アンケートはほとんど決まったも同然ですかね?
一応はUA106000になるまでは続けます。
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ひめとみこと、ついなを頭や肩に乗せながら竜は“cafe Maki”でバイトをする。
竜の接客をする様子をひめとみことは楽しそうに眺めていた。
「ご主人、あっちの席が空いたで!」
「分かった」
ついなの声に答えて竜は指示されたテーブルに置かれている食器類をまとめて片づけていく。
いつもと同じようにテーブルの上の食器類を竜が片づけていき、台拭きを使ってついなはテーブルの上を拭いていった。
「なぁなぁ、うちらもなんか手伝った方がよか?」
「だよね。なにかできることってありませんか?」
「手伝えることかぁ・・・・・・」
竜の肩に乗っているひめとみことは竜になにか手伝うことがないかを尋ねる。
2人の言葉に竜はどうしたものかと考える。
竜としては2人に自由に外の景色を少しでも見せられればいいと思っていただけなので、2人になにかをしてもらおうとは考えていなかったのだ。
「べつになにもしなくても良いんだぞ?」
「んーん、そう言ってもらえるのは嬉しいったいけど、やっぱり見てるだけっていうのはいかんと思うっちゃよ」
「ですので、なにかボクたちにもできることがあれば手伝いたいんです」
一応、竜は2人に手伝う必要はないと伝えるのだが、2人は納得がいかないようで首を横に振る。
どうしたものかと頭を悩ませる竜は、手伝いをするにしても許可が必要だろうということで一先ずマキの父親に相談してみることにした。
「すみません。少しいいですか?」
「うん?どうかしたのかな?」
キッチンで料理の作っているマキの父親の邪魔にならない場所に立ち、竜は声をかける。
竜に声をかけられたマキの父親は料理を作る手を止め、竜へと顔を向けた。
「じつは、自分の知り合いの子たちが手伝いをしたいと言っていまして・・・・・・」
「知り合いの子?どうしてまた急に?」
竜の言った知り合いのこと言う言葉にマキの父親は不思議そうに首をかしげる。
まぁ、いきなり職場で知り合いが手伝いをしたいと言っている子がいると言ってくれば誰でも不思議に思ってしまうのは仕方がないことだろう。
マキの父親の言葉に竜はうなずき、キッチンの外で元の大きさに戻って一般人にも見えるような状態になっていたひめとみことを呼ぶ。
「えっと、この2人の“女性たち”は・・・・・・?」
「こんにちは!竜お兄さ────ゲフンゲフン。竜さんの友人で
「もう少し落ち着きを・・・・・・。ええっと、同じく竜さんの友人の
キッチンに入ってきたのは桃色の少女と青色の少女────ではなく、おそらくは大学生くらいだろうと思われる綺麗な2人の女性たちだった。
この姿はひめとみことが自分たちの姿を操作して変化したもので、見た目だけが成長したものとなっているのだ。
現れた2人の女性にマキの父親は困惑しながら竜に尋ねる。
「あー、この2人は自分の知り合いでして、この辺のことを教える代わりに俺のバイトを手伝いたいと申し出てきてくれたんです」
「そ、そうなのかい・・・・・・?」
マキの父親の言葉に竜は先に考えておいた理由を答える。
竜の言葉にマキの父親は納得したのか、不思議そうにしつつもうなずく。
「えっと、それじゃあ、手伝ってくれるというのであればお願い・・・・・・しようかな?」
「やったー!頑張るったい!」
「ボクも頑張りますね」
困惑しつつもマキの父親は一先ずはひめとみことの2人が手伝うことを了承する。
マキの父親の言葉にひめとみことは嬉しそうにガッツポーズをとるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ