明日はバレンタインデーですか・・・・・・
この時勢ですから手作りチョコとか嬉しいのと、ちょっと怖くもありますよね。
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『原初の闇』その最後の姿が竜と“KIRIKIRI”の前にあらわとなる。
最後の姿、それは最初に戦ったゴモルスと、先ほど戦っていたソダムが融合した姿。
ゴモルスの一番大きな眼にソダムが刺さっており、フィールドの半分以上をダメージエリアが侵食している。
「さぁて、最後の締めだ」
『ここまでこれればあと少しですね。気を引き締めていきましょう』
動き出した原初の闇の姿に竜と“KIRIKIRI”は気合を入れなおして戦闘に挑む。
原初の闇の攻撃方法、それは先ほどまでの魔法のような攻撃を主体としていたソダムとは一転して、ゴモルスの腕による攻撃がメインとなってくる。
手を開いた状態で叩きつけをおこない、そこに追撃として火球、もしくは氷塊を放つ。
手を握りしめて地面を2回叩き、落雷、旋風、土槍を発生させる。
手を開いて押し出すようにしながら正面に突き出し、周囲にキャラクターを高く吹き飛ばす竜巻を発生させる。
といった攻撃を左右の手でランダムに放ってくるのだ。
また、手を使った攻撃以外にも最初の戦闘のときにゴモルスが使ってきていた口から吐き出してくるビーム、通称ゲロビームや、ダメージエリアを広げる攻撃、通称ゲロなんかも使ってきたりする。
ビームやダメージエリアを広げる技の通称が汚くないかと思うかもしれないが、どちらの攻撃もゴモルスの口から放たれており、さらに言えば吐き出している攻撃がどちらも白く濁っているので余計にそういったものに見えてしまうのだろう。
「フタリデココマデヤレルンヤナー」
「ダメージガタリナインジャナイカッテオモッテタヨー」
「みゅみゅみゅーみゅ。みゅいみゅい」
竜が原初の闇の攻撃を回避してカウンターの光弾を溜め、“KIRIKIRI”はジャストガードで完全にダメージをなくす。
原初の闇、ゴモルスとソダムの特徴ともいえるのが予備動作が分かりやすくて回避のしやすい攻撃だろう。
たしかにソダムとゴモルスの攻撃力は高く、一撃でかなりのダメージを受けてしまう攻撃も多い。
しかし攻撃の予備動作が分かりやすいためにカウンターやジャストガードのできるクラスであればそこまで苦労することなく被ダメを抑えることができるのだ。
とくに後継職である“ファントム”であれば回避の後に素早く攻撃をして光弾を飛ばすことが可能で、“エトワール”であればジャストガードで攻撃をし続けながらガードが、“ヒーロー”であればツインマシンガンかタリスでのカウンター攻撃が、“ラスター”であれば回避してからの前方ステップ派生の斬り捨てか後方ステップによるガードとカウンター攻撃、さらに“ラスター”で武器が光属性か氷属性であれば強化状態にまで持ち込むことが可能になる。
これだけいくつもの強力な手札があるのは後継職ならではだといえるだろう。
「オ、ユビワガゼンブコワレタデー」
「エット、イロイロナフクゴウバフガモラエルヤツダネー」
「みゅみゅい!みゅんみゅみゅみゅー!」
不意に、ゴモルスの左右の指に着けられていた指輪がすべて破壊される。
すると先ほどソダム戦に入る前にいた3人のヒロインのうちの1人の声が聞こえてきた。
声が聞こえてきた直後、竜たちの操作しているキャラクターにかなりのステータスアップがかけられる。
これはゴモルスの左右の手についている合計20個の指輪をすべて破壊したときに発動するギミックで、バフ以外に一定時間原初の闇の動きを止める効果や、かなりの大ダメージを原初の闇に叩き込む効果なんかもあったりする。
このギミックはソダム戦に入る前に現れたヒロインたちにどれだけの人数が話しかけたかによって順番が変化する。
そのため、欲しい効果があるのであればその効果を発動するヒロインにだけ話しかけたほうが良いだろう。
そして、竜と“KIRIKIRI”はかけられたバフによって強化された火力で原初の闇を攻撃していくのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ