君とのMemories   作:黒山羊さん

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商店街の暖かさ

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朝、学校に行き授業を受け、家に帰る。そして仕事。

3日間、ずっとこの繰り返し。

今日もそのつもりで過ごしていたのだが...

 

「あ、有咲からメールだ。なになに...香澄が家の用事でこれないから今日練習は無し。あ、あと帰りに夕飯のコロッケ買ってきて。頼んだぞ?マネージャーさん。...ってマジか....お使い行かされるのかよ....」

 

コロッケが売っているお店がある商店街は、この学校から少し離れた所にある。でもそこへ寄るとかなり遠回りになってしまう。でも、

 

「関係を崩さないようにするには行くっきゃないよな....」

 

(てか俺も食べたいし)と早速買いに行く事になった。

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この町の、真ん中より少し東側にある、商店街にはお好み焼き屋、

パン屋、カフェなど色々なお店がある。俺はその商店街にあるお店のひとつ、北沢精肉店に来た。ここのコロッケは安い、美味い、大きいの三拍子を売りとしている。しかもよく買いに来るおかげで手伝いをしている子にも顔を覚えて貰ったほど。因みにひとつ50円。

 

「ありがとうございました!また来てね!....あ!いつも沢山買ってくれるお兄さんだ!コロッケ揚げたてだよ!」

 

「お、丁度いい時に来たな。美味しいコロッケを沢山買っていくのは当たり前だろ?んじゃ4つ貰えるか?」

 

「オッケー!んじゃ、50円が4つで200円だよ!」

 

「やっぱり安いよな。ここのコロッケ。しかも大きいし。ほい、200円。」

 

というかよく50円って値段つけられるよな。赤字とか、気にしないのかね?

 

「毎度あり!はい!コロッケ4つ、揚げたてだよ!」

 

「お、ありがとうな。また来るよ。」

 

「....あ!お兄さん!いつも来てくれるし名前で呼びたいから教えてくれないかな!?私の名前は北沢(きたざわ)はぐみだよ!はぐみって呼んでね!」

 

「俺の名前は中井優斗。宜しくな、はぐみ。」

 

「宜しくね!ゆーくん!」

 

俺はまたひとつ新しい友達が増えたらしい。

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スマホを見ると午後5時。さあ帰ろうとしたその時。

 

「.....パンのいい匂いがする。寄ってみるか。」

 

そして向かったのは斜め前にあるやまぶきベーカリーというパン屋さん。

Poppin’Partyのドラム、山吹沙綾が住んでいる家。

沙綾はよく、店番をしていて、いつも明るいことから商店街の人達からも

人気なほど。しかも今日、練習が無くなったので多分いると思い寄ってみることにした。

この時間、どうやらパンも焼きたての時間らしくいい匂いがする。そして俺はここのメロンパンが大好きだ。一度に3個は絶対。そしてその大好きなメロンパンの匂い。買わない訳にはいかない。

 

「いらっしゃいませ!焼きたてのパn...って優斗!いらっしゃい!

優斗の大好きなメロンパンが今焼きあがったよ!」

 

「おっ、それは楽しみだ。他のパンも見ていいよな?」

 

「もちろん!因みに今なら6個以上買うと割引だよ!」

 

流石は商売人。買う人の心を分かっている。割引きなんて言葉言われたら買わない訳にはいかない。....でもいつも7個以上は買ってるというのはここだけの話。

そんな話は置いておき。店内を見ると、多種多様なパンが置いてある。

ピザパン、ソーセージパンなどと言った惣菜パンや、俺の大好きなメロンパンやクリームパンと言った定番。それ以外にもフランスパンや、食パンなど足りないパンはないのではないのかというぐらい、ここに来れば色々なパンが買える。

その中で俺が取ったのは...

 

「メロンパン4つにクリームパン2つ。あとたまごパン一つね。合計550円になりまーす!」

 

安い。安すぎる。割引きが付いてるとはいえ、この価格。はぐみの店といい、沙綾の店と言い、いい意味で馬鹿だと思う。

 

「やっぱ安いな。」

 

と財布から550円を取りだし沙綾に渡す。

 

「550円丁度ね。ありがとうございました!」

 

「いつ来てもここのパンは美味しいからな。また来るよ。」

 

「ふふっ。いつもありがとうね。....あ、それと」

 

「?」

 

「私の気のせいなら謝るけど、そのたまごパン有咲の分でしょ?」

 

「ギクッ」

 

沙綾の言うたまごパンは中に丸々ゆで卵がひとつ入っているパンのことなのだが、

 

「お、やっぱり合ってた。有咲いつもそれ食べてるもんね。」

 

そう。沙綾は練習の時よくパンを差し入れしてくれるのだが、有咲はいっつもこれを気に入って食べていたので買ってあげようと思い購入した。

それがまさかバレるとは....山吹沙綾、恐るべし。

 

「はは....まさかバレるとはな....」

 

「まあね。でも有咲きっと喜ぶと思うな。」

 

「そのために買ったからな。んじゃまた。」

 

「ありがとうございました!また来てね!」

 

俺はやまぶきベーカリーを後にする。

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「ただいま。」

 

「おかえりなさい。優斗、そろそろ晩御飯だよ。」

 

「あ、おばあちゃん。はいコロッケ。」

 

「ありがとうね。有咲は自分の部屋にいるよ。」

 

「はは....別にわざわざ言わなくてもいいから。」

 

ばあちゃんはたまにとんでもない地雷を置いていく。

 

「有咲ー。沙綾の所のパンも一緒に買ってきたけどいるかー?お前の大好きなたまごパンもあるぞ。」

 

と有咲の部屋の前で呼んでみる。

 

「マジか!?って、なんでお前が私の好きなパン知ってるんだよ!?」

 

「だって、お前いつも沙綾の差し入れのパンいつも美味しそうに食べるじゃん。」

 

「ま、まじか。私そんなバレやすいのか...」

 

「ほい。」

 

「あ、センキュー...」

 

「あと、パンを美味しそうに食べる有咲めっちゃ可愛いよ。」

 

「!?ゆ、優斗のバカ!」

 

と顔を真っ赤にして襖を閉められてしまった。俺そんな変なこと言ったか?思ったことそのまま言っただけなのに。

結局その日は有咲が怒ってた理由が分からなかった。

 

因みに次の日までずっと有咲はぷりぷりしてましたとさ。

 




取り敢えず新キャラ出せました。
ハロハピしか出てないのは単純に出しやすいからという理由です。
他のグループも出す予定なので楽しみにしていてください。
(まあこんな小説誰も読まないか...)
次回もお楽しみに!
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