マリオの方のお気に入り登録者数に並びそうで驚いています。
登録していただいている方には感謝しかありません。
ずん子ってまだ竜とそこまで関わってないんですよねぇ・・・・・・
番外話どうしよう・・・・・・
少しだけ後半部分を修正いたしました。
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あかりの護衛である黒服の人の運転する車に乗って竜とあかりは遊園地へと向かう。
やはり紲星グループという大きな会社の家というだけあってか、走っている車のはずなのに振動やエンジン音といったものがほとんど感じられなかった。
かなり快適な車内ということもあって竜はキョロキョロと車内を見ていた。
「どうかしましたか?」
「いや、いままでに乗ってきたどの車よりも快適で驚いてな」
不思議そうに尋ねるあかりの言葉に竜はキョロキョロと車内を見ていたことを少しだけ恥ずかしそうにしながら答えた。
竜の答えにあかりはキョトンと首をかしげる。
「・・・・・・車ってどれもこんな感じじゃないんですか?」
「え?」
「え?」
あかりの言葉に竜が驚くと、あかりも同じように驚いたような表情になる。
まぁ、あかりがそう思ってしまうのも仕方がない理由がある。
あかりは生まれてからこれまでいま乗っている車と同じようなランクの車にしか乗ったことがないのだ。
小学校などのイベントでバスなどに乗るのではないかと思われるかもしれないが、そういったイベントのときはあかりの父親が学校に根回しをして使用するバスなどのランクを上げていたのだった。
それに加えてタクシーなども利用することはないので一般的な車がどのくらいのものなのかを知る機会がなかったのだ。
ちなみに、マキの父親に車で送ってもらったのではないかと思うかもしれないが、マキの父親も家族には快適に車に乗って欲しいという思いからかなり良い車に乗っているので、そういった点からもあかりが一般的な車を知る機会がなかったとも言える。
「・・・・・・うん。まぁ、一般的な車にあかりが乗ることはほとんどないだろうから気にしなくて良いな」
「そんなに違うんですか?」
「まぁな」
よくよく考えればあかりがいま乗っているランクの車よりも下のランクのものに乗る機会などほとんどないだろうと竜は考え、ヒラヒラと手を振りながら呟いた。
竜の言葉をよく分かっていないあかりは首をかしげながら竜に尋ねる。
はっきりと言って、この車に乗ってしまえば他の車は少し乗りたくないと思ってしまうほどに快適なのだ。
それをわざわざ教える必要もないだろうと竜は考え、簡単に答えるのだった。
◇ ◇ ◇
「みゅみゃぅ、みゅー!」
「ぎゅんぎゅーん!」
「セヤナー」
「ダヨネー」
2つのややいびつな影が動く。
その2つの影をよく見てみればそれぞれがなにか2つのものが重なっている影なのだということが分かるだろう。
「ぎゅぎゅぎゅん、ぎゅんぎゅーん?」
「みゅう・・・・・・。みゅーみゅみゅ!」
「アッチヤネー」
「オ姉チャン、重イー・・・・・・」
頭部から生えているアホ毛のようなものを回転させて空を飛ぶ黄色の毛玉に、2本のやや大きな前足を持った猫のような紫色の生き物がしがみついている。
その隣では布のようにヒラヒラとした青い生き物?が、ピンク色のスライムのような生き物を掴んで飛んでいた。
黄色の毛玉────“けだまきまき”と紫色の猫のような生き物────“みゅかりさん”がなにかを探すようにキョロキョロと周囲を見ていると、ピンク色のスライムのような生き物が触手を伸ばして一台の車を指し示した。
ピンク色のスライムのような生き物が指し示した車を確認したけだまきまきとみゅかりさんは嬉しそうに鳴き声をあげる。
嬉しそうにしている3匹を他所に、布のような青い生き物はポツリと呟いていた。
そして、ピンク色のスライムのような生き物が指し示した車のことを追いかけるようにけだまきまきと布のような青い生き物は飛んでいくのだった。
念のためのボイロクリーチャー情報
・みゅかりさん
紫色の1頭身の猫のような生き物
2本の前足のようなものが生えており、それを使って物を掴んだりゲームをしたりすることができる。
・けだまきまき
黄色の毛玉
“cafe MAKI”にいた毛玉ということで竜が名前をつけた。
・????
ピンク色のスライム
やや聞き取りにくいが会話をすることが可能で、触手を伸ばして細かい作業をしたりすることもできる。
まだ竜とは出会っていない。
・????
青色の布のようなクラゲ
????と同じく会話をすることが可能。
クラゲではあるものの水の中ではなく空中を泳ぐ。
まだ竜とは出会っていない。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ