お気に入り登録をしてくれている方が増えてきている・・・・・・?!
嬉しい気持ちもありますがやや困惑の気持ちが大きいです。
登録していただきありがとうございます。
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マキの父親に休憩に入っても良いという許可をもらったひめとみことは、マキの父親からもらったケーキを持って空いている席に2人で座る。
2人はマキの父親からもらったケーキを見て目をキラキラとさせていた。
「ふふふ、2人ともめっちゃ喜んどるなぁ」
「だな。普段が学校にいることが多いからこういったバイトみたいなことも楽しそうにやってるし。連れてきて良かったよ」
嬉しそうにケーキを食べるひめとみことの姿をみてついなは思わず笑みをこぼす。
ついなの言葉に竜も笑みを浮かべながらうなずいた。
そんな竜のもとにマキが早足で近寄ってくる。
「ね、ねぇ、竜くん。あの2人は竜くんの知り合いなの?お父さんから竜くんから紹介されたって聞いたんだけど・・・・・・」
「あの2人っていうとそこの2人のことか?」
やや不安そうにしながらマキはケーキを食べているひめとみことのことを見つつ竜に尋ねる。
マキの言葉に竜は確認するように聞き返した。
竜の言葉にマキは間違っていないとしっかりとうなずく。
「う、うん。私たちが見たことのない人だったからちょっと気になって・・・・・・」
「あー、まぁ、あの姿じゃ分からないよな。でも、あの2人はマキたちが知らない相手じゃないぞ?」
マキの言葉に竜は分からないのも仕方がないと理解し、苦笑しながら知らない相手ではないと教える。
竜の言葉にマキはきょとんとした表情になって竜とひめとみことを交互に見た。
「え、私たちが知っている人・・・・・・?」
「ああ。まぁ、いつもはもっと年下の姿だけどな」
「ちゅうても気づくんは難しいんやないかなぁ・・・・・・」
さすがにこれだけの情報ではひめとみことだと気づくことはできないようで、マキは腕を組んで首をかしげていた。
首をかしげているマキの様子についなは苦笑しながらつぶやくのだった。
「あ、マキー!マキのお父さんの作ったケーキめちゃウマっちゃね!」
「もう、口の端にクリームがついたままったい・・・・・・」
「あれ、この感じもしかして・・・・・・」
不意に、ケーキを食べていたひめがマキに向かって元気よく手を振りながらケーキの感想を言う。
そんなひめの口元はケーキのクリームで汚れており、それをみことがテーブルに置いてあるナプキンで拭き取っていた。
急にひめから声をかけられたマキは、その話しかけてきた感じにどことなく覚えがあることに気がつく。
「え・・・・・・。もしかして、学校のあの2人?」
「おう」
ようやく大学生のような2人の正体がひめとみことだということに気がついたマキは確認するように竜に尋ねる。
マキの言葉に竜がうなずくと、マキは目を閉じて額に手を当て、少しだけ考え始める。
そして、少ししてから目を開いてもう一度ひめとみことを見る。
「・・・・・・ぜんぜん見た目が違うんだけど?!」
「まぁ、俺もちょっと驚いたけど梅の木の精なわけだし何でもありかなぁ、って」
普段のひめとみことの姿は小学生の低学年当たりの少女の姿であり、いまの大学生のような姿とは似ても似つかないほどに違っている。
そのことにマキは思いっきりツッコミを入れた。
そんなマキの言葉に竜は頬を掻きながら答えるのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ