どうにかAPEXでブロンズからシルバーに・・・・・・
ここからはポイントにマイナスも入ってくるからなるべく上位を狙っていかないとですね。
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お昼ご飯を食べ終わり、竜たちは保健室でのんびりと会話をしていた。
ひめとみことも茜からもらったお弁当をすでに食べ終わっており、いまは保健室のベッドの上で2人してゴロゴロとリラックスしている。
「それにしてもイア先輩とオネちゃん、2人の人気はぜんぜん収まらないよね」
「そうね。ありがたいことなんでしょうけど、流石にそろそろ落ち着いてほしいわ」
「私の方はずん子ちゃんたちに助けてもらっているからまだ良いんだけど、オネちゃんの方はみんなして話したいみたいなんだよね」
イアとオネのいまだに衰えない人気にマキは用意していたお茶を飲みながらつぶやく。
マキの言葉にオネは疲れた表情で答えた。
オネの言葉に続くようにイアも困ったような表情になりながら言う。
「人気があるっちゅうんも困りもんやねぇ」
「そうだね。ボクだったら耐えられなくてずっと逃げちゃうよ」
疲れたような表情を浮かべているオネや、困り顔のイアを見て茜はしみじみとつぶやく。
茜の言葉に葵もうなずきながら言う。
葵の言葉を聞き、竜たちはたくさんの生徒たちに集まられて逃げ出す葵の姿を想像し思わず苦笑してしまった。
「まぁ、留学生ってだけでも珍しいのにそれが2人そろって美人さんなんだから仕方がないんじゃないか?」
「また竜先輩はそんなことをシレっと言って・・・・・・」
「び、美人・・・・・・?!」
「えへへへ、そう言われると照れちゃうかな」
イアとオネの人気がまったく収まらないであろう理由として竜は2人が留学生で美人だからだろうとあっさりと言う。
竜からすれば事実を言っているだけでとくに何かを意識して言ったわけではないのだが、それでも茜たちはなんとなく面白くはないので少しだけむすっとした表情になってしまう。
さらりと自然に言われた竜の言葉にイアは少し恥ずかしそうに、オネは顔を赤くして驚いた表情を浮かべていた。
「思ったことを素直に言ってしまうの美点かもしれませんが、ときには気をつけた方がいいと思いますけどねぇ・・・・・・」
「でもあの様子だと竜お兄さんは理解してなさそうに見えるっちゃね?」
「鈍感・・・・・・、というよりも自分の発言でなにかあるとは思っていない、という感じですかね?」
保健室のベッドでゴロゴロとしていたひめとみことの動きを止めながらイタコ先生は竜のことを困った子を見るような視線を向けながらつぶやく。
イタコ先生の言葉にひめとみことは、竜が茜たちが急に不機嫌になったことに不思議そうに首をかしげていることに対して思ったことを言う。
「それよりも2人とも?保健室のベッドは病気の人が寝るところですので降りてほしいのですけど?」
「はーい」
「すみません。お腹がいっぱいで横になれそうだったのでつい・・・・・・」
竜のことはひとまず気にしなくても大丈夫だろうという結論を出し、イタコ先生はひめとみことをベッドの上から降ろす。
保健室のベッドは体調不良の生徒が横になるための物。
そのため健康なひめとみことがゴロゴロとしていていい場所ではないのだ。
イタコ先生の言葉にひめとみことは素直にうなずき、ベッドの上から降りる。
そして、そのまま座っている竜の膝の上へと向かって行くのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ