“しきしん遊戯”のほうが書き終わりましたー!
興味の湧いた方は読んでいただけると嬉しいです。
いやぁ、やはり締め切りがないと書けないのは治したいですねぇ・・・・・・
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竜の運んできたサンドイッチをつづみが、パンケーキをささらが、ショートケーキをイアが、チーズケーキをオネが美味しそうに口に運ぶ。
4人の表情は見ているだけで美味しいのだということが伝わってきそうなほどにゆるんでおり、4人の様子を見た他のお客たちもちらほらと同じメニューを頼み始めていた。
「竜くん、休憩に入っちゃっても大丈夫よ」
「あ、分かりました」
マキの母親に言われ、竜は休憩するために奥の部屋に向かおうとする。
そんな竜の腕を掴み、マキの母親は飲み物とケーキの乗ったお盆を竜に手渡した。
手渡されたお盆に竜は首をかしげるが、そのあとに茜たちのいる席を指さされたことによってマキの母親の意図を理解する。
「お、休憩なんか?」
「ああ。お邪魔してもいいか?」
「いいよいいよ。私たちもちょっと聞きたいことがあったからさー」
飲み物とケーキを持った竜が近づいてきたことに気がついた茜は休憩に入ったのかと竜に尋ねる。
茜の言葉に竜はうなずき、テーブルの上に飲み物とケーキを置いた。
「それでさー、さっきイア先輩たちと一緒に入ってきた人たちって誰なのか竜くんは知ってるの?」
「ボクたちはぜんぜん分からなかったんだけど・・・・・・」
「リボンの色から3年生の人だってことは分かるんですけどね」
「うん?ささら先輩とつづみ先輩のことか?」
ニコニコと笑みを浮かべながらマキは竜に尋ねる。
マキに続くように葵、あかりも言葉を続ける。
口には出していないが茜とゆかりも同じように知りたそうな雰囲気を出していた。
「そうそう。その2人の先輩。竜くんがなんだか仲良さそうに話してたから気になったんだ」
「普通に学校に行っとったら学年の違う先輩と関わることなんて部活か委員会くらいやしな」
「あー、まぁ確かにそうかもな。あの2人の先輩とはきりたんと遊んでいるときに知り合ったんだよ。なんでも生徒会に所属しているらしくって生徒会長と話をするために家に来たってことで」
竜の言葉にうなずき、マキたちは2人のことが気になって仕方がないという空気を
そんなマキたちの様子に竜は気づくことなく、ささらとつづみの2人と出会ったときのことを簡単に説明した。
まぁ、竜からすれば2人は普通に同じ学校の先輩ていどの認識なのでべつに隠すようなことは何もないのだ。
それはささらとつづみの2人も同様で、仮にマキたちに竜のことを聞かれたとしても普通に生徒会長の家で生徒会長の妹と遊んでいるところで出会って知り合ったと答えるだろう。
「へーそうだったんだぁ。じゃあべつにただの知り合いなんだね」
「そうだな。それに俺は生徒会に所属しているわけじゃないしそこまで関わることもないだろうしな」
「・・・・・・あかん。どう聞いてもフラグが立ったようにしか聞こえんわ」
「あ、茜さんもですか・・・・・・」
「ボクもそう聞こえたよ。こう、竜くんが生徒会に所属しそうな・・・・・・」
「ご安心ください。私の方から竜先輩を生徒会に所属させないようにお願いしておきますので」
竜の答えに逆に竜が生徒会に所属するような事態になってしまいそうな予感を感じた茜はポツリと小さくつぶやく。
茜の言葉に同意するようにゆかりと葵もうなずいた。
イヤな予感に茜たちが頭を抱えていると、あかりが声を潜めて茜たちに安心するように言う。
あかりの言葉に茜たちはそれなら大丈夫かと少しだけ不安を残しつつもホッと息を吐いて自分たちの飲み物を口に運ぶのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ