プリキュアオールスターズ【守れ!地球を星狩りから!】 作:完龍卞
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あれから数日後…………仮面ライダークローズに初変身を遂げてから俺はちょくちょくと変身してはアナコンディやキントレスキーなどのダークキングの手下とプリキュアと共に戦っていた。
一度も負けていない俺だが、戦っていた時あることを考えた。
仮面ライダーエボルだと、勝負にならないのでは?
仮面ライダークローズは仮面ライダービルドの初期の頃に出てきた所謂2号ライダーの立ち位置だ。当然そのままの状態で戦えば、仮面ライダーエボルに勝てないのは当然、更にはブラッドスタークでも相手にならないのだ。
そんな、仮面ライダークローズに勝てないダークキングの手下であるキントレスキーとアナコンディが連れてくるザケンナーからホシイナーまでの四種類に苦戦するプリキュアはどうなのか。
更にはそんなプリキュアのみならず、ダークキングの手下を意図も簡単に倒せるナイトローグを使用しながらも苦戦するイースはどうなのか。
このままではこの俺の無双で戦いが終わってしまう。しかしそれでは面白くない…………さてはて、どうすればいいのだr『キーコーンカーコーン。キーンコーンカーンコーン』「はい、それでは今日の授業は終わりだ。しっかりと、宿題やってくるんだぞ〜!」おっと考えてたら授業が終わってしまった。さて今の時間は…………十二時三十五分、お昼休みだ。んじゃ昼飯でも食いに屋上でも行こうk「荒谷くん」
「…………なんだ、月影さん」
「少し、良いかしら?」
「?今から飯なんだが…………」
「一緒にどうかしら?」
「…………屋上で聞こう」
断ろうとしたが、どうにも真剣な表情だったから断れなかったが、話とはなんだろうか…………。
「早速、話に入っていいかしら?」
「おう。で、話って?」
「貴方は、仮面ライダークローズって知っているかしら?」
…………は?まさか正体がバレた?
「い、いや、知らないが…………」
「ほんと?蛇の名前と一緒に変身するプロテインの貴公子なんだけど」
「いや、プロテインの貴公子じゃねえから。仮面ライダーだからな?というかコブラじゃなくてドラゴンだ」
全く…………なんつー間違いしてんだよ。というかそれブラッドスタークと勘違いしてるよな?にわかかよ。
「…………あら、今貴方仮面ライダーを知らないって言ってたわよね?なのにどうしてプロテインの貴公子を訂正して、仮面ライダーって修正したのかしら?それと私は適当に蛇の名前と言ったけれど、どうしてドラゴンだと知っているのか教えて欲しいわね」
「ッ…………」
…………や、やっちまった…………。仮面ライダークローズのことは仮面ライダーエボルとブラッドスタークの次の次に好きな仮面ライダーだから修正しちまった…………。
「さあ、教えてちょうだい?仮面ライダークローズさん」
「…………なんで、俺が仮面ライダークローズだと分かった?」
「…………そうね。これは完全な推測だったんだけど、貴方が転入してきたと同時に仮面ライダークローズは私たちの目の前に現れては共に戦ってきたわ。でもあまりにもそれは偶然にしては出来すぎているわ。普通貴方みたいな人が昔から入ればSNSにだってなる筈なのに最近話題になるのは貴方やブラッドスタークばかり。それも仮面ライダークローズの話題が上がったのは初めて貴方と私たちが出会った時からよ。どう考えてもおかしいわ」
…………つまりあれか。俺みたいなやつがいれば普通昔から情報があるのに、初めてSNSになったのがお前らプリキュアと共闘した時と…………言われてみればそうだな。
「…………すげぇな。流石秀才だ。それで?俺が仮面ライダークローズだからと言ってどうしたいんだ?」
「ええ、そうね…………目的を教えて欲しいのよ、貴方が憎んでいるエボルトと言う人物の」
「エボルトの?」
つまり…………俺の目的か?そうなるよな…………一応仮面ライダークローズをやっているが、本当の俺はエボルトであり、ブラッドスタークだ。俺がこの世界で何をやろうとしているのか…………
「さあな。俺も詳しくはよく分からねえ。あいつは簡単に言っちまえば理解が出来ないからな」
詳しくは自分自身でもよく分かっていない…………俺は確かにこの世界に転生した。そしてその際にエボルトになるのと【仮面ライダービルド】って言う作品にでてきた物を貰った。
その力で一番初めに行ったこと…………プリキュアと戦っていたフュージョン・オメガと戦ったんだ。それでその後フレッシュプリキュアと戦っていたイースにナイトローグの力を与えて…………俺はブラッドスタークとしてダークキングと敵対しながら、プリキュアと敵対するイースと協力関係になったんだよな…………。
あれ?矛盾してる点があるな。ダークキングに敵対しているはずなのに、どうして俺はイースと協力関係になってんだ?
「…………用事は済んだか?」
「…………ええ。もう、いいわ」
「そうか…………んじゃ、戻れよ。俺はもうちょいここにいるからよ」
「…………分かったわ。授業に遅れないようにね」
「ああ」
そう言って屋上を後にする月影もといキュアムーンライト。俺がプリキュアの中でも危険視する人物であり、俺にとってのプリキュアシリーズ三大推しキャラの一人…………ああ、そうだ。俺がイースに力を与えたのも、ダークプリキュアに優しい言葉をかけたのも、キュアムーンライトに正体を晒したのも…………全部…………
「好きだからか…………俺は、イースもダークプリキュアもキュアムーンライトも…………好きだから…………なら」
なら俺は決めた。イースとダークプリキュアをこっちに引き入れる。おおよそイースはプリキュアを倒せる力を渡せばこっちに着くだろう。だが問題はダークプリキュアだ。あいつが俺に着くとは…………勝算は高くない。だが、ここで諦めるわけにはいかない。
「ああ、やってやるよ。全員とも、俺が救ってやる」