アンケートの結果がどうなるのかが本当に気になるところです。
まだ答えていない人は是非どうぞ。
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服屋の少女服のコーナー。
少しだけ居づらいような感覚を受けながら竜はウナに似合いそうな洋服を見ていく。
並べられている洋服や置かれている洋服などは少女向きということもあって可愛らしいものが多く置かれていた。
また、ちらほらとキャラクターがプリントされている、いわゆるキャラものと呼ばれる洋服が置かれているのも少女服のコーナーの特徴だろう。
「どれが似合うかな・・・・・・」
近くに並んでいる洋服を見ながら竜は頭を悩ませる。
別に、ウナに似合う服を見つけることが難しいとかそういうわけではない。
むしろウナなら基本的にどんな洋服でも着こなすことができるだろう。
しかしウナが着こなすことができるのと、自分が似合うと思えるものを選ぶというのはまた別の話になるのだ。
ウナが着こなすことができるのだから適当に選んでもいい?
そんな思いで洋服を選ぶというのはウナに対して失礼というものだろう。
そのため、竜は真面目にウナの洋服を選んでいた。
「とりあえずこの白いワンピースは似合うだろうな。それとこっちの桜色のニットと緑のチェック柄のスカートの組み合わせも良さそうか?これならベレー帽も合わせると良さそうかもしれないな。黒のズボンに白と青のシャツを合わせて活発さを出すのも良いか?」
「うなぁ・・・・・・。想像以上に真面目に考えてくれてる・・・・・・」
竜が選んで並べていく洋服にウナは思わずポカンとした表情になってしまう。
ウナとしては誰かに選んでもらうということだけでも嬉しかったのだが、竜がここまで真剣に洋服を選んでくれるというのは予想外だったのだ。
「とりあえずはこの辺りかな。どうだろう?」
「すごい選んでくれたね。じゃあ、試着をしてくるから待ってて!」
洋服を選ぶのが落ち着いたのか、竜はウナに声をかける。
並べられた洋服の多さにウナは驚きの表情を浮かべるが、それだけ自分のことを考えてくれたのだと考え、嬉しそうにしながら洋服を持って試着室へと向かっていった。
ウナが試着室に入ってからしばらくすると、試着室の扉が開いて服を着替えたウナが現れる。
「どうかなぁ?」
最初にウナが着たのは白のワンピースという非常にシンプルな洋服だった。
しかしシンプルだからと侮るなかれ、白いシンプルなワンピースだからこそ無垢さや清純さがとても際立つのだ。
ウナの姿に竜はうなずきつつ、そっとポニーテールにしているウナの髪型をほどいた。
ポニーテールがほどけたことによってウナの髪型はストレートなロングヘアーになる。
ウナの髪型がポニーテールからストレートのロングヘアーになったことにより、洋服と合わさってまるで清純なお嬢様のようにも見えてくる。
「うん。とても似合っているよ」
「えへへへ。ありがとう!」
竜の答えにウナは嬉しそうに笑みを浮かべ、次の洋服へと着替え始めた。
そして、次にウナが着て出てきたのは桜色のニットとチェック柄のスカートだった。
桜色と緑色の組み合わせということで、どことなく春のような雰囲気を感じられる。
「じゃーん!」
「うん。似合ってる似合ってる」
試着室から出てきたウナは楽しそうにクルリと体を回転させる。
それに合わせてスカートがヒラリと広がる。
春を感じさせられる桜色のニットと緑色のチェック柄のスカート。
そんな可愛らしいウナの姿に竜はうなずきながら褒めた。
「えっとねー、次はぁ・・・・・・」
「けっこう選んだからな。まだありそうだな」
次の洋服を試着するためにウナはふたたび試着室の中へと入っていく。
そして、竜の選んだ洋服をすべて試着し終えるまでウナによるファッションショーは続くのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ