変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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なんだかUAの伸びが良いような?

寒暖差がすごくなっているらしいので体調に気をつけてください。




第347話

 

 

 

 

 竜の操作するキャラクターと、“KIRIKIRI”の操作するキャラクターが画面内を駆ける。

 2人の操作するキャラクターの目の前にいるのはいまにも大穴から抜け出そうとしている巨大な眼を持つ巨体の化け物――――ゴモルス。

 2人はゴモルスの攻撃を避けながら、それぞれ左右のエリア端に存在する触手についている眼を攻撃していく。

 

 

『さすがに、2人だと厳しいですかね・・・・・・!』

「どうかね。とりあえずやれるだけやってみ、よう!」

 

 

 左右にある眼の数は合計で4つ。

 そして、いまここでゴモルスと戦っているのは竜と“KIRIKIRI”の2人だけ。

 このクエストは通常であれば12人で挑むクエストであり、平均的に半々ほどで眼に攻撃が集中するので適正レベルのメンバーがそろっているのであればほとんど時間をかけずにすべての眼を破壊することができるだろう。

 しかし、2人だけで挑んでいるということによって必然的に火力が落ちてしまっているのだ。

 眼から放たれる火炎、氷塊、落雷、旋風を回避しつつ、竜と“KIRIKIRI”は着実にダメージを与えていった。

 

 

「ガンバッテヤ―!」

「イケルイケルー!」

「みゅーみゅみゅー!」

 

 

 そんなゴモルスとの戦闘を繰り広げている竜のことをセヤナーたちは応援する。

 さすがに挑んでいる相手が相手なだけに邪魔をしてはいけないということは分かっているようで、その応援は竜の邪魔にならないように少しだけ離れた場所からおこなっていた。

 

 そして、竜と“KIRIKIRI”の攻撃により、左右に展開されていた4つの触手についていた眼が破壊された。

 

 

「っし、第一段階終了!」

『次は第二段階ですね。隙を見つけたらすぐにフルコネクトを撃ち込まないと・・・・・・』

 

 

 4つの触手についていた眼が破壊されたゴモルスはわずかに大穴の中へと落下する。

 しかし、ゴモルスはすぐに近くの壁にしがみついて落下を止めてしまう。

 直後、ゴモルスの後を追うようにして竜たちの操作しているキャラクターたちが一段下のエリアに飛び降りた。

 

 

『原初ビームは・・・・・・、左から!』

「おけ、右の腕に向かうぞ!」

 

 

 “KIRIKIRI”が言うのと同時に、ゴモルスは正面から見て左の方から薙ぎ払うようにしながらビームを吐き出した。

 このビームの火力はかなりのもので、被弾すれば間違いなく一撃で倒されてしまうほどのダメージを受けてしまう。

 それが分かっているからこそ竜たちはビームの範囲外である一番右端のエリアに向かい、そこにあるゴモルスの腕を攻撃し始めた。

 

 

「フェルカァァー・・・・・・モルトォッ!!」

『セイバーデストラクション!セレスティアルコライド!シューティングスタァァー!!』

 

 

 竜の操作するキャラクターが目の前にエネルギーの塊を作り出し、ゴモルスの腕に多段ヒットさせる。

 その隣では“KIRIKIRI”の操作するキャラクターが自身の周囲にエネルギーの刃を生み出して回転させてゴモルスの腕を切りつけ、直後にかかと落としと武器による一撃を決めてさらに大きなエネルギーの刃を作り出して蹴り放つ。

 さらに“KIRIKIRI”はついでとばかりにエネルギーの刃を4本作り出し、流星のようにゴモルスの腕に突き刺した。

 

 高速で多段ヒットする攻撃の竜と、単発火力の高い技を連続でつなげて放つ“KIRIKIRI”。

 そんな2人の攻撃を受けてもゴモルスにはほとんど堪えた様子は見られない。

 

 それどころか力強く竜たちの操作するキャラクターたちのいる足場を破壊したり、拘束する追加効果を持つ咆哮をあげたりと竜たちを苦しめる攻撃を何度も繰り出してくるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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