自由に遊んだらプレイヤー最強になっていました   作:ころころ

9 / 42
お気に入りが六十件だと.......


感謝感激雨あられです!!


キリト擬きと下準備

前回零くんが楓に告白し、OKを貰った訳だが、理沙にしか話していない。楓が恥ずかしいからというのがメインだが、いちいちいじられるのがめんどくさいからである。

(桐生家は告白シーンを覗いているので知っている。ことを零は知らない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと戻ってきたーーー!!」

ゲーム禁止を言われ、たかが一週間しか経ってないがその一週間が濃すぎたので数週間ぶりにログインした気分なのだ。

 

零はまず二階層に繋がるダンジョンを攻略しに行った。

今日は楓と理沙の予定が会わなかったのでソロである。

 

 

 

「到着!早速中に入るか」

目の前には石造りの遺跡の入口がある。

いつでも対応出来るように、闇を払うものを抜いておく。

少し歩いていると、少し大きめの猪が現れた。

 

「ハッ!」

先手必勝。一撃で始末して先をすすんでいく。

しばらく猪しか出なかったが、曲がり道を曲がったら熊がいた。が、

 

「グアアアア!!」

すぐに零に首を斬られて倒れた。

もうしばらく歩いているとボス部屋らしき部屋に着いた。その大扉を開けるて、中に入る。

天井の高い広い部屋で奥行きがあり、奥には大樹がそびえ立っている。零が部屋に入ると勝手に扉が閉まる。

すると、大樹がメキメキと音を立て巨大な鹿に変形していく。

樹木が変形してできた角には青々とした木の葉が茂り、赤く煌めく林檎が実ってい「エンハンス・アーマメント!!」る。

ずるくね!?ゴホン!

巨大な鹿は一瞬で凍りる。これを砕けば零の勝ちだが、現状その手段を持っていないと思われた。

「エンハンス・アーマメント!!」

なんと零は闇を払うものの武装完全支配術を使用した。

その能力とは............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴンのブレスだった。

そう、闇を払うものの武装完全支配術は剣の元となったドラゴンのブレスのような巨大レーザーが凍った巨大鹿に襲いかかる。

ぼぉぉおおおおおぉぉおおおおん!!!!

 

 

レーザーが当たった瞬間、

 

 

 

爆発した。

 

 

 

この瞬間、零は二階層進出の権利を手にしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー翌日ーー

今日は三人とも予定があったのだが、

第二回イベントに向けてスキル集めやレベル上げをしようということで別れて行動している。

本日零は念願のカウンター系のスキルを手に入れることが出来るクエストが分かったので、今向かっているところなのだ。

 

「ここか〜。あ、あそこに人がいる。」

そこには洞窟があり、入口のそばに老人がいた。

 

「ここはダークドラゴンの住まう洞窟じゃ。儂は近くの集落で暮らしているのじゃが、その村ではダークドラゴンを神聖視して崇めているのじゃ。しかし、ダークドラゴンの魔力で周りのモンスター活性化し集落を襲ってきているのじゃ。だから勇敢な冒険者よ、ダークドラゴンを倒してくれんか?」

「わかりました」

そう言うと零は洞窟に入っていった。中は一本道で長く長く先が見えないほど続いていた。しかし、いくら歩いてもモンスターは出現せずに黙々と歩いていく。

 

 

 

しばらく歩き続けていると少し広い空間に出た。

 

ガキイイイイイイイン!!!

何かがぶつかり合う音が響き渡った。

零の闇を払うものと何かの爪がぶつかり合っていた。

高速の爪に何故反応出来たかと言うと、元々零は反応速度が早く勘が鋭い。しかし反応速度が早かろうと、勘が鋭かろうと零はあらかじめ索敵スキルを発動していた。

なので、高速で迫るドラゴンの爪に反応出来た。

 

『ほう、人間よく我の爪を凌いだものだ。しかし、我が使命を邪魔するのなら容赦はしない』

「モンスターが喋った!?っ!!危な!」

モンスターが喋ったことに対して零が驚いていると、いきなりブレスを吐いてきた。それをバックステップで避ける。

 

「エンハンス・アーマメント!!」

青薔薇の剣の記憶を武装完全支配術で解放しこの空洞全てを凍てつかせる。これでドラゴンは凍ったと思い、闇を払うものの武装完全支配術を行使しようとするが、零は急に走り出した。すると、

ボゴオオオオオン!!

零がいた所が爆発した。ダークドラゴンのブレスによるものだった。

(くっ!煙で隠れているのに何故俺の位置が分かるんだ!?なにか、なにかあるはずだ!!考えろ......。自動追尾?いやこのブレスはドラゴンの口から出ている。気配?音?いや、気配を消してるし音も消してる。いや、違う。もっとこう俺が元々持っているもの.......。HPかMPか?フャンタジーでありそうだが.....。一か八かやってみるか!)

 

「エンハンス・アーマメント!!」

零は闇を払うものの武装完全支配術を発動し、ドラゴンのブレスを相殺する。ここで零は切り札をきる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リリース・リコレクション!!」

瞬間、空洞がまた凍りついた。

 

 

 

 

青薔薇の剣は真夏でも寒く一年中氷が溶けることがない北の山脈の頂に鎮座していた『永久氷塊』とそこに咲いた『青薔薇』が源となっている。

先程零は、『全てを凍てつかせる永久氷塊』の記憶を解放させた。

満を持して『命を咲かせる青薔薇』の記憶を解放する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「咲け--------青薔薇!!!」

 

周囲のHPを吸って咲き誇る青薔薇。

凍てついた氷の世界に数百にも及ぶ満開の青薔薇は途方もなく美しく、しかし冷酷な光景だった。

 

零の真の目的はこれではなかった。

 

 

 

 

 

 

「リリース・リコレクション!!」

 

闇を払うものの記憶をも全解放した。

すると、剣が光だし零の手を離れ中へ浮いていく。しばらくするとその姿は零が倒した

 

結晶龍だった。

 

 

龍はすぐさま飛び立つと上から半分ほど凍ったダークドラゴンにブレスを浴びせる。

しかし、それでもダークドラゴンは倒れない。トドメを刺そうにも零は今武器を持っていない。だから、ダークドラゴンを倒せない。

 

今まででは

 

 

「白帝の剣!!」

零の右手に刀身が真っ白の刀が現れた。

 

 

 

「うおおおおぉ!!『守天流奥義!!白虎の鉤爪!!!』」

 

高速の斬撃と突き。それを敵が倒れるまでやる。それが『白虎の鉤爪』。

 

 

 

ダークドラゴンのHPが尽きた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思われた。

 

 

 

 




守天流は誰かを守る剣です。
なので、中国の守り神から取りました。



ちなみに、奥義は後3つあります。

ゼロくんの今後

  • スキルをばんばんゲットしていく
  • イチャイチャ
  • ストーリー進めろや
  • 番外編

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。