変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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PSО2をやってると着せ替えだけで普通に時間が過ぎていたりします。

可愛い恰好だったりかっこいい恰好だったり、別のキャラクターの格好に似せてみたり。

衣装の自由度が高くて本当に楽しいです。





第309話

 

 

 

 

 みゅかりさんとけだまきまきを抱きかかえながら竜はリビングを見渡す。

 リビングは微妙に散らかっており、ところどころに紫色や黄色の毛が落ちていることから2匹が部屋の中で動き回りでもしたのだろうということがうかがえた。

 

 

「2匹とも、散らかしたな・・・・・・?」

「みゅ、みゅ~みゅ~・・・・・・」

「ぎゅん。ぎゅ~んぎゅ~ん・・・・・・」

 

 

 抱きかかえている2匹に竜がジトリとした視線を向けると、2匹はまるで口笛でも吹くかのような鳴き声を上げながら目を逸らした。

 目を逸らすということは部屋の中を散らかした自覚があるということ。

 まぁ、そもそもとして竜とついなが家に帰ってくるまでみゅかりさんとけだまきまきしか家にいなかったはずなので、落ちている抜け毛と合わせて誰が部屋の中を散らかしたのかは明らかなのだが。

 

 鳴き声を上げながら目を逸らす2匹に竜は溜息を吐いた。

 

 

「はぁ、部屋の方は俺とみゅかりさん。けだまきまきで片づけるから晩ご飯の方をお願いしてもいいか?」

「ええよ。そんなら後は頼むなぁ?」

「みゅ~・・・・・・」

「ぎゅ~ん・・・・・・」

 

 

 散らかしたのだから片付けも手伝うようにと竜は2匹が手伝うことを決めて言う。

 竜に手伝うように言われ、2匹は「えー・・・・・・」とでも言っているかのような鳴き声を上げる。

 竜の言葉についなは頷き、台所へと向かっていった。

 

 

「ほれ、そんじゃあ片づけを始めるぞ」

「みゅーみゅみゅ」

「ぎゅんぎゅーぎゅん」

 

 

 そう言って竜はみゅかりさんとけだまきまきを床に下ろす。

 床に下ろされた2匹は諦めたように鳴き声を上げると、リビングの片づけへと手をつけるのだった。

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 片づけといっても本格的に片づける必要はなく。

 軽く散らばっているゴミ箱のゴミや、ところどころに落ちているみゅかりさんとけだまきまきの抜け毛の片づけ、動いてしまっていたソファーなどを元の位置に戻す程度で部屋の中の片づけは終わった。

 ちなみに、竜が2匹の抜け毛を片づけようとするとどちらか片方が必ず竜の腹部にすてみタックルをして止めており、竜は腹部に地味にダメージが蓄積されていた。

 というよりも自分たちの抜け毛を片づけられるのが恥ずかしいのであれば先に片づけておけばよかっただろうに、これが分からない。

 

 

「おらおらおらおらおらおらおらおら!!」

「みゅみゃみゅみゃみゅみゃみゅみゃ?!?!」

 

 

 リビングのソファーに座り、竜はみゅかりさんの頬をムニムニと弄る。

 竜に頬を弄られ、みゅかりさんは変な鳴き声を上げることしかできない。

 そんな竜とみゅかりさんの様子にけだまきまきはソファーの陰に隠れながら「おそろしい子っ!」とでも言いたそうな表情を浮かべていた。

 

 

「ふぅ、さてと。次は・・・・・・、お前だぁぁぁぁああ!!」

「ぎゅぎゅぎゅーん?!?!」

 

 

 竜によって弄り回された頬を押さえながらみゅかりさんはソファーに崩れ落ちる。

 一仕事を終えたとでも言うかのような表情を浮かべた竜は、素早くソファーの陰に隠れていたけだまきまきを捕獲した。

 竜に捕獲され、けだまきまきは大きな悲鳴を上げる。

 

 

「ぎゅん!ぎゅぎゅぎゅんっ!!」

「みゅ・・・・・・あぅ・・・・・・」

 

 

 助けを求めるようにけだまきまきはみゅかりさんに鳴き声をかけるが、みゅかりさんは頬を押さえたままぼーっとした鳴き声を返すことしかしなかった。

 

 

「ふっふっふ、さぁて・・・・・・。俺の腹にすてみタックルしてきたお仕置きの時間だべぇ~」

「ぎゅーーーーーんっっっ?!?!」

 

 

 まるでどこかの女性1人と男性2人の悪役の親玉のような言い方で竜はけだまきまきに宣告する。

 そして、それからすぐにけだまきまきの変な鳴き声が聞こえてくるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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