君とのMemories   作:黒山羊さん

17 / 17
ネタ回です、、、
R15に引っかかりそうなネタですが普通に見れると思います。
もしかしたら言葉のミスが多いかもしれません。


友達以上恋人未満。そんな関係。多分。

「お前ら、本当にいい加減にしろーー!!!!」

 

 

有咲がこんなに怒ってる理由はつい1時間ほど前のこと。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「早く香澄ー!こっちこっち!」

 

「さーや、待ってぇ!」

 

今日は連休3日目の朝。

さすがに次の日に治しきることは出来なかったけど、3日で風邪は完治した。

お母さんから外出許可がおりたので、今は完全に治りきっていないらしい有咲の為にみんなでこっそりお見舞いに行こうとしている所。

もちろんゆーくんにも一切伝えてない。というか風邪治ったばっかの人に走らせるって沙綾って意外とSな人なのかな?

途中、りみりんとおたえと合流した。

りみりんも昨日のうちには風邪は治りきっていたみたいで、今は元気ないつものりみりんって感じ。

おたえはいつも通りおたえしてる(?)

 

「着いたーって、やっぱり有咲の家大きいねー。」

 

「本当、本当。羨ましいなあ。」

 

「ここの家に新しいウサギ小屋建てたいな。」

 

因みにおばあちゃんのみ、許可はとってある。

だから普通に上がっておkとの事。

え?私がいつもこの家に無言で入って朝ごはんを食べてる?チョットナニイッテルカワカラナイナー。

 

有咲をわー!と驚かせたいので私たちは有咲の部屋の前まで来た。

有咲が起きているかもしれないので襖に耳を傾けるとこんな会話が聞こえた。

 

「い"っ!?ってお前!もう少し優しくしてくれよ!私風邪治りかけなんだぞ!?」

 

「悪い、悪い。もう少し優しくするから。もう痛くないか?」

 

「まだ少し痛ぇよ....ったく。」

 

「....ゃ....動か....ぞ?」

 

「今度は優.....な?」

 

「有咲は......で気持ちよ.....か?」

 

「...訳..だろ!?」

 

.....その会話が聞こえた瞬間、私たち4人は固まってしまった。

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「ったく、髪をといてもらうだけなのになんでこんな痛い思いしないといけねぇんだ....」

 

「んだから悪かったって。」

 

自分から、髪をといてくれと言った割には文句が多いなお前は。

まあ強く櫛で髪の毛をといてしまったのは俺の責任だから謝るけどさ....

 

「悪いと思うなら真顔で言うなよ....私喉乾いたからお茶持ってくるわ。」

 

「有咲、風邪治りかけだろ?俺が行くよ。」

 

風邪が治りかけとはいえ有咲はまだまだ元気とは言えない。だから俺がいこうと思ったんだけど...

 

「へーきへーき。治りかけとは言いつつ熱はもう下がったからな。んじゃ行ってくるって.....うわああああああああああ!?」

 

そう言って有咲が部屋の襖を開けた瞬間、市ヶ谷家に大絶叫が響いた。

 

「おいおい!?どうした......ってなんでここにお前らがいるんだ?」

 

俺の目に映ったものはまさにカオスとしか言い表せない光景だった。

 

何故かバンドのメンバーが家の中に居た。

まず、香澄は何故か大泣きしてるし、りみは魂ここにあらずって様子だし、沙綾に関しては顔を合わせようとすらしてくれない。おたえは何故か腕を組んでニッコリしている。まさにカオス。取り敢えずりみは病院に連れていかないと...!!

 

「お前ら!?なんでここにいるんだ!?つーか香澄はなんで泣いてるんだ!?取り敢えず落ち着け!」

 

「ゔぅぅ....ありしゃが....ゆーくんと....ぐすっ」

 

「お前は何言ってるんだ!?」

 

「ねぇ有咲。」

 

「お、おたえ?な、何だ?」

 

そこでおたえが一言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気持ちよかった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

 

 

パニックになってる時にまさかのおたえからの爆弾発言。

流石にこの発言に....

 

「お前は何を言ってるんだああああああああああ!!!」

 

有咲さんかなりのお怒り。風邪の時より熱があるんじゃないかと思うぐらい顔が真っ赤。

 

「あ..はは....あははははははwwwww」

 

この状況に俺は笑うことしか出来ない。

 

「優斗!!お前は笑ってるんじゃねぇ!!こいつら止めるの手伝えよ!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そしてその後、なんとか落ち着いたメンバーに有咲さんからのお説教が。

 

「つまり、ゆーくんは有咲に頼まれて有咲の髪をといていただけと?」

 

「そうだ。」

 

「なんでゆーくんが有咲の髪をといてたの?自分でやれば良かったのに。」

 

「あーそれはな、風邪は治りかけだけど身体中がまだ痛くてな。後ろに腕を回せなかったから優斗に頼んだって訳。」

 

頼まれた時の有咲のあの顔、俺は絶対忘れない。写真撮っておけばよかった。

 

「んじゃあ別に気持ちよくなかったんだ?」

 

そこへまたおたえの爆弾発言。出禁にしてやろうか。

 

「んだから別に変なことはしてないって今たっぷり言ったよな!?」

 

「いやそうは言ってもあの会話だけ聞いたら私達も、読者も勘違いするよ。」

 

メタい。流石沙綾さん。メタい。

読んでくださる皆さんはまさかとは思いますけど、髪をといているだけの文を変な事だとは思ってませんよね()

 

「それは沙綾達が勝手に勘違いしたんだろ!!」

 

「因みに有咲やゆーくん達ってそういう関係?」

 

よーしおたえさん出禁な。そろそろ黙れ。

 

「「んなわけねーだろ。」」

 

「でも良かったぁ。有咲ちゃん達がそ、そういう関係じゃなくて、、」

 

「おいりみ。お前それどういう意味だ?」

 

なんでりみまでそんな事を言うんだ。つーかどこで知ったんだ....

ん?待てよ?そういえばりみにはお姉さんが居たな....お姉さん....彼氏....あっ、ふ〜ん(察し)

 

そんな牛込家の事情を勝手に想像しつつ、話はなんとか解決...したのか?

まあ多分大丈夫だな。うんきっと大丈夫。

 

結局今日は出禁が1人出た事と、解散したあと有咲が若干熱を出した事だけで終わった。




完 全 に や ら か し た
書いてる途中に、ん?なにこれってなりましたもん。
因みに後悔はしてます。



余談話。
最近、りみりんの中の人ばっかり見ていたせいで中の人の名字の西〇と書きそうになったのはここだけの話です()

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。