時間ギリギリぃ・・・・・・
話の内容がなぁ・・・・・・
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ひめとみことの手伝いによって“cafe Maki”でのバイトもけっこう楽に終わり、ひめとみことは大学生のような姿から竜の肩に乗れるような小さな姿に戻っていた。
小さな姿になる前にちゃんとマキの父親に手伝わさせてもらったお礼は言ってあるので、いなくなって驚かれるようなこともなかった。
「バイトっちゅうんもけっこう楽しかったばい!」
「初めての経験だったから新鮮だったかな」
竜の頭の上に乗りながらひめとみことは“cafe Maki”でバイトをした感想を言う。
ひめとみことが楽しそうに話しているのを聞きながら、竜は連れてきて良かったと内心でホッと息を吐いていた。
「あ、竜くん。今日も家で食べていくでしょ?」
「あー、そうしたいのはやまやまなんだが・・・・・・」
バイトの服装から元の服装に着替えた竜にマキが声をかける。
すでにゆかり、茜、葵、あかりの4人は帰っており、マキはいつものように竜を晩ご飯に誘う。
マキの言葉に竜は少しだけためらうようにしながら頬を掻いた。
いつもとは様子の違う竜にマキは不思議そうに首をかしげる。
「どうしたの?」
「いやな?今日は俺といなだけじゃなくて2人も増えているからさ」
マキの言葉に竜はためらっている理由を答えた。
普段であれば竜とついなだけなのだが、今日はそこにひめとみことの2人も追加されている。
そのため、普段の倍近い量の食べ物が必要になってしまうのだ。
それが分かっているからこそ竜はマキの家で晩ご飯を食べることをためらっていた。
「あー、そっか。あの2人もいるんだっけ」
「ああ。だから今日は遠慮しておこうかと・・・・・・」
竜の言葉にマキはひめとみことがいることを思いだし、納得したようにうなずく。
うなずくマキに竜は今日は晩ご飯をマキの家で食べるのを断ろうとする。
そんな竜の言葉を遮るようにマキは竜の手を取った。
「それならいつもよりもちょっと多めに晩ご飯を作らないとだね」
「え、いや、わざわざ多く作ってもらうのは・・・・・・」
いつもよりも多く作れば問題ない。
シンプルな結論に至ったマキの言葉に竜は困惑する。
その結論は間違ってはいないのだが、それでも食費という点では間違っていた。
「いや、でも・・・・・・。いいのか・・・・・・?」
「うん!」
「マキのお父さんのケーキはめちゃウマだったけん。晩ご飯も楽しみっちゃね」
「うん。どれぐらい美味しいのかな?」
マキの言葉に竜は最初断ろうとするのだが少しだけ考え、確認するようにマキに尋ねた。
竜の言葉にマキは力強くうなずく。
マキの言葉にひめとみことはワクワクとした感情を隠さずに言うのだった。
誰のヤンデレが読みたいですか? その16
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佐藤ささら
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鈴木つづみ