Evening calm〜燃える夕焼けと静かな嘘つき〜 作:白ノ暇潰
う~ん、短いなwww
終わりと始まり
ライブハウスに歓声が響き渡る。そのすべてが僕たちへと降り注ぐ。
メンバーの1人の引っ越しが決まり、最後に思い出をと開催した今回のライブ。開会場にはところ狭しと客が詰め寄せ、僕たちの解散を惜しむ声がそこらじゅうから聞こえる。
(あぁ、今までバンドやって来て良かったな)
そんな時間ももう終わりを迎える。
「皆さん!今回は僕たちLiarの解散ライブに足をお運び頂きありがとうございます!」
マイクを握りしめ、語りかける。
「解散とは言え、これっきりと言うわけではありません。また、どこかでお会いしましょう」
これで終わりではない。この五人ならまた一緒にバンドを出来る。
根拠のない自信が僕にはあった。
メンバーを見渡す。皆同じ考えのようだ。
そして大きく息を吸い込み最後の曲を告げる。
「エンンドマークに希望と涙を添えて」
▽
「ふゎぁ~ぁ」
あくびが漏れる。
「ん?なんだ凪、さっきまで十分寝たろ?」
金曜日の放課後。一緒に帰っていた幼なじみの龍我が笑いながらそんなことを言う。
「うるさいな、いくら寝たって眠いもんは眠いんですよ」
昨夜は早めに寝た上に午後の授業をぶっ通しで寝ていたのにこの眠気...
もう病気なんじゃないかと思う。
「あはは、んで?例の喫茶店って何処にあんだよ。その為にこっちきたんだろ?」
そうだったそうだった。つい先日フラッと商店街を散策していたら発見した喫茶店。
気にはなっていたものの1人で入る勇気が出ず、こうして龍我に付いてきてもらっているのだ。
「もうすぐですよ。そこの十字路のとこ」
商店街を歩き続け、目的の喫茶店へと着く。
店には「羽沢珈琲店」と書かれた看板が掲げられており、どこか落ち着いた雰囲気を醸し出している。
前回来ようとしたときは女子高生の集団が入って行った為怖じ気づいたが今回はそんなことは無い。
だって僕には龍我がいるのだから!
何なんだろう、この2人という状況下の絶対的な自信は。赤信号皆で渡れば怖くないとは正にこの事だろう。(失礼)
「ほー、イイトコ見っけたね~。俺好きだよ、こーゆー感じ」
「お褒めに預かり光栄です」
紳士風にお辞儀をして感謝の言葉を述べる。2人で居るときはいつもこんな調子だ。
「冗談はこれくらいにして...」
龍我は羽沢珈琲店へと向き直る。
「ほんじゃ、行きますか」
「はい」
「さてさて、中はどんな感じかな~」
「あ、そういえば八重は?」
「あー、アイツは少し遅れるから先いっててだってさ。なんでも先生に頼まれごとされたんだと」
どうやらもう1人の幼なじみは遅れて来るらしい。中で気長に待つとしよう。
そうして僕らは羽沢珈琲店へと入って行った。
こんな調子で書いて行こうと思います。
エンンドマークに希望と涙を添えて は、イロドリverとお考え下さい。
理由としては、歌詞的に合ってるかな?って思ったので
誤字·脱字等有ればじゃんじゃん言ってください。