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少々手間取ってしまったが、どうにか竜はひめとみことに十分な量の霊力を渡すことができた。
なお、ところどころでうっかり2人に流し込む霊力の量の調節をミスって多めに流してしまい、ひめとみことは「ふひゃぅっ?!」やら「うにゃあっ?!」なんて声が漏れてしまっていた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・。とりあえずこれでオッケーっちゃね・・・・・・」
「そ・・・・・・、そうったいね・・・・・・」
やや呼吸が荒くなりながらもひめとみことはどうにか竜を依り代とすることができたようだ。
2人がこんな状態になってしまっている原因が自分の霊力を上手く渡すことができなかったことにあると分かっている竜は申し訳なさそうに2人を見ていた。
「えっと、これで2人は俺の近くなら自由に動けるようになったのか?」
「大丈夫ったーい・・・・・・」
「は、はい。これで問題はないです・・・・・・」
「そうやと思うで。ご主人と2人の間になにか繋がりみたいなもんを感じひん?」
ひめとみことの依り代となったことに対していまいち実感の湧かない竜は確認をするように2人に尋ねる。
竜の言葉に2人はしっかりとうなずき、竜が依り代となっていることを肯定した。
2人の言葉についなもうなずき、竜に2人とのつながりを感じることができないかと尋ねた。
ついなに言われ、竜は自分とひめとみことの2人の間にあるであろう繋がりを意識してみる。
「・・・・・・これ、か?なんか俺の胸のあたりからひめとみことに向かって何かが伸びているような感覚が・・・・・・、自信はないけど」
「たぶんそれだと思うで」
自分の身体の中へと意識を向けた竜は、ぼんやりとしたなにかが自分の身体から2本のなにかが伸びてひめとみことに繋っていることを感じた。
といっても本当にぼんやりとした感覚なので、本当にこれで合っているという自信は持てないのだが。
竜の言葉についなはそれでほぼ間違いないだろうとうなずいた。
「とりあえず、2人が大丈夫なら学校に向かうか。そろそろ家を出ないとさすがに遅刻するかもしれないし」
「遅刻は絶対にあかんからなー」
「レッツラゴーったい!」
「竜さん、頭の上に失礼しますね」
そう言って竜は家の鍵を閉め、すでに竜の家の前に集まっている茜、葵、ゆかり、あかりのもとへと向かっていく。
そんな竜の頭の上にはいつものようについなが乗っており、ひめとみこともついなと同じように体の大きさを小さくして竜の頭の上に乗っていた。
「おはようさんやー。竜が一番最後やなんて珍しいこともあるもんやね?」
「おはよう。もしかして月曜日だから布団からなかなか起きられなかったとか?」
「いや、それは葵さんでは?っと、おはようございます」
「竜先輩、おはようございます!」
「おはよう。ちょっといろいろあってな」
竜の姿を確認した茜たちは口々に朝の挨拶をする。
茜たちの挨拶に手を上げながら竜は応えた。
そして、茜たちと合流した竜は雑談をしながら学校へと向かうのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ