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茜によるジョジョの奇妙な冒険の第5部に出てくるキャラクターのものまねに笑いながら竜たちは歩く。
話している内容は茜のものまねからつながってジョジョの話となっている。
「やっぱあのキャラの言い回しが面白いんだよな。言われてみれば確かにって思うことをキレながら言っててな」
「せやせや。あとは、パリとヴェネツィアの呼び方の違いにもキレとったよな」
「というよりもジョジョって基本的にセリフの言い回しがとてもすごいよね」
ジョジョに登場するキャラクターたちはどれも簡単には表現できないような言い回しをするものが多い。
そんな魅力のあるキャラクターたちのことを話していると自然と笑ってしまっている。
「だな。んーと・・・・・・。あ、あれもあったな」
「あれ?」
「あれっちゅうと?」
葵の言葉に竜はうなずく。
そして、少しだけ考えるような仕草をし、何かを思い出したのか指を立てた。
竜の言葉に茜と葵は首をかしげる。
「あれあれ。えっと・・・・・・、あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?あなたが皆をこんなウラ技で騙し、セーブデータを破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!ってやつ」
「いや、長い長い!」
「一息で言ったね・・・・・・」
どこか迫真めいた口調の竜の言葉に茜は思わずツッコミを入れ、葵はやや呆れたようにつぶやいた。
竜の言った『あなたを~(以下略』というのはジョジョの奇妙な冒険で実際には使われた言葉ではない。
まぁ、その点はセーブデータなどと言っている時点で分かっていることだろう。
このセリフはワザップと呼ばれるサイトに投稿された嘘の情報を信じて実行し、ゲームのデータを消してしまった人が投稿した文章なのだ。
本来はジョジョとは何の関係もなかったはずなのだが、この投稿をされた時期にちょうどジョジョの第5部がやっており、ジョジョっぽい言い回しであることと、覚悟などの言葉があるということからワザップジョルノなどと呼ばれている。
「これ内容を少し変えて陳宮バージョンとかもあるんだよな」
「あー、そういえばそんなんもあったなぁ」
「えっと、3ターンで12人殺す人間って呼ばれてたりするよね」
「あとはゲステラとかだな」
ワザップジョルノには内容を書き換えた派生バージョンがいくつかあり、その中にはFGOのサーヴァントの1人、陳宮のものもあった。
陳宮とは味方1人を犠牲として高火力のダメージをたたき出す低レアリティのサーヴァントであり、
まぁ、結局のところその戦術をやらせているのはマスターであるプレイヤーなわけで、一番の悪は誰かと聞かれたらマスターだと言えるのだが。
「まぁ、あれは火力が出てコストが軽いのが悪いんや。とくに術アルトリアなんちゅうもんも実装しとるんやしな」
「まぁなぁ・・・・・・。NPを50も配れてしかも火力バフ、NP効率アップ、アーツバフがつくもんな・・・・・・」
陳宮の話題が出たことによりジョジョからFGOへと話題が移行する。
竜たちの言っている術アルトリアというのは、いわゆる人権と呼ばれるような強いサーヴァントであり、このサーヴァントを所持しているだけでクエストの周回が格段に楽になるのだ。
しかも術アルトリアが強化する内容はどれも陳宮にとって助かるものばかりで、これによって陳宮を愛用しているマスターたちは歓喜をしていた。
ころころとか変化する話題に竜たちは笑いながら家に帰るのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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