ランクマは魔境・・・・・・
ブロンズランクなのに残り2部隊か3部隊で負けてしまうのは悔しいなぁ・・・・・・
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朝ご飯を食べ終え、竜は学校にいく準備を進めていく。
といっても教科書や体育着などは用意してあるので、他にやることがあるとすれば玄関以外の家の戸締まりなどの確認くらいなのだが。
「・・・・・・これでよし、と」
「こっちも片づけは終わったでー」
窓のカギの確認や、部屋の電気がつけっぱなしになっていないかの確認を終えて竜とついなは玄関に移動する。
すでに玄関にはひめとみことがおり、竜たちのことを待っていた。
「それじゃあ学校に行くっちゃね」
「今日もいい天気で良かった」
「天気が悪いとそれだけで気分も落ち込んじゃうしな。っと、そうだ。学校までの道を一緒に行ってみるか?さっき聞いたやり方の練習もかねて」
「おー、ええんちゃう?練習しとけば今後もやりやすくなるやろうし」
玄関で竜とついなのことを見送ろうとしているひめとみことに竜は提案する。
家から学校までの距離であればそこまでは離れておらず、ひめとみことの依り代となる練習にはちょうどいいのではないかと考えたのだ。
竜の言葉についなもうなずきながら答える。
「竜お兄さんは・・・・・・、その、良いん?」
「ああ、べつに構わないよ」
確認するようにひめは竜に尋ねる。
自由に遊びに来て遊ぶだけでなく、そこまでしてもらってもいいのか。
普段から無邪気な笑顔を見せているひめもさすがに申し訳なく思ったのか不安そうな表情になっており、そのとなりではみことも同じような表情になっていた。
不安そうにしている2人に微笑みかけながら竜は問題ないと答える。
「それで、どうやったらいいんだ?」
「あ、えっと、竜お兄さんはうちらに霊力を流すだけで良いったい」
「そしたらボクたちが自分たちで霊力を調節して竜さんとボクたちの間に
どうすればひめとみことの依り代となれるのか、それを竜は2人に尋ねる。
竜の言葉に2人は霊力を流してもらえればあとは自分たちでできると答えた。
2人の言葉に竜はさっそく2人に霊力を流そうとするが、ここでついなによってストップがかけられた。
「ちょい待ちい。ご主人、いまどんくらいの霊力を流そうとしたん?」
「え、どんくらいって・・・・・・。いつもの量くらい?」
竜が霊力を流すのを止めたついなは竜にどのくらいの量の霊力を流そうとしていたのかを尋ねる。
ついなの言葉に竜は、普段からついなに渡しているのと同じくらいの量の霊力を流そうとしていたことを答えた。
竜の答えについなは思わず額に手を当てる。
「ご主人、前にも言ったやん。うちは慣れたから今の量で平気やけどこの2人は慣れてへんから流す霊力の量は少なくした方がええって」
「・・・・・・あ、そういえば言ってたな」
ついなの言葉に竜は記憶をたどり、過去についなに言われたことを思い出した。
それと同時に竜から多めの量の霊力を流されそうになっていたことを理解したひめとみことは過去に竜から霊力を多めに流し込まれたことを思い出し、顔を赤く染めていた。
そして、ついなに言われた通りに2人に流し込む霊力の量に気をつけながら竜は2人に霊力を流し込むのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ