変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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もうすぐUA30000にいきそうでヤンデレマキエンドを慌てて書いています。
正直、ここまで早く20000から30000にいくとは思ってなかったです。
読んでいただき、本当にありがとうございます。





第130話

 

 

 

 

 ずん子との会話が終わった竜が椅子に座ると興味津々といった様子でゆかりたちの視線が竜に集まった。

 しかもそれに加えて教室にいるクラスメイトたちの視線も竜は感じ取れた。

 

 

「んで?ずんだ会長はなんの用で来たんや?」

「もう、お姉ちゃん・・・・・・」

 

 

 ずん子がいなくなった瞬間に生徒会長と言い直すのをやめた茜に葵は思わず呆れたような声をあげた。

 茜の言うずんだ会長というのは、すでに分かっているだろうがずん子のことを指している。

 なぜずん子がそんなあだ名で呼ばれているのか。

 それは山よりも深く、海よりも高い理由があった。

 

 ずん子がずんだ会長というあだ名で呼ばれている理由。

 それはずん子本人が、ずんだ餅が好きだと生徒会立候補の際に公言したからだった。

 

 

「なんでもイタコ先生が個人的に用があるらしくて、家に来てほしいんだと」

「家に、ですか?学校ではダメなのでしょうか?」

「わざわざ竜先輩を家に呼ぶっていうのは不思議ですよね」

 

 

 茜の言ったずんだ会長という言葉に竜は苦笑しながらずん子に言われた話の内容を簡単に説明した。

 竜の話した説明にゆかりたちは不思議そうに顔を見合わせる。

 

 普通に放課後に保健室の呼ぶのではダメなのか。

 イタコ先生が保険医であるということから放課後は基本的に暇のはずなので、そのときに用事を済ますことはできないのだろうか。

 

 そんな考えがゆかりたちの頭の中に浮かんだが、すでに竜はイタコ先生の家に行くと約束をしているために意味のないことだった。

 

 

「まぁ、俺を呼ぶんだからきっとそんなにたいしたことじゃないだろ」

 

 

 自己評価が高くない竜はとくに気にした様子もなくお昼ご飯を進めていく。

 そんな竜の姿にゆかりたちもゆっくりとお昼を再開するのだった。

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 お昼休みも終わり、とくに大きな問題もなくすべての授業が終わった。

 しいて午後の授業で起きたことがあるとすれば、現代国語の授業で羅生門をやっているときに、羅生門に出てくるお婆さんを美少女にしてイラストで描いた生徒がいて、それが思いのほか教師に受けていたことだろうか。

 ちなみにどうでも良いことだが、羅生門のお婆さんを美少女に描き換えたこの生徒は、他の授業でも似たようなことをやっている。

 走れメロスの登場人物をすべて女性にしたり、もちもちの木のお爺さんを未亡人風に描いたりなどなど、様々な作品がこの生徒の毒牙にかかっていた。

 

 そしてホームルームも終わり、竜は教室でずん子を待っていた。

 

 

「周回でもするか」

「スカディは出してあるでー」

 

 

 ずん子を待っている間、暇になった竜は“FATE Grand Orded”、通称FGOを起動する。

 竜がFGOを起動したことを確認した茜は自分のサポート編成を思い出しながら言った。

 茜の言うスカディとは、メインで戦うキャラクターではないが、サポート性能が群を抜いて高いキャラクターで、いわゆる人権と呼ばれるキャラクターだった。

 フレンドのスカディと自分の持っているスカディの2人体制でアタッカーを強化するダブルスカディシステム、もしくはスカスカシステムと呼ばれるものが周回においてほぼ最高効率となっているのだ。

 

 

「竜くんは誰をアタッカーで使ってるんだっけ?」

「ダブルスカディなら大体はボイジャーを使ってるな。最近だとライネスもNPを配れるようになったから他のアタッカーでもかなり快適だよな」

「葵がよく使っとるアーツパの周回でも活躍しとるもんな」

 

 

 葵の言葉に竜は必要なスキルを使いながら答える。

 システムと呼ばれる編成は基本的に使うべきスキルなどがハッキリしているため、なにか他の作業をしているときについでにやったりしても良いだろう。

 

 そのまま、ずん子が来るまで竜たちはお気に入りのサーヴァントや編成、宝具などの話をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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