ピンポーン
「はーい。あら、零のお友達?」
「こ、こんにちは!私零くんのクラスメイトの本条楓と言います!
最近、零くんが休んでいて心配できたんですが....」
「楓ちゃんね!零の母の明日奈と言います。零なんだけど今ねちょっと寝込んでて.....」
そう、零は稽古しすぎて体調を崩し寝込んでいるのだ。
「そうですか.....。あ、あのお見舞いとか大丈夫ですか?」
「もちろん!どうぞ上がって」
「お、お邪魔します!」
「ここが零の部屋よ。ゆっくりしていってね」
「は、はい」
そう言うと明日奈はどこかへ行ってしまった。
「よし。お、おじゃましまーす」
「.......」
「体調崩したって聞いたけど大丈夫?」
「.......」
「あ!私と理沙ね、二層に行ったの!」
「.......」
「けどね!メンテナンスでスキルが弱体化したの!」
「.......帰ってくれ」
「あ!やっと喋ったぁ。ずっとだんまりだから寝てるのかと思っちゃった」
「帰ってくれ」
「むう.........なんでこんなになるまで鍛えたの」
「お前に分かるかよ.......俺の気持ちなんか」
完全に不貞腐れた零だったがずっと話しかけてくる楓にとうとう本音を話し始めた。
「お前に俺の何がわかるって言うんだ!!あんなに手を抜かれて.....コテンパンにされて.....ッ!!」
気がついたら零は楓に抱きしめられていた。
「コテンパンにされたって、ぼろ負けしたって、次があるよ!それにほら!負けても次戦った時勝ったらかっこいいじゃん!」
「ふふ....なんだよそれ。でも、ありがとう」
ドキン!
楓は思わず赤面してしまった。零の笑顔を見たことはあるが、今までの中で最高の笑顔だった。
「見ててくれないか。俺の勝つ姿。」
「もちろん!」
「行くぞ!じいちゃん!」
「おう!こい!!零!!」
二人とも同時に駆け出した。
バァン!!バァン!!
木刀からなってはいけないような音が聞こえるが、何度も何度も二人の剣がぶつかり合う。
「ハッ!顔つきが変わったな!零!!」
「大事な人ができたからな!!」
「!!ほう!それは楽しみだ!な!!」
二人とも後ろに下がり、同時に構えた。
義正は、『守天流』の構え。
零は、『アインクラッド流』の構えだった。
「「はああああああああああああぁぁぁ!!!!」」
バキイイン!!!
木刀が折れる音が響き渡った。
折れた方は
義正の木刀だった。
「俺の!!勝ちだ!!!」
「やったね!!零くん!!」
「ああ。楓が応援してくれたからだよ。ありがとう」
最高の笑顔で感謝を伝える零だったが、その一つ一つにドキドキしている楓だったのだが
「そうだ!戦ってる時に言ってたけど、大事な人って誰?」
「お前」
ボフン
楓の顔は真っ赤になってしまった。
「........」
「楓、俺は君のことが好きだ」
「私も」
ちなみに勝つまでゲーム禁止にした義正さんは構って欲しかったからと、零の実力がメキメキ上がっていたのでこの先が楽しみになって鍛えて上げたからです。
実は告白シーンは家族全員に覗かれてます
ゼロくんの今後
-
スキルをばんばんゲットしていく
-
イチャイチャ
-
ストーリー進めろや
-
番外編