変わった生き物を拾いました   作:竜音(ドラオン)

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御伽原江良さんの卒業に喪失感があります・・・・・・

動画とかを頻繁に見ていたわけではないのですが、それでも好きなVtuberの1人でしたのでショックですね・・・・・・

しいて救いなのは前向きな理由での卒業だと言っていたことでしょうか。







第376話

 

 

 

 

 スマブラで勝ったり負けたりをし、ときに悔しそうにうなり、ときに嬉しくて両手を上に突き上げる。

 東北家の居間ではそんな光景が繰り広げられていた。

 

 ときどきイタコ先生が参加したり、ずん子が参加したりと竜たちが対戦しているのを見ていたメンバーも加わって竜たちは楽しくスマブラで対戦をしていた。

 

 

「っし!これで、どうだ!」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!最後の残機があ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!」

 

 

 竜の操作するピーチ姫の最大溜めのヒップアタックを受け、エリアへの復帰をしている途中だったきりたんの操作していたガノンドロフは勢いよく画面外へと吹き飛んでいく。

 戦闘のルールはいつの間にやら時間内にどれだけ相手を落とせるかの時間制から、相手の所持しているストックをどちらが先に削り切れるかのストック制へと変更されていた。

 

 制限時間のないストック制であるために、一番最初にスマブラで強い方であるイアが竜ときりたんによって集中攻撃を受けて脱落し、他の面々も順番に落とされていっていた。

 そして、つい先ほど竜の操作するピーチ姫の攻撃によってきりたんの操作しているガノンドロフの最後のストックがなくなったのだった。

 

 

「危なかったー・・・・・・。蓄積ダメージも赤になってたし・・・・・・」

「復帰しなきゃいけない状態に持っていけたのは運がよかったねー」

「さっきのはどっちが勝ってもおかしくなかったわね」

 

 

 戦績リザルト画面になり、竜はホッと息を吐く。

 先ほどのガノンドロフを画面外に吹き飛ばした時点で、ガノンドロフの蓄積ダメージは当然ながら赤になっていたのだが、それと同じようにピーチ姫の蓄積ダメージも赤になっていた。

 スマブラにおいて画面の下に表示される一部の形式の戦い方を除いて統一されている%表示の数値は、数字が大きくなれば大きくなるほど攻撃で吹き飛びやすくなり、数字の大きさによって色も変化していく。

 そして、竜の言う蓄積ダメージが赤になってたというのはだいたい蓄積ダメージが100あたりの状態のことを指している。

 

 

「すごい勝負でしたわねぇ」

「2人のどっちが勝つのかハラハラドキドキでしたね」

「というか小学生でこの強さってすごいよね」

「それは当然じゃないかしら?だって会長の妹さんって動画投稿してるじゃない。だからオンラインでいろんな猛者たちと戦ってきているはずよ?」

 

 

 いつの間にやらお茶を用意して竜たちの戦いを観戦していたイタコ先生たちはのんびりとお茶を口に運びながら竜たちの対戦の感想を言っていた。

 不意に居間の壁に掛けられている時計が鳴る。

 見れば時間は5時を指しており、外もやや暗くなり始めていた。

 

 

「っと、もうこんな時間なのか・・・・・・」

「あ、本当だ。私たちも帰らないと」

「意外と時間が経っていたのね・・・・・・」

 

 

 時計を確認した竜たちは使っていたコントローラーを片づけ、帰る準備を始める。

 竜の言葉にイタコ先生やずん子も時計を確認し、お茶を飲むのに使っていた湯飲みなどを片づけ始めた。

 

 

「うっし、とくに荷物もないし。帰るかー」

「せやねー」

 

 

 もともとが散歩をしていただけな竜とついなは荷物などもなく、自分の使った湯飲みなどを運んで軽く伸びをする。

 伸びをした竜とついなは東北家の玄関へと向かっていった。

 

 

「竜兄さま、次こそは負けませんからね」

「おう。俺もきりたんに負けないように練習しとくよ」

「うちも次こそはきりたんに勝って見せるでー!」

 

 

 わしゃわしゃときりたんの頭を撫でながら竜はきりたんに言う。

 そして、きりたんに見送られながら竜は東北家を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰のヤンデレが読みたいですか? その16

  • 佐藤ささら
  • 鈴木つづみ
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