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金曜日の放課後。
練習を一旦やめ、休憩しているポピパ一同に俺は聞きたいことがあった。
「そういえば聞き忘れてたんだけど、ガールズバンドの発表会だったっけ?それって何時なんだ?セトリとか考えなきゃいけないし。」
と聞くとメンバーの5人が(あ...)というような顔でお互いを見つめあっている。ん?俺地雷踏んだか?
すると香澄が、
「あっはは....それがね優くん...」
そして香澄に告げられた言葉は、
「はあーーーー!?あ、明後日だと!?しかも明日提出!?じ、冗談はよしてくれよな?香澄さん。」
いやいや、明日は流石に無理だろ。つーかなんで誰も言ってくれなかったんだ。
「ご、ごめん!優くん!ど、どうしよう....有咲ぁ!」
「わ、私に頼るな!!.....でも本当にどうしよう。」
「今からセトリとか決めるの?間に合わなくない?」
「ど、どうしよう....」
みんなが困っている中、マネージャーとしての役目を果たせ
ていない自分にだんだん腹が立ってきた。
なんでもっと早くセトリを決めようと思わなかったのか。そしてなんでその事を気にかけなかったのか。
しかし腹が立っていても何も解決はしない。だからこそマネージャーとしても、中井優斗、俺自身の成長ためにもここは頑張らないといけない。
「よし、急いでセトリ決め始めるか。」
「「「「「!?」」」」」
と言った途端、そこにいたメンバー全員が驚いた。
「はあ!?優斗、今から決めるって言うのか!?」
「有咲、そしたら明日、Poppin’Partyはセトリ完成していません。って言うのか?そんなわけにいかないだろ?」
「っ、そ、そうだけど....」
「まあ俺が言うのもあれだし、みんなよく言うけどやっぱり、やらないで後悔するよりやって後悔した方が何倍もいいからな。あと諦めるってのは俺としてもマネージャーの俺としてもそれはプライドが許さない。」
自分からやると言ったからには仕事をやらない訳にはいかない。
仮にマネージャーじゃなかったとしてこのピンチがあったとしても多分、手伝っていたんじゃないかな...?
その後、セトリを練習時間ギリギリまで考え、何とか終わった時にはもうとっくに日はくれていた。
「ま、まさか本当に終わるとは....優斗、こういうの得意なのか?」
「んなわけ。セトリ自体見るのも考えるのも初めてだよ。」
「え?じゃあなんでこんなに早く....」
と香澄に聞かれると少し考えて俺はこう言う。
「うーん、そうだな...マネージャーとして、お前らを助けようと頑張ったら無事に終わった。...これじゃあダメか?」
「ダメじゃないけど、優斗らしいっちゃ、優斗らしいね。」
「とにかくありがとうね!優くん!」
「おう。また何かあったら言ってくれよな。あとこれから、日程はもう少し早く教えてくれよ?」
「は、はいぃ!」
まあ無事に終わったからいいか。終わりよければ全てよし....いや全て良くはないか。もっと早く言ってくれればこんなに慌てる必要なかったしな。
その後メンバーは帰宅し、俺と有咲は家に戻った。
そして居間で会話をする。
「しっかし、今日は本当にありがとうな優斗。」
「いやいや、マネージャーとして当然の事をしたまでだ。」
「同然なのか....?まあそれは置いといて一つ質問いいか?」
「ん?なんだ?」
「優斗。お前って楽器って触った事あるのか?」
「!?.....」
それまでの明るい会話が一転、俺の気持ちは暗くなってしまった。あるとはいえない。だって俺はもうあの時の事を思い出したくすらない。そしてこの話は有咲にすら話したことが無い。それぐらい苦い思い出。 だから俺は
「無い。」
と言ってしまった。それを聞くと有咲は少し鋭い目をして
「そっか。」
と言い、出ていってしまった。
1人残る俺には嘘をついた罪悪感と有咲とまた離れてしまったような気持ちが感じられた。
「あーちゃん...か」
今もどこかで元気にしているのだろうか。
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優斗から感じられたあの違和感はなんだろう....
私は自分の部屋に戻り椅子に腰掛け、少し考える。
まるで思い出したくないような事があるような感じ。
......あれ?そういえば前にどこかで優斗を見たことがあるような気がする.....しかもだいぶ小さい頃に。.....ってそんなわけないか。
考えすぎは良くないな。これは多分気のせいだ。
.本当に気のせいなのかな......
取り敢えず進展しました。
書き方がヘッタクソなので読みずらいですね。
このあと2人はどうなるんでしょうか?
次回予告....なんてものは書けそうにないです。
次回もお楽しみに。