スチームで買えるゲームもたくさんありますね。
面白そうなゲームがいくつかあってどうしようかちょっと悩んでおります。
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スマブラをやりたいというイアの勢いにおされ、きりたんは自分の部屋で一時停止させていたゲームを止めて居間に置いてあるゲーム機を起動する。
イタコ先生とずん子、ささら、つづみはプレイはせずに見ているだけでいいということで、まずは竜、ついな、きりたん、イア、オネの5人でスマブラをして遊ぶことになった。
「イィィヤッ!!」
「はぁあああああっっ!!」
「・・・・・・なんでご主人ときりたんはそれぞれが操作しているキャラクターの真似をしとるん?」
竜が操作しているキャラクターは知らない人はほとんどいないような有名な暴食ピンクボール────カービィ。
そしてきりたんが操作しているキャラクターはゼルダの伝説に出てくる絶対的な悪役────ガノンドロフ。
竜はカービィの上空に飛び上がりカッターを振り下ろして地面に着いた瞬間に前方に斬撃を飛ばす技、ファイナルカッターを放ちながらカービィの発している声を真似しており、きりたんはガノンドロフの紫色のオーラを溜めて前方を力強く殴りつける技、魔人拳を放つときの声を真似していた。
竜ときりたんのそれぞれが自分の操作しているキャラクターのそこまで似ていない真似をしていることに思わずついなはツッコミを入れる。
「・・・・・・いなさんはどうして公住くんのことをご主人って言っているのかしら?姉さんも気にならない?」
「せーのっ!ピィカァアアアアッッ!!!」
「姉さん・・・・・・」
ついなの竜の呼び方に疑問を覚えたオネはこっそりとイアに話しかけるが、竜ときりたんと同じように自身の操作しているキャラクターの真似をしているイアはオネの声に気づいていなかった。
イアが自分の言葉を聞いていないことを理解したオネはがっくりと肩を落とす。
ちなみに、イアが操作しているキャラクターはイアが真似していた声からも分かるようにかなり有名な黄色い電気ネズミ────ピカチュウだ。
ついでに言っておくとオネが操作しているキャラクターはクラウドで、ついなが操作しているキャラクターはイアと同じでピカチュウとなっている。
「いっけぇえーーー!ボルテッカァアアアアアーーーー!!」
「ちょ、マジか?!」
「掴み攻撃中に突っ込んできますか?!」
いつの間にかスマッシュボールを獲得していたイアは、カービィを掴んで次の攻撃に移ろうとしていたガノンドロフへと電撃をまといながら突撃していく。
掴み攻撃をおこなおうとしていたガノンドロフはもちろんのこと、ガノンドロフに掴まっていたカービィも攻撃を回避することは叶わず、ガノンドロフとカービィはそろって画面外へと吹き飛ばされていった。
そして、それと同時に試合のカウントダウンが終了した。
「やったー!私の勝ちぃー!」
「ぐぬぬぬ・・・・・・。最後の切り札にさえ当たらなければ・・・・・・」
「俺の方はどちらにしても1位にはなれなかったか・・・・・・」
「ふふふ、2人ともかなりきれいに吹き飛ばされていったわね」
「うーん。もうちょい上手く戦えたらよかったんやけどなー」
戦績リザルトにて大きく表示されているピカチュウの姿にイアは嬉しそうに声を上げる。
戦績リザルトを見たところ、きりたんとイアの戦績は1ポイント差しかなく、このことから最後のピカチュウのボルテッカーに当たらなければ結果は変わっていたかもしれなかった。
一番最後に綺麗に吹き飛ばされていったガノンドロフとカービィの姿を思い出したのか、オネは思わず笑い声をこぼしてしまう。
そして、操作するキャラクターを変えたり、イタコ先生とずん子、ささらにつづみを交えて竜たちはスマブラで遊んでいくのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ