けっこう気温は温かくなってきたけど突発的に寒くなったり・・・・・・
温かい恰好をしてると暑く感じる時もあったりで着る服を考えるのが大変ですね・・・・・・
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時間は進み、放課後。
竜はバイトをするために、茜たちはマキと遊ぶために“cafe Maki”にいた。
茜たちが来ているということでマキは手伝いをせずに遊んでいていいと父親から許可を得ている。
「ほい、注文したドリンクと食べ物だ」
「お~?なんやなんや、店員にしては態度が悪いんちゃうか~?」
茜たちの注文したメニューを届けるということでかなり気安い調子でドリンクと食べ物を置いていく竜に、茜がニヤニヤとイタズラっぽい笑みを浮かべながら言う。
そんな茜の様子にゆかりたちは呆れたような困ったような視線を向けていた。
「あ、あはは・・・・・・。でもまぁ、茜ちゃんの言っていることにも一理ある、かな。竜くん、バイトとはいえお仕事なんだから私たちが相手でもゆるくし過ぎたらあまりよくはないよ?」
「なぁ~?ちゅうわけでもう一回キチンとやってーや」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。わぁったよ」
苦笑しながらもマキは竜の接客態度に少しだけ注意をする。
マキによる援護を受け、茜はさらに調子づきながら竜に言う。
ニヤニヤと笑みを浮かべながら言う茜に竜はしぶしぶといった様子で答えた。
「えっと、注文された飲み物と料理をお持ちしました。こちらで注文されたものはすべてそろいましたでしょうか?」
「だ、大丈夫やで・・・・・・」
「では、伝票を置いていきますね。それではごゆっくりどうぞ」
「・・・・・・ぶふぅっ!」
きっちりと普通のお客様に対応するように竜は茜たちに言う。
そんな竜の接客に茜はなにかをこらえるようにしながら答えた。
持ってきた料理とドリンクを並べ終え、運び忘れたものがないかを確認する。
そして、最後にお客様が不快にならないように笑顔を見せつつ伝票を置いていく。
接客をするうえでとくに何の問題もない一連の流れ。
しかし、竜が笑顔を見せて伝票を置いた瞬間に茜が思い切り吹き出してしまう。
その後も茜はケラケラとお腹を抱えて笑っていた。
「ははははっ、あっははははは!あかん!無理や!普段の時との落差でこらえきれん!」
「お、お姉ちゃん・・・・・・」
「ちょ、茜さん、その辺で・・・・・・」
ケラケラとお腹を抱えて笑う茜に、近くに座っていた葵とゆかりが落ち着くように声をかける。
しかし茜が笑うのは止まらない。
「あっはははは!・・・・・・ふぁ?」
「笑い過ぎだこんにゃろう!!」
「
ぐにりと茜の頬を掴み、竜は思い切り左右に引っ張る。
竜に頬を引っ張られ、茜は痛みに大きな声を上げた。
そんな竜と茜のやり取りにゆかりたちは苦笑いを浮かべていた。
「ったく。こうなると思ったから茜に普段の接客をしたくなかったんだよ・・・・・・」
「ううぅ、葵ぃ。お姉ちゃん、竜に傷ものにされたでー・・・・・・」
「ぜんぜん傷はないでしょ。それにさっきのはお姉ちゃんの自業自得だよ」
竜に引っ張られてやや赤くなった頬を押さえながら茜は葵に泣き真似をしながら抱き着く。
抱き着いてくる茜に葵は呆れた口調で答える。
「そんじゃ、俺はバイトに戻るから。あまり暗くならないうちに帰るようにしろよ?」
「はい。分かっていますよ」
「もしも遅くなったらお父さんにお願いするね」
そして、竜は茜たちに暗くならないうちに帰るように伝え、バイトに戻るのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ