変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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アンケートは今日で締め切りになりそうですね。

まだ、投票していない方は忘れないうちにしておいてくださいね。






第251話

 

 

 

 

 恥ずかしさで顔を赤くし、荒い呼吸をしているひめとみことの姿に竜はどうしたものかと頬を掻く。

 といってもこればかりは当人が落ち着くくらいしか解決策はないのでどうしようもないのだが。

 

 

「あー、とりあえず俺は着替えてくるから」

「はぁ・・・・・・、はぁ・・・・・・、はぁーい・・・・・・」

「ん・・・・・・、はぁ・・・・・・、分かり、ました・・・・・・」

 

 

 ひとまず、竜はパジャマから着替えるために和室から自分の部屋に向かうのだった。

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 竜がパジャマから着替え終えてリビングに着くと、どうやら先ほどの状態から回復したらしいひめとみことの姿があった。

 2人は竜の姿を確認すると恥ずかしそうに顔を赤くして隠れてしまった。

 

 

「ご主人、この2人になにしたんや?」

「いや、ついなと同じように霊力をあげたらやり過ぎちゃったみたいで・・・・・・」

 

 

 竜の朝御飯を運んできたついなは隠れてしまった2人を指差しながら竜になにをしたのかを尋ねる。

 ついなの言葉に竜は和室で2人にしたことを簡単に説明した。

 竜の言葉についなは納得がいったのか、困ったような、呆れたような、なんとも言えない表情を浮かべながらうなずいた。

 

 

「まぁ、そんならしゃあないな。うちは慣れとるけど、この2人は初めてやったんやろ?」

「そうだな。・・・・・・と、いただきます」

 

 

 隠れてしまっている2人を見ながらついなは竜の前に朝御飯を並べていく。

 並べられた朝御飯はどれも湯気がたっており、出来立てであることがうかがえた。

 そして、並べられた朝御飯を前に竜は手を合わせる。

 

 

「うん。今日も旨いな」

「えへへへ、そう言ってもらえると作った甲斐があるっちゅうもんやね」

 

 

 おかずを口に運び、竜は味わうように噛み締める。

 

 ついなが朝御飯を作ってくれるようになってから毎日のように竜は“旨い”や“美味しい”といった言葉を口にしていた。

 そんなに頻繁に言う必要はないと思うかもしれないが、思っていることをキチンと言葉にして伝えるということはとても大事なことである。

 いくら自分がそう思っていようとも言葉にしなくては誰にも伝わることはない。

 なので、誰かとの関係を長く、良好に続けたいのであれば自分の思いをキチンと、相手に伝わるように言葉にするのが1番なのだ。

 

 まぁ、中には言葉ではなく態度で示したり、行動で示したりする人もいるので、一概に言葉だけが正解というわけではないのだが。

 その辺りは自分が1番やり易い方法で相手に自分の思いを伝えていくといいだろう。

 

 そして、いつものようについなは美味しそうに朝御飯を食べる竜のことを見ながら微笑むのだった。

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 ついなの用意してくれた朝御飯も食べ終わり、竜は学校に行く準備をする。

 

 今日の授業に必要な教科書類の確認、教科書類以外で必要になりそうなものの確認、授業で提出する宿題をスクールバッグに入れているかの確認などなど。

 どれも昨日のうちに済ませてはおいたのだが、それでも念のために確認をしておく。

 

 

「忘れ物は・・・・・・、なさそうだな」

「ほな行こかー」

 

 

 荷物の確認を終えた竜はスクールバッグを手に持った。

 竜がスクールバッグを持ったのを確認したついなは竜の制服のポケットに慣れた様子で飛び込んだ。

 

 

「2人は一緒に歩いていくか?」

「えっと、うちらは自分たちで飛ぶから気にせんでよかよ」

 

 

 ひめとみことの2人も歩いて学校に向かうのかを竜が尋ねると、ひめは梅の木が植えられた植木鉢を指差しながら答えた。

 どうやら2人は来たときと同じように梅の木を介した移動を使うようだ。

 ひめの答えに竜は昨日の帰ったら家の中にいたひめとみことのことを思い出す。

 

 

「まぁ、それなら玄関の鍵は閉めていくから、開けないでくれよ?」

「分かったばい!」

 

 

 そして、竜は玄関の鍵を閉めて学校に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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