おかしい、真面目に書いてたつもりなんだ。
ほむほむはね、繰り返されるループの中で精神が焼き切れてしまった上にゲーム補正がかかってしまっておかしくなってるんだ……と思ってください。
キャラ改変レベル。
(キャラメイク 〜 お菓子の魔女)
はい、よーいスタート(棒読み)。
巷ではマギレコが流行っているのに、頑なに『魔法少女まどか☆マギカ』を走る懐古厨のRTA、はーじまーるよー。
早速一回目のニューゲームと同時にタイマースタートです。
計測終了は称号コンプリートの称号【全てを知る魔法少女】の獲得表示とします。
はい、もうタイトルと今の説明でご理解いただけたかと思いますが……
今回は前回走ったワルプルギスの夜討伐RTAとは違い、オフライン環境で獲得できる全称号、つまり『トロコン』を目指したRTAとなっております!馬鹿じゃねえの(嘲笑)。
一周目はワルプルギスの夜討伐を目的とした周回になるので、前回とほぼ変わらない……だわけねぇだろおぇー!
今回はトロコン目的なので一周目からかなり大胆に動いていくことになります。
習得する必要のある魔法があるので、ランダムクリエイトは出来ません。
容姿は適当で構いません、名前は適当に『
ちょっと待って、略してもホモじゃないやん!どうしてくれんのこれ。と思った兄貴達もご安心ください、この『陳』という漢字は『ちん』と読むことができます、つまりちんkおっといけない。
経歴ではやはり『ベテラン』を選択します、ぶっちゃけ一般人や新人を選択してもRTA的にはうま味がありません、通常プレイだとみんなと特訓するようなシチュエーションも楽しめるのでいいんですけどね。
性質は冷血を選択。
これは、他の魔法少女を見捨てたりする際、カルマ値次第では逃走などに失敗の可能性が出てくるのですが、性質として冷血を持っている場合は必ず成功する、血も涙もない冷血野郎になります。
また、自身へのダメージによる魔法の失敗率を下げる効果も持っています、他人を使い捨てるように目的のためなら自分も使い捨てます。
魔法特性は《活性化》と《操作》を習得。
活性化は読んで字のごとく、ソウルジェムを活性化させて多量の穢れと引き換えに通常以上の魔力を行使できるようにする特性で、前回取得した増幅より効果は弱いですが他者にも行使することができます。
操作もそのまま、魔力の操作に長けるようになる特性です。
ですが、この二つは目的に至るためのいわば踏み台に過ぎません、目的は別のスキルとなっているので、それの出番が来た時点で解説いたします。
そして、前回では一ミリも役に立ってなかったので説明を省いた特技では《演技》を選択します。
この演技を持っていると、嘘を言ってもバレる確率が下がったり、嘘を本当だと信じこませることが可能となっています、強い。
ステータスは魔力に全ツッパです、目的の為には膨大な魔力が必要になるので、スキルも考えると成長による振り分けもほぼ魔力にあてがわれることになるでしょう。
メインの武器は弓を選択しますが、これは別に遠距離武器なら何でもいいです、弓を選択したのは銃より魔力効率がいいからに他ありません、どっちにしろメインウエポンは魔法だから関係ないね!
固有魔法は《能力増幅》……つまりバフを味方にかける能力です。
サポートだけしておけば周りが強いからなんとかなるってヘーキヘーキ。
そんなわけでキャラクリも終わったのでほんへほらいくどー。
親の顔より見た見滝原市のビルの上からスタートです、そしてこの時点で称号【魔法少女】を獲得です。
今回も別に誰かと仲良くなるつもりもないので、適当に街の端っこにある空き家を拝借して拠点としましょう、するとふたつ目の称号【我が家】を獲得できます、こんな所が我が家って、ご家族とかいらっしゃらないんですか?(失礼)
まあそんなことは置いといて、これからの行動方針なのですが……ほぼ原作沿いに動くことになります。
は?と思うかもしれませんが、それが一周目の目的なので仕方がありません、ただしほんへへの介入は第三話、マミさんがマミられる所から……つまり前回と一緒だな!
それまでは野生の魔女狩りをしてレベリングする画面が続くので、倍速でじゃ、流しますね……
さて、カンのいいホモガキならもう気付いているかもしれませんが、この周回で狙っている称号、それは【悪夢の夜明け】、【新たな絶望】、そして……【私の縄張り】この3つが目下最大の目標になります、ひとまず解説します。
【悪夢の夜明け】これは単純にワルプルギスの夜を討伐すれば手に入る称号で、皆さんもお持ちではないでしょうか。
続いて【新たな絶望】ですが……ワルプルギスの夜をも超える災厄の魔女、救済の魔女ことクリームヒルト・グレートヒェンの顕現で得られる称号です、グレートヒェンが顕現した時点で特殊エンディングとしてエンディングを迎えることになるので、強制的にその周回が終了というとんでもねぇ罠です、なので引き継ぐつもりもない一周目に終わらせてしまおうという目的です。
そして最後、【私の縄張り】についてですが、これは取得条件が【見滝原市に魔法少女が主人公だけになった】となっています。
はい。
主人公だけ、です。
だからみんなころ──
おっと、丁度お菓子の魔女まで辿り着いたので等速に戻しましょう。
ヘイそこのおっぱいの大きな魔法少女!これからこの街に住み着くから引越し蕎麦代わりのバフだ!受け取りな!
突然の新たな魔法少女の登場に一瞬マミさんが驚いたような反応を示しますが、自分を援護しているという事に気がつくと、まどかとさやかの存在を伝えてそっちを護衛するように言われます。
もとより直接戦闘には不向きなので、周りの使い魔を始末しながらマミさんの戦闘の続きを見るとしましょう。
ちなみに弓は使いません、火攻めや水攻め、矢を直接空中から撃ちだすなどの方法で使い魔を始末していきます、火力が心もとないので魔女には痛痒を与えることもできませんが、使い魔掃除にはこれ以上なく有効な戦術です。
もちろん水が存在しない場所でも問題なくハイレベルな水遁が使えます、流石魔法少女ですね……
お、マミさんが無事お菓子の魔女の第一形態を破りましたね。
それじゃあ、氏のうか(にっこり)。
マミさんの頭が齧られた瞬間にシステム外外道スキル《
本来ただ魔力を与えるだけの《魔力譲渡》というスキルが存在します、更に《活性化》もおまけしておきましょう。
これらを組み合わせて陳宮ちゃんの魔力、そしてマミさんの魂から無理やり捻出した大量の魔力を組み合わせてマミさんのソウルジェムに過剰すぎるほどの魔力を溜め込み、臨界を突破した時点で魔力操作を放棄……あとは暴走した魔力が大爆発を起こすだけです。
まさかまさかの掎角一陣、マミさんもろとも大爆発を起こしておさらばです、この為に冷血が必要だったんですね。
この結界の主であるお菓子の魔女が消滅したので称号【お菓子の魔女】を獲得、同時に結界が消滅します。
病院の陰、人気の少ない場所に陳宮ちゃん、まどか、さやか、そして今回はあえて遭遇しないように移動したので初対面のほむらちゃんが現れます。
ほむらちゃんは拘束が解けると同時に結界が消えたことに驚きながら、目の前に知らない魔法少女が現れた事でかなり警戒していますが、マミさんの援護と掎角一陣の為にかなり魔力を消費してしまったのでグリーフシードは貰っておきましょう、ほむらちゃんも別に自分が戦ったわけではないので譲ってくれます。
いやしかし、昨夜ボーナス魔女の出現によって寝不足なので眠気ゲージがやばいです、疲労も相まって今夜は狩りに出ずに寝たほうがいいかもしれませんね。
それじゃあ貰うもんはもらったんで、帰りますね。
「返してよ!それはマミさんのグリーフシードだ!」
死人にグリーフシードは使えないんだよなぁ……悲しいなぁ……
まあ、私が頃したんですけどね、初見さん。
ふむ、(トロコンのため)必要な犠牲でした。
あ、やばい欠伸が……よし、背を向けていたおかげで誰にも見られてないな!
こんなシリアスな場面で欠伸をしているところなんか見られたら、血も涙もない冷血漢だとバレてしまうので、見られずに済んで良かったです、もし仮に見られていたら、明らかに怒られるので、これは本当に平気です。
「必要な犠牲って、なんで……!マミさんを……!」
ほならね、自分で戦ってみろって話でしょ?私はそう言いたい。
少なくとも陳宮ちゃんには直接魔女と戦う力はありません、他の魔法少女の援護には長けてるんですけどね。
一人の魔法少女を犠牲にサポート型の魔法少女と一般人二人を救えたのですから、マミさんも浮かばれるというものでしょう。
苦渋の決断です、わかりますね?
その言葉に三人共息を呑みこちらを見てきますが、演技のおかげで内心最初からマミさんを亡き者にする予定だったことはバレてはいないみたいです。
そのまま画面からフェードアウトしましょう、ストーリー的には次はハコの魔女ですが、特別介入する必要もないのでしばらくはまた地道なレベル上げです、次にほんへに直接介入するとしたらそれはオクタヴィア戦です、一度に二人も無力化できる最高のイベントだぁ……
というわけでまずは一人始末したところで今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
今回もまた、巴マミはお菓子の魔女にやられてしまった。
リボンの拘束が解けた事でそれを察する、今まで幾度も繰り返してきた時の中で、彼女が他の魔法少女と共闘せずに超えた試しは無い、まどか(とそのついでに美樹さやか)に被害が及ぶ前に駆けつけようと時を停止させようとした瞬間、魔女の結界が解けた。
(馬鹿な!まさか巴マミがお菓子の魔女に勝った……?)
魔女の結界特有の気色悪い景色が溶けてゆき、見慣れた病院の敷地に現れる。
近くには傷ひとつないまどか(とそのおまけ)と、そして一人の見知らぬ魔法少女が立っていた、代わりに巴マミの姿は見受けられない。
つまりやっぱり今回も巴マミは巴マミだったということなのだろう。
いや、それはいつもの事だからいいとして、私の見知らぬ魔法少女を観察する。
和風……というよりも中華風の服、左手には弓を持っているため武器はこれだろうか。
眼鏡の奥には吊り上がった瞳があり、知的だが同時に冷酷な人であるように思う、髪は薄紫のロングをうなじのあたりで一本に纏めていた。
「このグリーフシードは頂いていいですかね?最後の一撃で魔力を使い果たしてしまいまして」
「あ……えぇ、構わないわ、私は戦ったわけではないもの」
その魔法少女は、足元に落ちていたグリーフシードを拾うと立ち去ろうと背を向けた。
少なくとも、無理やり他人から奪うような質ではない、やはり理知的な人間だ、少なくとも無駄な争いを好むタイプではないだろう。
「返してよ!それはマミさんのグリーフシードだ!」
その背に向かって美樹さやかが声を掛けると、彼女は足を止め語り始めた。
美樹さやかは何時もそうだ、身勝手な理屈をこねて、一般人には価値のないグリーフシードに固執する、短絡的で目の前しか見えず、その癖にヘタレて告白もできずにせっかくたった一度の奇跡で指を治してあげたのに寝取られて魔女落ちする、もはや見慣れた光景だ、自分がその矛先ではない光景を見るのは初めてだったが、客観的に見てもやはり彼女の理屈はずれている。
「死人にグリーフシードを使ったところで黄泉還りはしません、そもそも貴方が持っていた所で無用の長物でしょうに」
全く以てそのとおりだった、ぜひもっと言ってやってほしい。
「それに、アレは必要な犠牲でした」
「犠牲って、なんで……!マミさんを……!」
必要な犠牲、という言葉に私も少しムッとする。
アレはアレで、ワルプルギスの夜を倒すときには居たほうがいい人材ではあるのだ。
確かにメンタルの維持やら、核心に迫る情報をロクに教えられないなどと言ったデメリットは多いが、上手く行った時にはそこそこ戦力になっている。
それに、私は犠牲という言葉がそもそも好きではない、まどかの溢れんばかりの自己犠牲の精神を彷彿とさせるから。
「そう思うなら自分で戦えばよろしい、私は直接魔女と戦えるほど強くはないのです、だから私は基本他の魔法少女を強化しつつ使い魔を蹴散らして戦っているのですから」
どうやら彼女は珍しい他者を強化する能力を持った魔法少女であるらしい。
そんな彼女の援護を受けてもやはりやられるのだから、もしや彼女は前世でお菓子の魔女の前身だった魔法少女の前世に相当ひどいことでもしていたんじゃないだろうか?
あるいは無駄にデカイ乳をぶら下げて黄色いから乳製品とでも思われたか、これは思ったより有力な新説かもしれない。
いや、そんな事は置いておこう、あまり下手に美樹さやかを勧誘されては困る、まどかの周りから魔法少女が現れるほど、彼女が契約してしまう可能性が上がってしまう。
今眼の前で巴マミの死を目撃したからこそ今すぐとは考えにくいが、美樹さやかまで契約してしまえば、自分が何もしていないということに罪悪感を覚える程、彼女は優しいのだから。
「たった一人の魔法少女と交換で、一般人二人を守れたのです、上等な結果でしょう。もし仮にあの状態の彼女を助けたとしてもまともに戦えなかったでしょうし、彼女の戦意は予想外の出来事にとっくに折れてしまっていた、そうなれば四人全員が死んでいたでしょうね」
おそらくそれは間違いないだろう、僅かに見える彼女のソウルジェムは真っ黒で、かろうじて魔女化せずに堪えているような有様。どんな手を使ったのかはわからないが、形態変化による不意討ちを除けば、お菓子の魔女はさして強力な魔女ではない。それほど追い詰められているのだから耐久力だってろくに残っていないだろうに、そんな状態の魔女を倒すためにこうなってしまうのだ、支援ができる代わりに戦闘力は本当に低いのだろう。
そうなれば隙をついて一般人を守った彼女の決断はなるほど、確かに必要な犠牲だ。
「あれは苦渋の決断です、わかりますね?」
振り返った彼女の目尻には小さく涙が浮かんでいた。
それに私はとても驚きを感じた。
必要な犠牲だと言ったり、交換、美樹さやかやまどかの反応からしておそらく非人道的な戦術をとったのであろうことは想像に難くない。
そんな手段を講じられるのだから、それは冷徹な人間だろうと思っていたのだ、そんな人間が目に涙を溜めている。
なるほど、確かに苦渋の決断だったのだろう。
大を守るために小を犠牲にする。
よく聞く言葉だが、それを実際に行動に移すのはとても難しい、他人の命のからんだ即断即決などそれこそ神業だろう。
それを覚悟を持って、自分の責任として抱えることができるのだ、彼女は。
「お話は終わりでいいですか?私はもう帰ります」
少しフラつきながらも、彼女はそのまま視界から消えていった。
一体何があったのか、それは詳しくはまどか達に聞かねばわからないが、名前もまだ知らないあの魔法少女は、しっかりと記憶された。
彼女ならばあるいは……
続きは……ナオキです。