ベクター?誰それ、俺真月   作:BBM00

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こんにちは。
遊馬vsNo.96 1となっています。

『ギャップ』っていいですね。
使い古されたところでいえば、隠れて動物を可愛がる不良なんかが当てはまるんでしょうか。
でも何処ぞのシャレオツ番長いわく、それは単なる『思い込み』に過ぎないんだとか。
『コイツはこんな奴だからきっとこうだ』
といった思い込みが周囲に対する、ひいては自分自身の印象になるというわけです。

まあ結局何が言いたいかといいますと、私に悪ふざけの気持ちは一切ありません。
それでは、どうぞ。


第95話

No.96 LP4000

遊馬 LP4000

 

『先攻は俺が貰う。ドロー‼ 手札抹殺を発動‼ 互いのプレイヤーは手札を全て墓地に送り、送った枚数分新たにドローする‼』

いきなり手札交換カード…マッハの時のことがある。

油断はできねぇ。

 

『クククッ…俺は手札からテラ・フォーミングを発動‼ デッキからフィールド魔法を1枚手札に加える』

フィールド魔法…一体何を手札に加えたんだ?

 

『気になるといった顔だな』

No.96は俺の顔を見てそんなことを言う。

『すぐにわかる。俺はフィールド魔法、ゴーストリック・ハウスを発動‼』

 

ゴーストリック・ハウス

フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのフィールド上のモンスターは、裏側守備表示のモンスターに攻撃できず、相手フィールド上のモンスターが裏側守備表示のモンスターのみの場合、相手プレイヤーに直接攻撃できる

また、このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーが受ける効果ダメージ及び、「ゴーストリック」と名のついたモンスター以外のモンスターがプレイヤーに与える戦闘ダメージは半分になる

 

周囲が赤の球体から何処か古びた洋館の一室を思わせる雰囲気へと姿を変える。

『モンスターをセット‼ カードを1枚伏せてターンエンド‼』

 

No.96 LP4000

手札 2

モンスター 1

⁇? 裏側守備

魔法・罠 2

ゴーストリック・ハウス

⁇?

 

 

「ゴーストリック・ハウス…‼」

「知っているのか? 真月」

「ああ。 …No.96はアストラルと遊馬をじわじわと追い詰めるつもりらしい」

 

 

「俺のターン、ドロー‼」

バリアンズ・スフィア・フィールドはそこにいるだけでアストラルに悪影響を与える空間。

…今も、俺の脳裏にはギラグとのデュエルで倒れたアストラルの姿がある。

ここに長居するわけにはいかねぇ‼

 

「俺はドドドウォリアーを妥協召喚‼」

 

ドドドウォリアー

☆6 地属性 戦士族

ATK 2300

DFE 900

このカードはリリースなしで召喚できる

この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は1800になる

また、このカードが攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで相手の墓地で発動する効果は無効化される

 

俺のフィールドに斧と盾を持った鉄兜をかぶる屈強な戦士が現れた。

斧を振り回すと、No.96へと向ける。

「妥協召喚により、ドドドウォリアーの攻撃力は1800になる‼」

 

ドドドウォリアー 2300→1800

 

「いくぜ、ドドドウォリアーでセットモンスターに」

『そうはいかない‼ ゴーストリック・ハウスの効果により、裏側表示モンスターに攻撃できず、ゴーストリック以外のモンスターのダイレクトアタックのダメージは半分になる‼』

「何…⁉」

斧を振り上げたドドドウォリアーはセットモンスターへと振り下ろそうとするも、バランスを崩しそのまま転びながらNo.96へと振り下ろされた。

『くっ…‼』

 

No.96 LP4000→3100

 

「1枚伏せてターンエンド‼」

 

遊馬 LP4000

手札 4

モンスター 1

ドドドウォリアー 攻撃

魔法・罠 1

⁇?

 

『エンドフェイズ時、リバースカードオープン‼ シェイプシスター‼』

 

シェイプシスター

永続罠

このカードは発動後モンスターカード(悪魔族・チューナー・地・☆2・攻/守0)となり、モンスターカードゾーンに特殊召喚する

このカードは罠カードとしても扱う

「シェイプシスター」は1ターンに1枚しか発動できない

 

No.96のフィールドに銀色の塊が現れるとそれはグネグネと形を変え、上半身だけ女性の姿へと姿を変える。

『そして俺のターン、ドロー‼ 俺はモンスターを反転召喚‼ 来い、ゴーストリックの魔女‼』

 

ゴーストリックの魔女

☆2 闇属性 魔法使い族

ATK 1200

DFE 200

自分フィールド上に「ゴーストリック」と名のついたモンスターが存在する場合のみ、このカードは表側表示で召喚できる

このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる

また、1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる

選択したモンスターを裏側守備表示にする

 

No.96のフィールドのセットモンスターが表側になると、そこから魔法使いの少女が現れた。

 

『な…』

アストラルがあまりの事態に絶句しているのがわかる。

俺だってきっと同じような表情だ。

 

…なんでそんな可愛いモンスターをお前(No.96)が使ってるんだよ。




いかがでしたでしょうか?

皆まで言うな。もう助言・調整時で散々聞いた。

それでは。
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