最近は“ま●もとさん×た●きくん”のカップリングに萌えています。
普通の恋愛系のものも好きなのですが、こういったBLGLものも好きなんですよねぇ。
Vの活動を始めたらそういった雑談もしていきたいですね。
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グイグイと体を近づけてくるあかりの頭を押さえ、竜はそれ以上あかりが近づいてこないようにする。
頭を押さえられているあかりはその行為が面白いのか、ニコニコと笑みを浮かべながら竜に近づこうとしていた。
「ほらほらー、なにかないんですかー?」
「だぁあ!離れろ!」
竜が思いっきり押しているにも関わらず、あかりの体はまったく後ろに下がることはない。
そんな竜とあかりの様子に茜たちは小さくため息を吐いた。
「なんやろうなぁ、こんなやり取りをどっかで見たような覚えがあるんやけど・・・・・・」
「ほら、あれじゃない?よく屋上とかで騒いでるっていう先輩たち」
「ああ、たぶん桜井先輩たちですね。たしか、同じ学年で別のクラスの宇崎っていう子が一緒になって騒いでるとかなんとか」
竜とあかりのやり取りにどことなく見覚えを感じた茜は側頭部に指を当てながら記憶を辿る。
茜の言葉に葵は茜がなんのことを言っているのかを理解し、自分の知っている情報を出した。
茜の竜たちのやっているやり取りと似たようなことをしているという情報と、葵の屋上などで騒いでいるという情報から誰のことをいいたいのかが分かったゆかりはそのやり取りをしている人物たちの名前を挙げる。
「ああ、せやせや。たしかめっちゃ目付きが悪いとかで有名な先輩やったな」
「ボクは噂くらいでしか聞いたことがないんだけど・・・・・・。ゆかりさんは見たことある?」
「ええ、ありますよ。それに、たしかに目付きは怖かったですけどそこまで悪い人でもないみたいでしたね」
ゆかりの言葉に茜は納得したように手を叩く。
噂でしかその先輩たちのことを知らない葵は茜たちにその先輩のことを見たことがあるのかを尋ねた。
葵の言葉に茜は首を横に振り、ゆかりはうなずいてその先輩についてを軽く説明した。
ゆかりの説明に茜と葵は少しだけ意外そうな表情を浮かべる。
「へぇ、そうなんやね。てことは噂は噂でしかなかったってわけやな」
「みたいだね。でもたしかに、本当に怖い先輩だったらボクたちと同じ学年の子が会いに行くわけないもんね」
「ちょ、その先輩とかの話はいいからあかりを離してくれないか?!」
ゆかりから聞いたその先輩の説明に茜と葵は自分たちの知っていた噂が噂でしかなかったことに安心したように笑みをこぼした。
3人がのんびりと会話をしている横でいまだにあかりと一進一退の攻防を繰り広げていた竜は思わず声をあげる。
「やー、それは別に竜がなにかを言えば満足して止まるやろ?」
「それにボクたちじゃ引き剥がすのは難しそうだしね」
「もう諦めたらいいんじゃないでしょうか?」
どう考えても今のあかりに関わるのはめんどくさいことになる。
それを理解しているからこそ茜たちは竜のことを助けずにいたのだ。
茜たちの反応に竜は諦めたように頭を下げ、改めてあかりを見た。
「あー、もう・・・・・・。どうすりゃいいんだよ」
「そうですねぇ、でしたらこんど私と出かけてもらいましょうか。前に約束したのにまだ行けてませんでしたからね」
あかりの頭を押さえながら竜はどうしたものかと頭を悩ませる。
そんな竜にあかりは1つの提案をする。
それは少し前に竜と約束をして行く機会を作ることができなかった約束。
あかりの言葉に竜は申し訳ないという表情になる。
「あー・・・・・・、すまん。ならこんどは絶対に出かけようか」
「はい!約束です!」
竜の言葉にあかりは嬉しそうにうなずく。
そんな竜とあかりのやり取りに茜たちは興味無さそうにしながらも、静かにしながらしっかりと耳を傾けているのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ