ハイスクール・フリート〜空の覇者〜 作:たはまらたはまさまたらた
「小型艦艇ビーコン強制起動可能圏内」
「やれ」
「管理パスワード入力、送信完了。ビーコンシステムの起動確認。船舶情報受信、横須賀女子海洋学校所属駆逐艦晴風です」
「停船命令を無線、モールス両方で伝えろ。停戦しない場合は攻撃を許可する」
「了解」
晴風
「艦長、海上保安隊からの停戦命令です!無線、モールス両方からきています。ビーコンも強制起動させられた模様」
「シロちゃん、海上保安隊は信用できる?」
「少なくとも私の知ってる人であれば、通信士相手の艦の名前は?」
「ずいかくです」
「ということは谷風さんの乗艦か。艦長恐らく大丈夫かと」
「シロちゃんがそんなに言うんだったら大丈夫だね。八木さんずいかくに打電。
我テイセンセリ」
「はーい、わかりました」
ずいかく中央指揮所
「艦長、晴風より打電です。我テイセンセリ」
「よろしい、レーダーどうだ?ビーコンは止まってるか?」
「はい一箇所から固まって動きません」
「晴風をロックだけしておけ。合図あれば撃て」
「火器管制システムオンライン、Y467ロック」
「よろしい臨検部隊を出せ」
「出発しました」
その後は晴風乗員を確保、事情聴取の後本土へ送った。晴風は損傷がひどく航行し続けると長期ドック入りになる事が分かった為硫黄島内のドックにて修理をしてから返すことになった。
アメリカ領ミッドウェー海軍基地前哨監視塔
「おいあれ何だ?」
「日本のブルーマーメイドのYAMATOtypeだろう?でも来るなんて聞いてないぞ」
「一応上に問い合わせるか?」
「いや通りかかっただけだろ。貴艦の航海の無事を祈ると送るか」
「そうだな、んっ!?、煙が出てるぞ」
「なんかあったのか?」
ズウウゥゥーーーーン
「マジかよアイツら撃ってきやがった!」
「そんなわけあるか!今は同盟国だぞ、更に言えば宣戦布告もなしに攻撃を仕掛けてくるなんてありえないだろう!」
「確かに単艦で仕掛けてくるのはおかしいと思うが急げ!本島の奴らに知らせないと!」
この日を持ってブルーマーメイドの信用は地に落ち人魚の脱落は始まった。
被害は大きくアメリカの Mk18航空誘導魚雷を使用するアーレイバーク級レーダー駆逐艦15隻が戦闘不能、サウスダコタ級対艦誘導飛行魚雷搭載軽巡洋艦5隻が着底や座礁、ニミッツ級戦艦一番艦ニミッツが電源システムの故障で動けず軽い被害を受けアメリカ政府は日本に対し説明と謝罪、部分的な武装解除求め日本はブルーマーメイドを解散という形を取りなくした。
これでブルーマーメイドの船はすべて国の持つ武装船へ成り下がり海上保安隊のみが唯一の法執行機関となる。ホワイトドルフィンは船が足りず十分な行動を行えなかったからである。
なおこのとき晴風は海上保安学校所属艦ということになり赤のラインが消え灰色に塗り直され安全装置が外され近代化改修がほどこされた。
密かに晴風の乗員も移されていた…
列強各国の軍も動きが活発化しきな臭い匂いが漂い始め海には暗雲は立ちこみ始めた。
ゆっくりとただ確実に世界は戦火の道へと歩みだしていた。
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対艦誘導飛行魚雷
低性能な対艦ミサイル、アメリカのみしか開発できておらず植民地戦争の際には猛威を奮った。
航空誘導魚雷
いわゆるサブロック。ただし使用するのが長魚雷であるため水上艦も破壊可能。世界で広く使われている
ニミッツ級原子力戦艦
巨大な戦艦。大和や武蔵、ドイツの戦艦に対して圧倒できるよう同型艦は10隻建造された。
エンジンは最新鋭の原子炉、使用可能な兵器のバリエーションも多く扱いやすい。最新のレーダーや砲弾迎撃技術を持ち一隻で中くらいの島なら更地にすることが可能
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