後悔もしろよ!ていうかなげーよ!はよ言え!』

顔がキレたところで早速言ってみよー

 

「わ、私は......実は身長を伸ばそうとして毎日ストレッチしてます!」

「プッ」

「わ、笑うなー!」

楓の秘密に吹いてしまう零だったが、それを誤魔化して自分の秘密を言う。

 

「まあまあ.......次は俺かな。俺は.....父さんと母さんの結婚記念日にサプライズでこのゲームと他に何かプレゼントしようとしてる。」

「そうなんだ!きっと喜ぶよ!」

「そ、そうかな....』

『では、第一の試練突破だ』

「で、第二の試練は?」

さっさと帰りたいのか第一の試練突破と聞くと、次の試練の催促をする。

 

『まあ、慌てるでない。第二の試練は...........自分にとって相方はどのような存在かを言え』

「ハッ!」ドカーン

『イダっ!だから蹴るなって!さっきの本気で蹴っただろ!おい!』

「.............」

『無視かコノヤロー!』

「落ち着いて落ち着いて」

零が顔を蹴り、顔がそれに怒って、楓がそれを宥める。

本日二回目なのだが。

まあ、とにかくいってみよー

 

「言えばいいんだろ!いえば!.........俺にとってメイプルは....落ち込んで塞ぎ込んでた時に手を差し伸べてくれて....なんて言うんだろ。こう....自分の命にかけて守りたいそんな人だ」

「..........」ポッ

『ヒューヒュー!青春してるねぇー!』

「うっせ」

珍しく照れる零。

 

『それで、そっちの女の子は?』

「私はにとってゼロは......強くてかっこよくて.....でも。子供っぽくて可愛い一面もあって.....とっても大好きな....人...です...」プシュー

顔から湯気が出るほど熱くなり、真っ赤にする楓。

ちなみに、零も顔を真っ赤にしていたりする。

 

『甘すぎだろ....アオハルかよ(ボソッ).....えー第二の試練突破!』

「だ、第三の試練は?」

かなり照れている零くん。こんな調子で第三の試練を突破することが出来るのか。

この流れだと、結構恥ずかしい命令が出てきそうだが.....

 

『それでは第三の試練を言い渡す.......キスしろ』

「「え?」」

『キスしろ』

「「はあああああああ!!」」

いきなりのキスしろ発言にかなり動揺する二人。

 

「........」プシュー

「ふざけんな!なんでこんな所でキスしなきゃいけないんだ!」

『キース!キース!』

「蹴り砕いたろか.......なあメイプル!お前も言ってくれよ!嫌だって!」

「ゼロは私とキスするのいや.....なの?」

「嫌じゃないです!」

零はもうやけくそだった。

 

「......いくぞ」

「...う、うん」

「....なあメイプル」

「なに?っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!いたいた!」

二人はあのダンジョン?から脱出して理沙と合流した。

 

 

 

 

 

そのとき零と楓は顔が真っ赤だったという。

 




クーフーリンオルタが二枚でた.........
その後李書文も出た。
姉のデータではオデュッセウスとキルケーが出た。


今月で死ぬかもしれん

ゼロくんの今後

  • スキルをばんばんゲットしていく
  • イチャイチャ
  • ストーリー進めろや
  • 番外編

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