「メイプル....」
「ゼロくん....」
父さん、母さん。俺は今、人生最大の危機に直面しています。
どうしてこんなことになったかと言うと....
「いや〜ここら辺は全部狩り尽くしたな」
「そうだね。....そうだ! あっちの山の方へ行ってみようよ!」
「分かった」
俺達はシロップに乗り、空の散歩を楽しんでいました。
「今日はワッフルを作ってみた」
「お〜、凄く美味しそう! 食べていい?」
「もちろん」
バケットに入ったワッフルを二人で談笑しながら食べていたその時です。
「っ....! なにか来る!」
「へ....?」
「....下だ!」
「「....! うわああああああ!!」」
「カーーーメーーー!!」
何処かから攻撃され、シロップが墜落してしまったのです。
そして、下にある深い谷底に落下している中、メイプルを守ろうと抱き寄せたはいいものの、俺がメイプルを押し倒したような体勢になってしまいました。
暗い空間に男女が二人きり。これは....
目の前にはメイプルの顔があり、綺麗な黒目に吸い込まれて.....
「あ、あの....」
「ご、ごめん! すぐにどく...」
「ま、待って!.....私はこのまま....その.....い、いいよ?」
「っ.....! お前、本気で言ってるのか?」
ゲームとはいえ、メイプルの言っていることは女性にとって大切な物だ。
俺はメイプルの目を見て尋ねる。メイプルからの答えは先程とは変わらないものだった。
「私は...ゼロくんとなら....ううん、ゼロくんとがいい」
「メイプル.....」
「ゼロくん.....」
その言葉は俺の心のHPをいとも容易く全損させた。破壊力ヤバすぎだろ.....!
俺とメイプルの顔はだんだん近づいていき....
「光ノ者ヨ、1000年モノ封印ハ解ケタ。今コソ復讐ノ時ダ」
不気味な姿をしたモンスターが出てきた。
「......」
「......」
「1000年前ノ屈辱、晴ラセテクレル!」
「うるせぇぇぇぇぇ、バァァァァァァァァカ!! 何が1000年の屈辱だ! そんなもん俺には関係ない! ふざけんなよ、このクソ野郎! てめぇは俺を怒らせた!」
「ナッ、コノ圧ハナンダ!? 1000年ハコンナモノ無カッタゾ!」
こいつは絶対に俺がぶっ飛ばす!! 一片の肉も残さず消滅してやる!!
「メイプル! ここから離れてろ。ワンチャン、死ぬぞ」
「りょ、了解!」
予めメイプルに避難を呼びかけておく。もし、メイプルを倒してしまったら俺はマジでヘコむ。とてつもなくヘコむ。
それに、やっとこれでこいつを消し炭に出来る。
「.....よし」
「ナニヲスルツモリダ」
「お前には関係ない。あと.....死ぬぞ、お前」
刹那。この斬撃は正しく刹那の一撃。
既にモンスターの両腕は無くなっており、モンスターはまだその事に気付いていないようだ。
「我流一ノ型────閃光」
この我流は守天流を主軸に、天然理心流やアインクラッド流などの今まで体験してきた剣術を俺なりに研究し、まとめ上げ、一つの
「我流三ノ型────星斬り」
この技は斬ることに特化した技だ。星をも切り裂く斬撃を受けたモンスターは真っ二つになり、その体が紫のドットの光に包見込まれていた。
「メイプルとの時間を邪魔した罪は重い。万死に値する.........ってもう死んでたか。んじゃまあ、メイプルのとこに行くか」
そう言って歩を進める俺は近くに廃屋と化した教会を見つけた。中に入って見ると、真っ先に目に入ったのが.......
炎の中、メイプルが悪魔型のモンスターに食べられているところだった。
「........スー................................死n「ただいまー」ぇぇぇぇぇえええええええええええええええええ!?」
「あっ、ゼロくん! ちょっと口直しに何か美味しいものある?」
「クッキーならあるけど.....ってまさかお前....」
「やったー!」
少し引いてしまった俺だった。反省反省。
次回、来週に投稿されると思われます
多分、恐らく、きっと、メイビー
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内容は短めだが、投稿頻度は早め
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