そういえばアイ先生をアンケートに入れ忘れてたような・・・・・・
アイ先生のヤンデレエンドも見たい人はいるんですかね?
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どこにでもあるチェーン店の回転寿司店。
その店の中のテーブル席に竜とウナは座る。
ついなは竜の頭の上からテーブルの上に広げて置いたハンカチの上に飛び降りており、テーブルの上に直接立たないように気をつけていた。
「予約のお陰で楽に座れたな。それじゃあ、頼もうか」
「うん!えっとね、ハンバーグと、コーンと、サーモン!」
回転寿司店ということで竜たちが座っているテーブルの隣にはお寿司が乗った皿が流れていくレーンがあり、さまざまな種類のお寿司が流れていっている。
それをチラリと見てから竜は席に取りつけられているタッチパネルを操作していった。
横を流れているのだからそれを取ればいいのではないかと思うかもしれないが、レーンの上を流れているお寿司は流れ始めてからどれくらい経っているのかも分からないのと、流れている間になにかがついている可能性があるかもしれないということで、竜は基本的に流れているものは取らないようにしていた。
竜がタッチパネルを操作していくと、回転寿司店に来れたことでテンションが上がったのか、子どもっぽさの増した口調でウナが食べたいものを言っていった。
そんなウナの様子に竜は微笑みながら注文を入力していった。
「俺は光り物を頼んでいくかな。・・・・・・いなはどれが食べたい?」
「んー、そんなら鉄火巻きをお願いするで」
ウナが食べたいものの注文を手早く終え、続けて竜は自分が食べたいものを入力する。
それと同時にウナに聞こえないように小さな声で竜はついなに食べたいものを確認する。
竜の言葉についなは少しだけ考えるようにメニューを見て、食べたいお寿司を言った。
本来であればついなは食事を必要としないことを知っているのだが、それでも食事をする楽しさを忘れるのは寂しいことなので定期的に食事をとるようにしているのだ。
「食べ終わったらどこかに行きたいとかはあるか?」
「んむぅ?んみゅ、んみゅ・・・・・・」
「あー、悪い。口の中がなくなってからでいいから」
席に届いたお寿司を食べながら竜は次にどこに行きたいのかを尋ねる。
竜の言葉にちょうど竜が聞いたタイミングでお寿司を口に入れてしまったウナは困った表情になりながら口を動かすスピードをあげていった。
ウナの様子から自分が声をかけたタイミングが悪かったのだと理解し、竜はウナに落ち着いて食べるように言う。
「いやはや、さすがはジュニアアイドルをしとるだけあって食べてる姿もかわええんやねぇ」
「そうだな」
モグモグとお寿司を食べているウナの姿を見てついなは感心するように言う。
そんなついなの言葉に竜も同意する。
まぁ、竜の場合はシスコンのような状態になっていることによるフィルターも多少はありそうだが。
「モグモグ・・・・・・ゴクン。んく、んく・・・・・・、ぷはぁ」
口の中のお寿司を飲み込み、お茶を飲んだウナはホッと一息をつく。
幸せそうなその表情は年相応に幼く、とても可愛らしく見えた。
「そんで?行きたいところは?」
「あ、えっと。今日は本屋さんとお洋服屋さんに行きたいと思ってたの」
一息をついてしばらく動きを止めていたウナに竜は再度どこに行きたいのかを尋ねる。
竜に声をかけられ、お茶の余韻に浸っていたウナはどこに行きたいと思っていたのかを答えた。
「本屋と服屋だな。そんじゃ、お昼を食べ終わったら向かおうか」
「やったー!」
ウナから聞いた行きたいところを記憶し、竜はお昼ご飯を再開する。
竜の言葉に自分が行きたいと思っていた本屋と服屋に行けるのだと理解したウナは嬉しそうに声をあげるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ